第二次世界大戦中の、ナチスによるホロコーストを記録したアラン・レネ監督作。
ずっと前から観なければならないと思いつつ、今の今まで観ていなかった。そんな方は多いはず。それは全く良くないと思う。これは全世>>続きを読む
憧れの淡島千景さまの記念すべきスクリーンデビュー作。いきなり千景さまのビキニ姿…♡
昭和20年代に新聞に連載されていた小説からの映画化。
コミカルな中にもホロリとするほろ苦さのあるお話。
主人公の犬丸>>続きを読む
ルイ・マル様の鑑賞はこれが3作目で、先の2作とも好きだけれど、これはどうなんだろう…。キライではないけれど、テーマについて行けなかったかな…。
主人公ローラン(ブルノワ・フェルレー)は3人兄弟の末っ>>続きを読む
音楽とか闘牛とか生ハムとかトルティーヤとか、スペインが数多く散りばめられていて良かったし、ペネロペの映画デビュー作だけあって若く美しい彼女を堪能できたのも良かったけれど、主要人物の6人の気持ちのブレ方>>続きを読む
主人公、マクマーフィーを演じるのは怪優ジャック・ニコルソン。ハッキリ言って、どハマり役。地のままなんだもの…(そう見える笑 )。ニコルソン以外に誰がマクマーフィーを演じきれるというの… ?(あ、若き日>>続きを読む
1972年、真夏。60年代にアメリカのワッツ市で起こった暴動事件「ワッツ暴動」を記念してLAのコロシアムに10万人以上の黒人が集結し、6時間超の大規模フェスが行われた。ウッドストックの黒人ver.と言>>続きを読む
戦後間もない頃、極度にお腹を空かせ行き倒れ状態のツル(乙羽信子さま)が、通りがかった見ず知らずの男、徳さん(殿山泰司さま)に、か細い声で助けを求め、彼からパンを恵んでもらう。その後ツルは、横浜のルンペ>>続きを読む
純真無垢で、まさに赤ずきんちゃんのような少女、カーリン(ビルギッタ・ペテルスン)が、教会にロウソクを届けに向かう道中、見知らぬ男たちにレイプされ、呆気なく殺された。復讐を誓った父親(マックス・フォン・>>続きを読む
主人公、アイーダ(クラウディア・カルディナーレ)はシングルマザーで、子供を施設に預け、ナイトクラブで歌手として日々を繋ぐ底辺生活をしていた。そんな彼女が惚れた男、マルチェロ(コラッド・パーニ)に突然、>>続きを読む
原作は川端康成さまの「みづうみ」。
良い意味で人間離れしている茉莉子さま。
のっけから、えっちいシーン。全編にわたってそのシーンはかなり多め。
でも、えろくない(と私は思った)。
いつもの無表情な茉莉>>続きを読む
あゝ70年代の空気感だなぁ……
頻繁に流れるのはエルトンの曲。
冒頭での、トランクを持って歩く少女も、タバコをふかすサングラスの少年も、まるで大人の行動… なのに、まだまだあどけなさが残って見えた。>>続きを読む
SS様……❤︎
かつて、スライ&ザ・ファミリー・ストーンという名の、黒人&白人の男女のメンバーからなるバンドを率いて、ロックとソウルを融合したサウンドを実現なさっていた、消息不明だった伝説の天才ミュー>>続きを読む
ブギーマンことマイケル・マイヤーズは、6歳の幼さで、姉を包丁で刺し殺してしまう。
その後マイケルは精神病院に入れられており、そこでの生活が15年を過ぎた時のハロウィンの前日に病院から抜け出し、出刃包丁>>続きを読む
ヒロインのイレーナ(シモーヌ・シモン)は、猫族の血筋の家系に生まれてしまった不幸な女性…。恋をし、恋人とキスしたり抱かれたり、嫉妬や欲望を持ってしまうと、自分の意思とは無関係に邪悪の心が芽生え、豹に豹>>続きを読む
テーマ曲「ピリカ ピリカ」。
岡田茉莉子さまの優雅な身のこなしとあのお美しいお口から語られるしなやかなのに意思のあるお言葉のすべて… スッカリ魅せられてしまいました…。
そんな美貌の茉莉子さまの道なら>>続きを読む
back numberの同名曲を元に作られた、短い短い物語。
back number好きな方にはイイのではないでしょうか…。
ラストに流れる曲…。
ほろ苦い恋物語です……♡
面白くなかったの>>続きを読む
舞台は1944年に終戦を迎えたばかりのイタリアのとある田舎町。パルチザンのひとりの若者ブーベ(ジョージ・チャキリス)は戦後も、ファシストを根絶してやる!の思いで活動を続けていた。この時ブーベが、同じく>>続きを読む
オリジナルの韓国版の完コピに近いらしいけれどそちらは未見。ポスターの感じからも見るからに女子向けっぽい… でもガラ空きの劇場で男女比はキレイに半々だった。
