IPPOさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

怪物(2023年製作の映画)

3.2

一番素晴らしいのは田中裕子。
見どころはそんな田中裕子に立ち向かう安藤サクラ。2人の演技合戦。

構成は面白かった。複数名の目線で少しずつ明かされていく真相。しかし「真相」というほどエンタメ的に面白い
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.7

ようやく観た。
好きだなー、この手の内容。
芳根京子も北川景子も良かった。ちょっと前まで芳根京子ってこういう複雑な内面を抱えた女の子の役が多くて。最近年相応の等身大の女の子役が素敵だけど、こういう難役
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.1

いや泣きましたね。
何度泣けば良いのやらというくらい泣きました。

正直菅田将暉も森七菜も好きではないのだけど、2人とも上手いんだもの。見事でしたよ。さらにその遥か上をゆく役所広司の演技たるや…

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聖なる復讐者(2022年製作の映画)

3.7

ジニョン青年目当ての女子が多いこと多いこと…韓国映画の洗礼を受けダンマリにならないと良いですがね 笑。

でも何故かクライマックスの見せ場がブリーフ一丁浴場乱闘なんである意味ファンサービスというのか…
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アタック・ザ・ガス・ステーション!(1999年製作の映画)

3.2

韓国映画にハマった当初から長年見たかった作品。取り扱いが全然無かったのだけどいきなりU-NEXTに登場。

これはこれは…思ってたよりキャストが豪華〜。
イ・ソンジェ、ユ・ジテをはじめとした主役4人組
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.8

すさまじく不幸!
良い出来だ。

韓国映画のせいでこの手の底辺貧困のもがきと不幸の描写に慣れ過ぎてしまっていました…が、日本映画でこの手の内容はなかなか頑張ってると思った。

そこそこお金も掛かってる
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

3.8

高評価なので気になっていた作品。
実話ベース。国民に馴染みの加湿器メーカーによる健康被害。メーカーに対する謝罪と真相究明に挑む者たちの奮闘を描いた社会派作品。お約束の下衆な弁護士との争いもあり。

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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.7

今週韓国ソウルへ行って来ました。
コロナ禍前以来4年振りの韓国にとっても満たされ、まだ余韻に浸っていたい!って事で早速公開初日に本作を。

チェ・ミンシク氏、とっても良い役。
少年とおじさんの交流の鍵
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

2.2

つまんね〜

愛すべきクズ男たち!そんな男らを嫌いになれないウチら最高〜!ってベロンベロンに酔い潰れて居酒屋をオアシス化して若い世代に「あぁなりたくないよねぇ」って思われながら男運の無さを嘆いてる女の
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高速道路家族(2022年製作の映画)

4.2

前評判通りとても良かった!
久々に胸にきちんと届く韓国映画を劇場で観られて良い時間だった。

『パラサイト』に匹敵する見応え…的な前評判を聞いていたけど、確かに確かに。だけど追従や模倣じゃなく、こちら
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死を告げる女(2022年製作の映画)

2.9

うぉー。こっち系か。
ネタバレになるから語りづらいけど。
中盤で毒親(毒母)がテーマかいな?と思ってたけど、色々複雑な題材が絡まったストーリーでした。

親子(母娘)共依存、人格障害、女性の自己実現、
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マネーボーイズ(2021年製作の映画)

3.0

台湾映画。予告編見て気になったやつ。『あの頃、君を追いかけた』のクー・チェンドンがゲイの男娼を演じる。マネーボーイズって言うタイトルの割に「お金×性×裏社会」って内容じゃ無かった。

よく言えば純愛モ
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見知らぬ隣人(2022年製作の映画)

3.7

こんなマイナーな韓国映画を公開初日の金曜夜に見ちゃう自分!いいね!
って事で、結構楽しく見れました。

主演のオ・ドンミン、誰?って感じだったけど、色んな作品の脇役で見た事あるんだろうな。(調べたがこ
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ステラ SEOUL MISSION(2022年製作の映画)

3.5

意外とヒューマンドラマ。「父ちゃんの一生とポンコツ車と僕」的な物語。
調べたところステラ とは、韓国ヒュンダイ自動車が1983年に発表したセダン型自動車のこと。

ソン・ホジュンって色んな日韓の俳優を
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人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

3.0

やっとレンタル&配信開始したー。
微妙そうだなぁ…と思って劇場鑑賞をやめた一作。まぁ…よくある韓国映画な感じで。

ファン・ジョンミンがファン・ジョンミンを演じるところが最大の売りで、国民的スターが誘
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.4

「これで良いのかソ・イングク!」

…えーっと… …主演はソ・イングクって聞いてたんすけど、間違っちゃったかなぁ…。見せ場はケツ出し立ちションオンリー!?

…ということで。これ、チャン・ドンユン青
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ホームレス ある家族の選択(2020年製作の映画)

3.4

ジャケ写がちょっと詐欺気味なのでご注意を笑。撮影後だいぶ経ってからジャケ写を撮ったんかなぁ。(てか写真の2人って本当に同一人物?笑 )

新人監督作品とは思えぬ良い出来に驚きました。B級ミニシアター系
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キル・ボクスン(2023年製作の映画)

4.0

面白かった!!
察するにタイトルは『キル・ビル』に引っ掛けてるのかと。韓国版キルビル!!

