のんさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

イン・ザ・ヒーロー(2014年製作の映画)

3.4

熱血漢なベテランスーツアクター(&その仲間)と、態度が悪くていけ好かないアイドル俳優の交流。ベタベタでコテコテの人情モノなアクション映画。

特撮ヒーローが好きなのでスーツアクターさんにはもともと興味
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トンマッコルへようこそ(2005年製作の映画)

3.7

朝鮮戦争の中で、トンマッコルという小さな村に北と南とアメリカの兵士が迷い込む話。

「子供のように純粋な村」という意味を持つトンマッコルでは、村人は自給自足で暮らし、戦争が起こっていることなど全く知ら
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アーサーとミニモイの不思議な国(2006年製作の映画)

3.0

現実世界(実写)とミニモイという小人の世界(CGアニメ)が混ざったファンタジー。主人公のアーサーくんがミニモイの世界に行って王女と王子とともに悪魔Mを倒しに行く、という王道ストーリー。(アーサー役のフ>>続きを読む

建築学概論(2012年製作の映画)

3.2

観終えた直後はそうでもなかったけど、後から割とじわじわくる気がする。
年を取り、もういろいろな苦さに慣れてしまっているから、初恋のほろ苦さなんてそんなの思い出してもなんともない、というつもりでも、やっ
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海月姫(2014年製作の映画)

2.4

原作の既刊は全て読んでいる状態。
菅田くん頑張っているねというのがいちばんの感想。ヒールでの歩き方とか立ち振る舞いとか綺麗で凄い。
あと花森さん役のもこみちがとても似合っていて驚き。年齢違うけどこのキ
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.2

難病のラブストーリー。
役者が良かったと思う。ガス役の最初はキザったらしいなんともいえない目で見つめてきて、ユーモアのようなこれまたなんともいえないことを語り、飄々としながらも何かを悟ったように気丈で
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絶対の愛(2006年製作の映画)

3.5

2年間付き合った恋人に飽きられることを恐れ、彼の前から姿を消して整形して新しい顔になり、再び愛を得ようとする、という狂気に満ちた愛の物語。

歪んだ愛というか狂気じみた愛の作品は好き。痛々しければ痛々
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王になった男(2012年製作の映画)

3.2

影武者モノ。暴君と優しい影武者という典型パターンで、真面目だったりコミカルだったりして楽しめる。何より二役を見事に演じ分けたイ・ビョンホンが凄い。特に後半のとあるワンシーンでイ・ビョンホンの演技(表情>>続きを読む

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.3

裁判の場面がワクワクするので、法廷モノが好き。というわけで、この作品も楽しめた。無実と無罪の話はこれに限ったことではないけど良いテーマ。

あらすじで感じていたより主人公が全然正義だったので少し驚いた
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.0

コリン・ファースがとってもチャーミングだなぁと思える作品。ところどころに醸し出される安っぽさが逆に面白みがあるようにも感じられる、かな。
とりあえずキャメロン可愛い。

2015-114

逆転裁判(2011年製作の映画)

2.6

コスプレ感が凄い。その一言に尽きる!

2015-113

あん(2015年製作の映画)

4.0

これは本当に観て良かった。観終えた後、たくさん考えたり思ったりすることはあるのに何とも言えない気持ちになって、その感情のやり場に困るというか、とにかく胸に残り、後に引きずるタイプの映画だと思った。>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.2

吃音症の国王がうまくスピーチができるようになるまでの話、というくらいの知識で観たので時代背景を知らず、この時代だったのかと…。

自分が当たり前にできると思っていることが他人には当たり前ではない。平民
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小川町セレナーデ(2014年製作の映画)

3.5

人情味溢れる素敵な作品。観終えてほっこりした。

割とゆっくりとゆったりと進むストーリー、だけどその中にいろいろな危うさが潜んでいて、どこか構えて観てしまう。家族問題やら偽オネエやら、いろいろ。

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クイズ・ショウ(1994年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

テレビの人気クイズ番組『21』のやらせを巡る物語。50年代のアメリカで起こった実話が元になっているそうで。確かに本当にありそうな話。

テレビ番組なんてほぼやらせだろうと思えるような現代では、真実を暴
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トイ・ストーリー・オブ・テラー!(2013年製作の映画)

3.5

テレビ放送用の21分の短編。andその他短編3本。

トイストーリーはおもちゃ好きとしては最高の設定なので、贔屓目に見てしまうけど、今回も素敵だった。
B級ホラー感の漂う前半と、頑張るおもちゃ達を応援
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

さて。

gleeがとても好きなのだけど、この作品にはまったくノれなかった。観ながら、この作品の何が自分に合わないのかをかなりじっくり考えたほど(映画館で)
という面ではかなり自己分析できたので良かっ
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

辞書を作る15年の物語。

個人的にとても好きな作品だった。少しだけど言葉というものを学んでいたこともあるため、テーマが興味深いというのも理由のひとつだけど、キャストや全体の空気がとても良かったのが大
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

