mayaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.1

????だ、だめだ、一回じゃ理解できなかった...できなかったけどアクション最高だった、個人的には今回の優勝は刀×銃のモーフィアス...
あと日本人が結構でてきたけど、このころまだミフネって名前で全然
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

1.0

こんな、女の敵は女、女を搾取する男の被害者仕草の弁護、都合の良いブラックフレンド、芸能界に憧れるバカな田舎女、ヒステリーは女の病気、不必要に長々とグラフィカルに撮られる性的搾取シーン、と「今映画で絶対>>続きを読む

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

4.2

マイベストが「お嬢さん」なのでめちゃくちゃ楽しみにして観たけど、こちらも「ありがとうございます!!」という出来だった。
他作品なら、超えてはいけない一線として遺族による復讐や、そもそも遺族に子供の死に
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.4

男の愛憎なら私はこの監督が一番好きかもしれない...
インファナルアフェアこうだったらよかったのにifをKCIAの名監督が撮ってくれたことに(順番逆だけど)大感謝。
例のミーム「モヒートでモルディブ」
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.7

何も考えずにサイコーになりたくて見たのに...いやみんなサイコーだったけど...
チェ課長とコ班長は何????いきなりケミ挟まれて寝れなくなってしまった...麻薬班と強行班めちゃくちゃ仲良しじゃん??
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

4.6

もう「最高のウエスタン観たいならこれ!」という一作。ウエスタンはノワールと並んで男の色気が際立つジャンルだけど、「ウエスタンの性癖全部盛り」って感じで違うタイプの男の色気、アイコニックなカット、関係性>>続きを読む

エレクション 死の報復(2006年製作の映画)

4.7

1はシンプルに物語の面白さがあるが、2はいよいよ役者が揃ってキャラクター同士のドラマになっている。合わせて最高。
「普通に生きたいだけだったのにボスになっちゃった」系の場合、視聴者側から見て「あっ、こ
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エレクション 黒社会(2005年製作の映画)

4.6

結末を迎えるまで、ロクは「中国の理想的なリーダー像」だし、ディーとロクのくだりやロクの会長就任劇は三国志ばりの英雄譚だった。ただ、ジョニートーがそんなに甘いわけないという点と、あまりに痛々しい暴力や死>>続きを読む

ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

4.6

韓国版から観たので「ネタバレ状態で見るのかぁ」と思ってたら全く別。リメイクも本家もどっちも最高なのすごい...
韓国版が湿度増し増しだったのに、中華版は思いっきり乾いててびっくりした。今まで観てきたの
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.7

トニレのウェンウーっていうマーベルヴィラン史をひっくり返すヴィランだけで五億点すぎる。マーベルはヴィランの人選はいい一方で、キルモンガーを除くと割と悪役の作り方が下手で、好きな俳優がキャスティングされ>>続きを読む

ワンライン/5人の詐欺師たち(2016年製作の映画)

3.5

え、チャン課長はパク室長の製造者責任をちゃんと取ってください...
お前が中途半端に捨てたおかげでしっちゃかめっちゃか大迷惑だよ...なんでちょっとスカッとリベンジみたいな顔してそっちにいるんだ。許さ
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安市城 グレート・バトル(2017年製作の映画)

2.7

役者がめちゃくちゃすごいんだけど、やっぱり韓国歴史もの、クオリティが高いものがなかなか無いなという印象。近現代史ふくめ、めちゃくちゃすごい役者使って「それやったらあかんやろ」をすごくプロパガンダ的にや>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

2.4

二度と見ないリストトップ。本当に二度と見たくない。扱う題材が現実に起きていることなのに、キャラクターの作り込みが甘すぎる。
若い女も妊婦も家族も、全て「男2人の狂った追跡劇」のための舞台装置として、あ
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.3

1.2はお祭り感とヤクザ映画のドラマ性が贅沢に豪華に盛られていたけれど、本作はどんなに智略を尽くそうと、誰がトップになろうと、虚しい終わりの物語だった。
日本ではいばり散らすが張にはまるで無視される西
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映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

4.4

原作も名作だけど、映画もちゃんと名作だと思う。高校の時に初めて観て、社会の恐ろしさと、ちょっと踏み外せば簡単にそちら側にいってしまう怖さ、なんなら普通に歩いていてすれ違う人たちは蓋を開ければ彼らのよう>>続きを読む

グッド・バッド・ウィアード(2008年製作の映画)

4.6

とんだお祭りウエスタンだ...。ウエスタンのリメイクやオマージュで満州を舞台にするやつ、東アジア版の人種民族ちゃんぽんモノとしてめちゃくちゃエモいので、「イースタン」みたいにジャンル化して欲しいレベル>>続きを読む

アースクエイクバード(2019年製作の映画)

4.6

びっくりするほど良かった。海外が描いた日本の中で一番好きかもしれない。
日本人が死に性を見出すところは、私は「おくりびと」を思い出したが、もっと古典だと古事記でもイザナギ、イザナミ夫婦だったり、他にも
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.2