ありがちな殺し屋稼業アクションとは趣を変え新感覚な一作。母としての自分と殺し屋としての自分。二つのアイデンテ
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ロストケア(2023年製作の映画)

3.6

サイコパスとの対峙を描いてるのかと思ったが、ごくごく普通にヒューマンドラマだった。
心をえぐられるような悲しみや感動が期待よりも少なくて肩透かしだったが、キャスト陣の演技は素晴らしかった。

長澤まさ
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オマージュ(2021年製作の映画)

3.3

60年代、激動の韓国で女性映画監督となり、その道を開いた実在の人物(多少設定を脚色している)にスポットを当て、韓国社会の一つのテーマになっているフェミニズムに柔らかく光を当てたヒューマンドラマ。

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シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)

4.4

面白かった。哀愁×愛憎。
実話を基に、幾つもの要素が丁寧に落とし込まれていて、映像的にも満足度が高い。

群像劇だけどきちんとイケメンジン・ボーランが主役としてまとまってる脚本が良い。気合いの入ったア
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

韓国映画鑑賞 700 作品目!

として選んだのは待望のパク・チャヌク監督の新作。

…え、パク・チャヌク、どうした!?エロさ、グロさを排除しやたらと大人なラブサスペンス。良い意味で。スマホやスマート
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.9

泣けた泣けた泣けたよもう…

音楽が題材の漫画や小説はやはり作中の音楽を聴くことができないもどかしさという弱点がある。
だから本作が下手な実写でなく、そのままアニメ映像化となり、素晴らしい音楽と映像で
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スマホを落としただけなのに(2022年製作の映画)

3.6

いよいよ配信スタート!

韓国映画界屈指の演技派若手の座を手にしているチョン・ウヒ×イム・シワン共演とは!

日本のオリジナル版は観たこと無いが、スマホ依存社会の韓国にピッタリとハマった内容で良い仕上
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夏時間(2019年製作の映画)

3.4

弟くんの演技というか存在そのものが素晴らしい〜。笑えるし泣けるし可愛い。

思春期の姉
幼く素直な弟
離婚したばかりの父
旦那と上手くいってないらしい伯母
高齢で体調の悪い祖父

どこにでもあるような
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.5

原作・脚本ヨン・サンホ。ドラマ『謗法』の劇場版なんだとか。ドラマを観てなくてもOKなスピンオフ版だそう。

いやぁ、カッコ良かった。
カッコ良いゾンビ、と言うのか。ファンキーだったよね彼ら。
既存のジ
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パーフェクト・プロファイラー 命がけの恋愛(2015年製作の映画)

3.6

普通におもろい。

酷評レビュー多いから期待値低めで見たのが良かったのかな笑。豪華キャスト、美男美女。おバカサスペンスコメディ。気楽に見れる。

いつか見ようと思ってたらいつのまにか配信に全く無くてレ
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JUNG_E ジョンイ(2022年製作の映画)

2.7

『新感染』で鷲掴みに合い、韓国映画にハマること5年経過。そのきっかけを与えてくれたヨン・サンホ監督の新作!

『地獄が呼んでいる』で完結しない摩訶不思議なやり口で新機軸を成し遂げたヨン監督。本作は、架
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.9

ようやく見れた。
一言、面白い!満足度高し!

自分にとって特別なお気に入り作品『JSA』のダブル主演俳優であるイ・ビョンホンとソン・ガンホが再び本作でダブル主演的に共演していることにまず胸アツ。
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恋人たちの食卓(1994年製作の映画)

3.7

ふふふ…
全てはこのジャケ写がヒント!

90年代、台湾の名作3部作の1つ。正月三が日で見た最後の映画。

男手1つで3姉妹を育てた料理の巨匠の父ちゃんは実は味覚障害を患ってる。お年頃の娘たちはそれぞ
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ペントハウス エレファント(2009年製作の映画)

2.9

2023韓国映画開きの一作。
長年スルーしていたチャンヒョク氏主演作。(タイトルやジャケから到底面白いと思えずにいた)

いや、これ…なんなの、ある意味力作。

セックスに不倫
→韓国映画ありがちなメ
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君のためのタイムリープ/私を月に連れてって(2017年製作の映画)

3.9

2023年最初のレビューです。
今年は台湾映画から初めてみました。

いや〜、予想より好きな感じだった。世代のせいかな?90年代の日本のカルチャーがこんなにも台湾で受け入れらてたなんて知らなかった。
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LIES/嘘(1999年製作の映画)

3.0

今年最後の映画鑑賞がまさかのこれ。
知る人ぞ知る韓国で物議を呼んだ猥褻ムービー!

配信にも都内のレンタル屋にも無くて無くて…と思ってたら帰省先の地元のTSUTAYAにある事がわかり足を運ぶという大晦
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四月の雪(2005年製作の映画)

4.1

う〜〜〜〜んっ!良かった!

ヨン様×若きソン・イェジン
この2人のオーラ文句なし!

実はヨン様の主演作品を、というかヨン様の演技をきちんと見たのは初めてでして(かの有名な冬ソナは未鑑賞)。え、ヨン
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

2.3

年末年始休暇で見ようと決めていた一作。

新劇場版シリーズ、一通り見てきたけどやっぱりTVシリーズシアルタイム視聴世代としては、「……………はぁ?」という感想が…苦笑

そりゃそうだよ、この厨二病的世
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運命のマッチアップ(2019年製作の映画)

3.6

映画スラムダンクに感動し、バスケちょっと好きかも!脳になってる今見るには良かった。台湾発の高校バスケ青春ムービー。

母は若くして死に工事現場を転々として稼ぐ父は不在がち。バスケに熱中する事でその淋し
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