2.9

いろいろ失敗の人生だったと思っている30代の主人公が17歳に戻ってしまうコメディ。

高校生になってハチャメチャする系ではなく、あくまで夫目線父親目線で、同世代となった娘と息子を支え、家族を取り戻そう
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ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

3.7

面白いコメディ、として友人に紹介されて観たのだけど、本当に面白かったー!映画の中に入ったり、映画の中から出てきたり、こういうのはとても好き。

劇中劇としてアクション映画が面白おかしく描かれていて、ツ
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キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリー(2008年製作の映画)

2.8

大恐慌時代。失業に出稼ぎにと暗い時代、に、記者を夢見る少女キットと彼女の家に下宿する人々のお話。

時代背景は暗いけれど、ほのぼのしたキッズムービーのようなので、楽な気持ちで観れる。話もわかりやすい。
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アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)

3.0

3は安定している数(三脚とか)と聞いたことがある気がするのだけど、人間3人の不安定さといったら酷い。2対1になって、様々な駆け引きやら衝突が生じる(と思う)。

この話は登場人物が3人。男2人と彼らに
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

2.5

これは雰囲気を楽しむ映画なのだろうなと思いながら観た。

セリフもほとんどなく、苦手な人は苦手だと思われる。私もそのひとりだった。ストーリーを追って楽しみたい派なので。ただ、雰囲気系の恐ろしさというか
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クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

2.9

しんちゃんにまだ妹がいないんだと思ったら、19年前の映画だったとは。アクション仮面とか懐かしいなと思いながら観た。

ヘンダーランドはちょっと行ってみたい。

あと、ものすごい雛形あきこ推しなことに笑
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デタッチメント 優しい無関心(2011年製作の映画)

3.8

これは良かった。

少し荒れた高校に臨時教師としてやってきたヘンリー。彼の視点で、様々な問題を抱える生徒、親、教師達を一歩引いたところから観ているような気持ちになった。

教師はたいへんな仕事だと思う
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ガチ☆ボーイ(2007年製作の映画)

3.4

このビジュアルからすると少し予想外にも思える感動系。友情、家族愛、努力などなど詰まっている。普通にコメディだと思っていたので少し驚いた。

大学の学生プロレスサークルにちょっと変わった新入部員が入って
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

2.7

ヴァンパイアの生活に密着しているように撮った偽ドキュメンタリー。
ということは知っていたけど、本当に最初から最後までずっとドキュメンタリー形式。悪ふざけ感満載だし、ヴァンパイアの生活を覗き見るのは楽し
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.3

観るまではベイマックスのビジュアルになんとも思わなかったけど、観ているとどんどん可愛く思えてきた。よちよちと歩く姿が愛らしい!

ストーリーはとてもベタ。でもそれゆえに純粋に楽しめるようになっていたと
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セッション(2014年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

この作品が好きな人はこのレビューを読まないほうが良いかも。普段こういう感想は極力書かないようにしているけど、高評価があまりに多すぎて悲しい思いをしたので、敢えて書こうと思う。こんな感想もあるのだと。あ>>続きを読む

群盗(2014年製作の映画)

3.6

私にとって海外で一番かっこいい男性はカン・ドンウォンだ!と、もう何年も前から言っているほどなので、完全に偏ったレビューで全く参考にならないかも、と前置きを。

今回は100%カン・ドンウォン目的で観に
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アフター・アワーズ(1985年製作の映画)

2.5

ある晩、偶然出会った女性を追って、とある街へと出かけた主人公(平凡なサラリーマン)が怒涛の不運続きの非日常的な一夜を過ごす話。

序盤〜中盤は特に不可解すぎてついていけなくて、これ何かの伏線?どんでん
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.5

映画俳優がスクリーンの中から話し掛け、飛び出してくる。あのシーンだけで感極まって涙が出そうになる。

こういう素敵で可愛らしいコメディはとてもいい。

2015-093

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

2.8

ダコタちゃんが天使のように可愛いらしかった。
設定だけさらっと聞いていてストーリーを全然知らずに観たので意外な話で驚いた。

2015-092

ナポレオンの愛人(2006年製作の映画)

2.8

1814年、フランスから追放されエルバ島の小領主となったナポレオン。島の大衆がナポレオンを歓迎する中、文学青年マルティーノは多くの人の命を奪ったナポレオンを憎んでいた。そんな彼がナポレオンの司書兼記録>>続きを読む

バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.4

その町の男子はみんな吉野刈りと呼ばれるマッシュカットをしている。そこに都会からの転校生が現れて…。

吉野刈りのごり押し感がまるで怪しげな宗教のようで本当に怖い。しきたりとか伝統とか、田舎の閉塞感とい
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プリシラ(1994年製作の映画)

2.7

オーストラリア。シドニーのドラァグクィーン3人がバスのプリシラ号で地方公演に向かうロードムービー。
ドラァグクィーンと砂漠という異色の組み合わせ。ずっと広がる大地の色とド派手なドレスが同じ画面に映って
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