ザリくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

3.4

前作と同じ舞台で同じ監督なのにテイスト変わりすぎてビビった。超笑えた。

今作は邪悪なるモノに青年が果敢に立ち向かう、アメリカらしいヒーロー譚! 彼らはすぐホラーを物理的に対処してHEROになろうとす
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.2

80年代スプラッターホラーの火付け役。
男女グループが山小屋に入ると死霊に次々と取り憑かれ…のアレ。
低予算の作りだがビックリとグロ満載でホラー洋画のお手本的に扱われるようになった。

死霊目線の高速
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.3

花嫁詐欺して高木と佐藤はちょい役で、最後にキスぶちゅーさせときゃええやろ!そんなことよりも興行収入や!稼ぎ頭のアムロ行っきまあああす!wwww

「爆発は春の季語」とコナン界隈ではよく囁かれるが、今回
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.6

ネタバレ厳禁にも関わらず、開始1秒からB級どころかC級感バリバリ出してくるので紹介するのが非常に難しい映画。
始まって20分かそこらで離脱する人が多いので、取り敢えず冒頭37分の長回しワンカットを見る
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.3

殺し場の銭湯が舞台のハートフル青春ドラマ。

真面目な学生時代を過ごしたのに実家暮らしフリーターになってしまった冴えない眼鏡クンが、銭湯でしっぽり働く中で行われる殺し屋死体処理業務。鬱屈した毎日から巻
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

2022年11月25日の金ローで再鑑賞。
やっぱ時間軸が長い話好きだな〜
カマキリのシーン何度見てもクソ笑う。

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癖になってんだ、手紙を風で飛ばすの…
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サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

3.8

啓蒙主義制作陣による表現の自由が炸裂した真のポリコレ映画。英会話法はサウスパークから教わった。

主人公達の学校のPTAが下品な流行り映画に発狂して制作元の隣国カナダに侵略戦争を仕掛けるというかなり攻
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.8

某さよならryから

'少女少年'たちが儚く美しく、非常に北欧の雪に映える。音楽もずっと切なく哀しい。その雰囲気だからこそ吸血鬼のブラッディなシーンも美しくなる。

序盤殺人事件が起こり始める時はカメ
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

2.8

べーやんかわいい、北川景子美しい、ノーマン役の子の聡明さ、
そして渡辺直美の存在感…顔芸要員に渡辺直美を当てたのは良い采配だった、鬼より鬼感出てる。

漫画を忠実に再現してた。でも映画より舞台っぽくな
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

何度もこの脚本から逃げたくなったから、絶対に休憩を挟める配信で見ることをお勧めする。90年〜05年代生まれの人は特に。

評論を展開するなら自己の大学生時代の恋愛も掘り下げて語らなければならないので感
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ビリギャル(2015年製作の映画)

2.8

ドラゴン桜のドラマを見て受験映画見てみたいな〜となり鑑賞。
ドラゴン桜脳になってるので「教えてやる!東大に入るのは簡単だ!でも、慶應SFCは難しいぞ…」などと叫びながら見てた。

弱腰の講師が有能。ギ
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

2.7

親切などんでん返し映画。

昭和の音楽が随所で流れて、80年代の日本の雰囲気を感じられるのが良かった。

冴えないクンが美女と結ばれるドラマ形式が電車男を彷彿とさせて懐かしくなった。

セッション(2014年製作の映画)

3.8

初見は話が身勝手に感じノリ切れなかったが同監督2023年公開作品「Babylon」を鑑賞してからはこの欺瞞に満ちた身勝手こそカタルシスを生むのだと認識を改めた。

以下初見時感想
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真・鮫島事件(2020年製作の映画)

2.6

コロナ禍を絡めた最速邦画らしい。
コロナ禍がきっかけでちゃんと映画というものを見始めたからちょっと嬉しいかも。

鮫島事件というワードもちっさい頃に流行った!懐かし〜と思ったので20年前のネットスラン
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.8

「売れない芸人がネタ作りのために事故物件を転々とする」エピソードが連なるオムニバス形式の映画。ちなみに間取りは全く関係ない。

一応芸人松原タニシさんの実体験小説なるものを基にして制作されたので「ほん
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イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

3.3

冬季オリンピックで、イギリス史上初スキージャンプ種目出場した選手の半生を描いた伝記映画。

普段スキージャンプ競技を観戦する時は皆難なく着地しているように見てるが、(80年代当時は?なのか)誰も彼も気
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.4

COOOOL JAMAICAAAAN!!!🇯🇲🇯🇲🇯🇲🇯🇲

日本アニメでは女子高生がバンドやキャンプに挑戦するようにディズニーでは快活黒人がウインタースポーツに挑戦します。

ジャマイカの男4人衆が
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

知性の高いシリアルキラーとかいう最高に映画生えする存在。
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追記
改めて見ると目新しさはないが、初見でのアンソニーホプキンスのインパクトが強すぎて肩入れしてしまう作品