90年代(個人的にはあまり好きではない年代>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
内田春菊氏の母性(というか母乳… )を感じずにはいられない作。
キモ要素を網羅。
父(遠藤憲一さん)と母(内田春菊さん)、そして娘と息子の4人家族。そこに不埒な謎の居候(渡辺一志さん)も加わる。何故こ>>続きを読む
主人公、妙子(岸恵子さま)は、名家に生まれたとはいえ、父親と女中との間に生まれた不義の子だった(既に両親とも亡くなっている)。妙子の伯父の素六(笠智衆さま)は一人息子を戦争で亡くした悲しみから、自ら命>>続きを読む
福島県の南会津の穏やかな田舎。
全てがキレイだった。
同県の福島市ご出身の詩人、長田弘さまの作品が随所で朗読される (ちゃっかり?高村光太郎さまの作品も一つだけあったりした)。 登場人物たちの心の在り>>続きを読む
30代後半のキングの、1972年4月の全米ツアー時のドキュメンタリー。
微妙。(作品ではなく、彼が…… )
エルヴィスに詳しいわけけではないので、ざっくり言うけれど軍隊に入る前までの彼が好き。
比類な>>続きを読む
メインの登場人物全員が「他に」好きな人がいるドロドロ作。なのに不快さの少ない印象なのは、主人公のおふたりの関わり合いからくるものなのかもしれない。一見、入り組んでいるようでも、ははぁ、コレがこうなって>>続きを読む
ニューヨークの貧困地区が舞台。序盤で既に兄のコニー(ロバート・パティンソン)の、知的障害者の弟のニック(ベニー・サフディ・監督 )に対する異常な溺愛ぶりが表れていた (「お前の仲間は俺だけ。」などと弟>>続きを読む
原題 2:37。監督が19歳当時に制作した作品。
冒頭、誰かが学校で自殺したシーン(午後2時37分・原題はこの時刻の意味)。そして時間を遡らせ、そしてその誰かの自殺でラストとなる。
鑑賞中は、絶えず自>>続きを読む
サイコスリラーと呼ぶのがしっくりくるけど、サスペンスでもありホラーでもあった。
主人公コーキー(アンソニー・ホプキンス)は売れない手品師だった。当時でももうベタすぎマンネリすぎなトランプ手品なんて、う>>続きを読む
念じただけで物体を動かせる特殊能力を持つ中年男子メルヴィン(スティーヴン・ドーフ)。しかし彼はそれを全く活かしきれてなく、アルコールとドラッグ漬けの日々。妻子あったが何分ゴミ男なもので当然去られている>>続きを読む
酷暑の今こそコレ!
伝説の妖怪「雪女」。
「怪談」として定番のあのストーリーが忠実に描かれていた。
私が知ったのは確か、昔いとこの家にあった楳図かずお先生の古い漫画「雪女」で… だったと思うけど内容は>>続きを読む
ヴィヴィッドで恐怖心を煽る旋律
目に映るのはどこまでも赤を基調とする光景
訳のわからぬ恐怖に絶叫する女子たち
屍はどれも美しい
フォローさせていただいている方からおススメされ鑑賞。彼女はこの作品がキッカケで旧作邦画にハマる事になったというお話を以前に伺っており期待特大でした。やはり期待通りの素晴らしいものでした。木下監督さまの>>続きを読む
監督さまが別々の、3作品からなるJホラーのオムニバス。
恐くなかった順に書きます。笑
1・うけつぐもの
母と共に、祖母の住む母の故郷に帰ってきたが、遺影の中の1枚に、幼い少年のものがあった。それは昔>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
フォローさせていただいている方が以前ご覧になっていて面白そうだったので鑑賞。
舞台は大阪。売れっ子芸者で しっかり者の蝶子(淡島千景さま)と、化粧問屋のドラ息子(死語?)で、妻子アリで、ちょ〜っと難>>続きを読む
非常〜〜〜に気持ち悪い‥‥
グロはグロでも嫌いなタイプのグロさというか、グロみというか‥‥
こういう、蝿とかコブみたいなグロさって「怖い」のではなく「キモい」んですよね…
あの素晴らしいJホラーの>>続きを読む
フォローさせていただいている方にご紹介いただき鑑賞。
この時代にバケモノの特殊メイクとか、斬新だっただろうなあ〜! キャラ上、亡霊というより妖怪的。
人が沢山しぬし、血のシーン多め。でもストーリーは最>>続きを読む
ずっと気になっていたけれど3時間の長尺に躊躇っていた。でもやっぱり気になって気になって…
どんなストーリーかなんて、予告をたまたま目にしたでもない限りいつも予習なんてしないし、もちろんこれもそう。と>>続きを読む