ザリくんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.3

「 [例の3文字] !!!!」

などとSNSやこういう投稿場所に亡びの言葉を書き込むのは我々若者の恒例伝統行事と化した公開後30余年の現代。
大きなカミナリ雲の塊が空に浮かんでいるのを「ラピュタが隠
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.6

卍卍卍卍卍
卍 吉沢亮 卍 解釈一致の塊。
卍卍卍卍卍

高ビジュアルかつ高再現度かつケンカを派手に描く、令和の新たなヤンキー映画の金字塔がぶち上げられた。正直実写化舐めてました、早く続
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

映画館で見れなかったため出来るだけデカい液晶に映して近所迷惑にならないレベルで音量デカくして見た。

ガジェットのデザイン、背景の飛躍的進化。流石メッセージの監督。
ただ余りに「砂の惑星」序盤の序盤の
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.2

「JAWS」の次に面白いサメ映画だが、スピルバーグとは越えられない壁がある。
追記予定

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

完璧な悪夢の名に恥じないカタルシス。
アリアスターはまた早く自身の身に不幸が起こって3作目を出して欲しい。
大幅追記予定

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.0

常に明るい美しい画面の中で価値観の相容れぬことが起きる、という様が面白かったミッドサマー。その一貫性ではこのディレクターズカットよりも元の方が良かった。
ただ補完説明シーンがあるのでより分かりやすくは
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.2

駆け込み鑑賞
伝統文化との向き合い方について日本人も大いに見る価値がある。

今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.2

三木孝浩の王道切なキュン映画は安定した面白さ。今回はかなり「感動してよ〜!!」要素がしつこかったけど…

理由が純粋な「クズの本懐」
未成年向けの「明日の私にヨロシク」(鳴子ハナハル)
妻殺しの復讐を
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

高速下ネタ手話でゲラゲラ笑えるし歌うシーンは全部泣けるし家族愛映画として至高。追記予定。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.1

國村隼が「普通の表情をしているだけで怖い」との理由で顔採用された宗教(または信仰そのものに対する)ホラー映画。
最後の聖痕悪魔は特殊メイクやCG使わず國村隼の即興変身演技らしいです。

ナホンジンは次
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

めちゃ怖いしめちゃ面白い
これが生まれて初めて1人で劇場で見たホラー映画になっちゃった…気持ち悪い気分になれて良かった…
個人的にコクソンの方が(喜怒哀楽が生まれるから)映画として好きだけど「怖さ」は
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

新たなる支配者、クソデカイナゴ。

この映画が無理って言う人の気持ちめっちゃ分かるけど私は好き。

詰め込みまくったな〜、やりたいこと多すぎて完結出来てないしB級感出ちゃってるけどそのノリをIMAX3
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.5

邦画で見たことのないような大スペクタクルだけど前作の方がキングダムっ!て感じで面白かった。

アクションのレベルが上がっていて、映画的には嬉しいことだけど「作りもの感満載のドッカンバトルがキングダムじ
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.5

話はツッコミどころ多いと感じたけど演技を初めとした映画の力が強い。
遺伝子操作の技術は80年代から存在したからこれは先の時代を見据えた映画かといったらそうでもなさそう。

逆に映画が綺麗が故に古臭い話
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崖っぷちの男(2011年製作の映画)

3.5

ほんとに崖っぷちの男で映画1本終わった。上手く行きすぎな気もするが好き。

ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.8

アホほどかわいいミニオンというキャラの魅力に振り切った作品で清々しいまでのかわいさに溢れていて大好きです。

あのファンタジーな生き物に歴史ストーリーを持たせるのが面白いな〜

キャラの良さだけで売っ
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.5

またしても邦題がズレてる。
グルーの話なのに…

家族愛に回帰してて好き。
だが1作目を越えられない、、

怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.5

邦題は間違い。ミニオンで集客しようという思想が透け過ぎている。
恋愛劇。

吹き替えよりも英語版の方が好き。

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.8

普通に感動しちゃったし、キャラクターへ愛着を持たせてその後の続編 商業展開も有利にしたという点では、この1作目が原点にして頂点では。

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.3

あの目よ🥺🥺🥺🥺🥺🥺
あまりのかわいさに劇場が嬌声に包まれた。

土日のファミリーごった返すリアルミニオン(子ども)溢れる環境で鑑賞。いざ映画が始まると子供よりもママさんが可愛さにメロメロになっていま
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.6