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.1

メキシコの家族愛あったかすぎる。死のテーマの映像が素晴らしい。
トランプは合衆国とメキシコの間に壁を作るとか言ってるあの時期にこの映画を見て欲しかった、、、

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

好きだけどタランティーノの映画の中で一番凡作。
時系列のためかそれなりに面白い。
オシャレではない中毒性のあるダサさ。
まあそれが題名の由来か。
ヴィレヴァン好きの中学生みたいなセンスの奴ばかり。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.3

原作未読。

タイトルで全部ネタバレしてるので多少内容にも触れて感想書きます。

前半の都合良すぎる展開の違和感が中盤タイトルが出てから明かされる、その瞬間、未来の結末を察して切ない気持ちになった。
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好きになるその瞬間を。 告白実行委員会(2016年製作の映画)

2.8

前作視聴済。
ティーンズ〜! 男女とも曲が青々しい〜!
恋雪先輩を始めとしてキュンとしてシュン〜!前作より増して歌い手ゲスト声優多くなってて嬉しい。

ずっと前から好きでした。告白実行委員会(2016年製作の映画)

3.0

ハニワPVで登場する男女が青春闊歩!恋の奔走!

プロデューサーのゴムさんの馴染みもあり、曲は昔から知っていた。当時の恋ボカロを思い出して非常に懐古な体験。

登場人物全員徹底的に純粋で斜に構えてなく
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AMON デビルマン黙示録(2000年製作の映画)

2.9

永井豪先生大好き!

昭和の名作を原作前提として、平成初期アニメーション化。薄ら暗い画面にシンプルな線での殺伐としたゴア描写。crybabyよりも淡々と進んでいき冷酷な展開を率直に表現していた。飛鳥了
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

「邦画興行収入の長男」となってしまった炭治郎が煉獄杏寿郎と共に2020の鬼を斬る!

これはアニメ関係者達が、コロナ禍の経済危機的最中にある日本国を救う、まさに"シンゴジラ"のような物語の社会現象。
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デビルマン(2004年製作の映画)

2.5

2時間ずっと爆笑して喉痛め過呼吸になった。
全然クソじゃない、超面白い。

特撮好きな高校生とかの自主制作映画にとんでもない金持ちが出資して2004邦画技術にしては抜きん出たCGエフェクトを着けたMA
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.6

ゴーストバスターズとかエボリューションとか、この監督が作るオゲレツSF、小さい頃からずっと好き。

銀魂(2017年製作の映画)

3.1

オィイイイイイイ!!!


第四の壁越えや著作権攻めるやり口が、福田監督×銀魂 の相性に脂のってた。
OPは劇場で笑った。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.4

劇場型犯罪ならぬダブルミーニングでの"劇場型自白"が起こり展開が二転三転としていく刑事ミステリー映画。

犯人が読めてしまいそうなフラグが立ちながらも「主役が藤原竜也」というメタ推理が思考に紛れ良い塩
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.8

福田監督らしい映画。
ギャグ映画・ドラマに頻出のあのいつものメンツがアドリブコント演技を大量に詰め込んで長編映像になった、銀魂・今日から俺は、と同じ、同じ作品。

一応時代劇なのに、役名はお飾りで俳優
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

広島の聖地巡礼をしたのちに、ロケ地の文化ホールで本作品を再鑑賞(2022年秋)。ラストのカフク演劇を見ている劇中観客と一体化し没入感の余りちょっと泣いた。
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ボヘミアン・ラプソディ ライブ・エイド完全版(2018年製作の映画)

4.1

ライブの尺は長いほど良い。

ラミマレックの演技により描かれるフレディの苦悩葛藤の半生描写を見てきたからこそのライブエイドのぶち上がりですよ。
10万人の熱狂客を俯瞰した壮観たるや。映画の後半はずっと
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

左翼学生1000人 vs 右翼作家1人
の暴力即発の危険な対決になると思いきや…
お互いに思想を明確に表現しジョークを多々混じえながら語り合う、有意義な討論会へ帰着する…

お互いが暴力や闘争に肯定的
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ライブ関係者のインタビューやライブ映像の繋ぎ合わせが視覚効果的に楽しく、気付いたら見終わっているドキュメンタリー映画。
私は若僧でMJ世代ではないのですが、キング・オブ・ポップの魅力に終始圧倒され、ス
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常田大希 混沌東京 -TOKYO CHAOTIC-(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

NHKスペシャルを少し映画的にしたドキュメンタリーだからテレビチック。

2992を創り出す過程を映したと紹介文にはあるが、三文小説やミレパtrepanationの作曲風景、千両役者のレコーディングな
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