ノワール監督みんなだいすきって言うから観たよ!!みんなほんとコレ大好きだったんだな!!随所で引用されまくって、これが元祖なのかどうかもうよくわからない。
屋上ファイトはベルリンファイルだし、エレベータ
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.5

韓国ノワールの敏腕監督がゴッドファーザーオタクでよかった!!!ありがとう!!!「ゴッドファーザー最高だから、あれアジアノワールでやったらどうなるんですかね...」っていうオタクの夢を全力で叶えてくれて>>続きを読む

華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

4.3

わかりやすい勧善懲悪だけど、錚々たるメンバーが出ているだけあって、ものすごく芸が細かい。勧善懲悪は古くからのテーマ故に実は価値観を細かく現代に合わせないと却って白々しくなっちゃうのだけど、気持ちよく観>>続きを読む

チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

4.1

西森路代さんが「韓国映画・ドラマ、私たちのおしゃべりの記録」にて紹介されていたので鑑賞。
どうして私は映画を愛しているのだろう?と疑問に思いながら、それでも愛することをやめられない人、あるいは愛するこ
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ノンストップ(2019年製作の映画)

4.1

頭から尻尾まで楽しいとかわいいが詰まってた、、
調べたら、監督が映画を好きになったきっかけのアクション映画を下地にしているとのことで、アクションコメディとして余念がない。
要員モノあるある、要員の男が
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃ名作だった、観終わったあとしばらく鳥肌と多幸感が抜けなかった、、。
監督が「〇〇から着想を得ました」みたいにはっきり作品や作者名を出すのは珍しい気がする。アメリカ文学に触れたことがある人な
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

5.0

昔から心の奥にぶっささって抜けない映画の一つ。周りの映画好きの友人に聞いても「戦メリ」は音楽であれシーンであれカットであれ、なんらかの形で「刺さって抜けない」と言っている人が多くて、本当に「種蒔く映画>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.4

最初に事件が解決したときに「うわー普通だったし胸糞だしみるのやめよ...」とおもったところからのどんでん返しがすごい。
ネットリテラシーがある人しか辿り着けない真実、画像検索のシーンでゾッとした。犯人
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.2

ライトハウスに向けて準備として鑑賞。
日本や東アジアは「神に見つかる恐怖」西洋は「神がいない恐怖」で、それにあてはまるよね、という意見を目にして(なるほど)となった。そんなに怖くはなかったのは、私の神
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.6

「イ先生」というキーを最高に活かしていて、もう一度見直したくなる。「そうか、この人が」と思って見直すと、力関係が180度逆転して見える。スパイもののスタイリッシュさと美麗なアクションが楽しいし、けれど>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

3.4

間違いなく「女の映画」で、100%女の視点から撮られているので(男性監督なのにすごいね)私の目からは「日常」がそのまま展開されている印象だった。平凡にみえるけど、映画はそもそも今でも「女性の視線で自然>>続きを読む

ハイヒールの男(2014年製作の映画)

3.0

チャスンウォンが妖艶...なのはいいんだけど、嫌いな点も多い映画だった。
本作の徹底したルッキズムは、かなりグロテスクで同意しかねるし、バーの「悲惨な」性転換者の下りとか大嫌いです。若い頃のBLパート
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楽園の夜(2019年製作の映画)

4.3

チョンヨビン五億点すぎる。ヴィンチェンツォ観た時から「イイ!!」とは思ってたけど、あれはまだコメディドラマな分、もっと容赦ないキャラクターを見たいと思っていたので、チョンヨビンの正しい使い方はこれです>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.0

アイリッシュマンとテーマやシチュエーションがよく似てるのでワクワクしながら観たのだけど、アイリッシュマンよりも愛からの憎への振り幅がデカくてびっくりした。全員悪人、全てを終わらせるしか道はない。結末が>>続きを読む

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.4

チュティモンさん、バッドジーニアスでも最高だったけど、追い縋る周囲を切り捨てて孤独に自力で何かを掴み取る役が本当に光る。
途中まで、こんまり出てくるし、過去を掘り返して精算しだすし、あれ、「過去と向き
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.4

アシュラ、ザキングを観てでも思ったけど、チョンウソンはダメエロい役めちゃくちゃ似合いますね。。ヒョンはヒョンでもダメなヒョンが似合う男。確かにハンサムすぎてついて行ったら破滅しそうな胡散臭さがある。ラ>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

インドの王道モノ、すごい、、。
とにかく規模が全部バカでかくて、本当に王の物語って感じ。残酷さも無常さも愛憎も何もかも濁流に呑まれてすべてが川のように流れていく。最近、日本の政治状況が「日本含むアジア
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.0

七人の侍、荒野の七人ときてやっと辿り着くと、めちゃくちゃ感慨深い...EDでブチ上がりました。
チザムはデンゼル氏なんだけど、完全に志村喬に寄せてきてて嬉しかった。
何より聞いてはいたけど、あちこちで
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来る(2018年製作の映画)

3.5

こ、哭声並にわからなかった、、、
でもほんとに怖い怪異って意味不明だからこれでいいのか、、
結局何かわからないの怖すぎる...
EDめちゃよかった...