予告で流れる別映画の猫そっくりのロボットがクソ有能で他全員無能なの面白い。
「アンディはこのヘンテコなSFが大好きだったのか…」と思いながら見てた。

次々と展開が進むテンポの速さ、登場する未来科学ギ
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.9

「キャラクター」の逆輸入から始まった、殺人鬼との恐怖の共同制作を描くサイコサスペンス。

殺人鬼を目撃したインスピレーションから殺人鬼漫画を描いていたら、ご本人が模倣犯になりシンクロの果てにやがて・・
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.8

超高校級でない高校生の集うダンガンロンパもどき。顔ぶれは若手の美男美女で豪華。

集団自殺で殺人犯を探せ!というキャッチーな設定だが、堤監督〜て感じの映画だった。

ミステリーはちゃんと構築されてたか
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.4

人格形成期の性的トラウマや様々な家族の諸問題を抱えた登場人物達の心を、人間関係ミステリーを解き明かすと共に、寄り添い、再生へ向かわせる。重い題材を扱いながらもとても温かいドラマでした。

お話はとても
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.2

民放ドラマSP(コマーシャルなし)だと思って、早々に頭をテレビドラマモードに切り替えて見ると面白い。

BTTFの元ネタにもなったロバートAハインラインの同名SF小説を原作として、日本ドラマ版に再構築
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.6

哀愁どころではない激昂!豹変!のしんでれら。

土屋太鳳と田中圭と子役のシリアスな怪演を楽しめる。ふつう邦画で感情爆発させてギャーギャー言い合うシーンは冷めるけどこれは珍しく面白かった。

三幕構成と
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呪詛(2022年製作の映画)

3.5

撮影者の「皆さんの力を借りるためにこれを撮った・・・」と告白から始まるPOVホラー。このジャンルの中では一番面白かったかも。

呪いのビデオシリーズとか好きな人には是非見て欲しい。いや、なるべく多くの
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

⚠️ネタバレを表示

ルールその1.
ファイトクラブについてネタバレしてはならない

ルールその2.
ファイトクラブについてネタバレしてはならない

ルールその3.
出来るだけ若いうちに見た方が良
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.6

バットマンシリーズ(?)でこれを一番最初に見てしまったから、ホアキン・フェニックス最高!というヒヨコの刷り込みをされちゃった。

ジョーカーというダークヒーロー誕生譚の仮面を被った、70年代アメリカを
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.8

夏の金ローと言えば細田守。
最後の「未来で待ってる」のために走り抜けた物語。

ボーイッシュな活発ヒロインが設定盛ったイケメンと恋をするという構図が既に勝ちのクッソ青春感。
細田守には悪いけどやっぱり
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.1

3はビターな感動に終わり、4はヘビーに幕を下ろす大人の話。

金ロー勢なので1週間しか経っていないから驚いたが、実際は9年もの歳月が流れてトイストーリー4が公開されたことを忘れてはいけないと思う。
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

2.9

原作既読。北村匠海と浜辺美波のビジュアルが原作イメージと異なったので「顔の濃さ交換した方がいいんじゃ?」と思いながら見始めたけど、2人の演技力で完全にキャラが再現出来ていて心配は杞憂に終わった。

1
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.9

キャストに釣られて見た。
・クールでちょっとあざと可愛い浜辺美波
・シンプルに可愛い神木隆之介
・お前出てた尺何分だった?中村倫也

3人の元に訪れるミステリーのジャンルを飛び越える"前代未聞の緊急事
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星の子(2020年製作の映画)

3.8

新興宗教二世となった子供は生き方の選択を迫られる。心は温まり、肝は冷えた。

この作品は新興宗教を否定も肯定もしない。
キャッチは「ちひろだけが、大好きな両親を信じた。」宗教に呑まれた両親への家族愛は
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.4

バカリズムっぽいわ〜
開始1分で暴力が蔓延するヤンキーOL(そしてカタギOLも普通にいる)世界観に放り込まれて笑った。

一昔前のヤンキー漫画のノリを全力でやる内容。ネタは古いし敵にオカマがバンバン登
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