のんさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

少年と自転車(2011年製作の映画)

2.9

父親に捨てられて施設で暮らす少年と、彼の週末の里親になった女性のヒューマンドラマと読んでいたから、てっきりハートウォーミングな話かと思いきや、全然温かくならない!驚くほどに主人公の少年が好きになれない>>続きを読む

スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)

3.0

途中まで物凄くイライラしてしまう。なんだあの先生は!と怒りが。なんで誰も訴えないのかと不思議で仕方ないのだけど、インドの事情か何かなのかなとモヤモヤしつつ話が進む。
ラストも明るいように見せかけて、地
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.5

一見文系に見える「かるた」。しかし競技かるたはバリバリの体育会系で、持久力や瞬発力や記憶力等いろいろ必須。というわけで『ちはやふる』はスポ根青春モノ。原作既読なので、いろいろ短いなとも思いつつ、きれい>>続きを読む

黒い十人の女(1961年製作の映画)

3.5

風の女たらしっぷりが凄い。ここまで飄々とやってのけるのなら、それはもはや生き様だなと。話通じないけど、でも仕方ないとも思える!(と言いつつ、近くにいたら嫌だけど) しかし映画と離れた話、船越さんの声が>>続きを読む

サイコメトリー〜残留思念〜(2013年製作の映画)

3.0

子どもの誘拐事件をめぐって熱血?な刑事が奮闘するお話。事件を調べて行くうちに、怪しい青年に出会うわけで。その彼がタイトルのサイコメトリー能力を持っているという。
熱すぎることもなく、生々しすぎることも
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美しいひと(2008年製作の映画)

3.2

本当に美しい人々!
レア・セドゥが可愛いらしさというか儚い美しさというかとにかくとんでもない小悪魔要素のある女の子で、凄い。そして女たらしのヌムール先生を演じるルイ・ガレルがものすごくかっこいいの。こ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.3

今まで全く観たことがなく、人に勧められて初めての鑑賞。
ご機嫌な映画だなぁと。サイレント映画からトーキー映画へ移行していく時代をコミカルに歌って踊って描いている。(個人的には踊りが少し長いようにも感じ
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俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

2.7

ヤスケンも麻生久美子も大好きだけど、この映画にはハマれなかった。現実と空想の世界を淡々と行き来していて、これは何かの映画のオマージュなのだろうか?と思った。あとは脇役俳優の様子とか、役者さん的には役者>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.6

事前情報知らずに観に行ってミステリーということに驚いた!騙し合いというか、基本疑ってかからないといけない。
ちょっと長いけど面白かった。けっこう好き。

2016-008

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

大画面で観た方がいいと言われたから再上映を期待してずっと待っていて、念願の劇場での鑑賞!これは確かに大画面で観たい!!ストーリーはよく分からなかったけど面白かった!!とにかく激しくて豪快!もはやアトラ>>続きを読む

劇場版 弱虫ペダル(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

尺的にどうしても物足りなく感じるところもあったけど、いろいろ楽しかった。原作に支障ないようにすることを考えると1位は読めちゃったのだけど、それでもOKかな。
とりあえず他の学校のかませ犬感の半端なさと
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.2

オムニバス6作品。

ブラックすぎる!強烈!3つめまでただ酷くて、4話(レッカーの話)でこれは良いかも!となって、ラストの6話はキター!ってなった。結婚式コワすぎ。

面白いかと言われたら決して面白い
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.3

ロバートデニーロの紳士っぷりがとても良い。素敵。

ストーリーとしてはなんとなくどこか腑に落ちないところがあるのだけど、人生腑に落ちることだけじゃないよなと思える映画だった。

2016-004

海街diary(2015年製作の映画)

3.6

いろいろきれいな作品。しかし感想が書きにくい映画だなと思った。
原作は軽く読んだことがある程度で、キャストを聞いた時は違和感があったけれど、見ていると意外にもすっと入ってくる感じで良かった。

内容関
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映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

3.9

可愛い!可愛らしすぎる!!
通常のシリーズのほうを以前オススメされていたので観たいなと思っていたので劇場版を観てみたら、これ面白い!
冒険あり、友情あり、家族愛ありでなかなかのドラマだった。ショーンが
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世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

3.9

ニュージーランドのバイク好きの爺ちゃんが夢のためひとりアメリカに渡り、レース会場を目指すヒューマンドラマなロードムービー。
明らかに無謀だと思えるようなことも持ち前の明るさと愛嬌で周りを巻き込んで突き
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.3

2015年のラストはスターウォーズ!

始まりの音楽でテンションが一気に上がり、そこからドキドキワクワクの時間を過ごした。
いいね、かっこいいね!!これでこそスターウォーズ!!

前情報を一切耳に入れ
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.4

感情の擬人化。司令塔にいる5つの大きな感情がその人間の意思決定を行っているというもの。感情の色に染まった記憶のボールが蓄積されていったり、そのボールによって人格が形成されていったりと設定が興味深い。>>続きを読む

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.5

両親が離婚し、そしてそれぞれに再婚。6歳の少女メイジーはどんな気持ちで4人を見つめていたのか。
無責任で身勝手すぎる両親。言い争いの声の中で眠りにつくメイジー。こんな環境で育てば無意識に人の顔色をうか
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orange(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて。

漫画の実写化というものに関しては、原作と映画は別物だとは分かっている。だけど、休載するよりも前からずっと原作のファンだったので、本作に関してはどうしても切り離しては考えられないことを前
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靴職人と魔法のミシン(2014年製作の映画)

2.9

代々続いている靴屋の主人公に起こるファンタジックな物語だと思っていたら、ちょっと意外な感じだった。
魔法に気付いてからの、やんちゃな大暴れな展開や人助けやらはお約束でよかったけど、事件的なものは、それ
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.2

32歳ニート女のプチ成長物語。主題歌で連呼されているとおり「痛い痛い痛い」人達ばかり出てくる。
評価高いから少し期待値が上がってしまっていたかな。もうちょっと盛り上げて欲しかったなと感じた。あと、なぜ
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嗤う分身(2013年製作の映画)

3.0

わからない!暗い!どんより!

不運・存在感がない・おどおどしている主人公の前に自分とそっくりの顔をした正反対の男が現れ、なんでも完璧にこなす彼に自分の存在が脅かされていく。
レンタルDVDのジャンル
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.4

わからない。というのが、いちばんの感想。だけどなぜだか面白いような気がする、という部分も付け加えたい。少なくとも嫌いではない(というかどちらかといえば好きかも)
わけがわからないけどそれが不快ではなく
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.8

タイムトラベルモノと聞いていたのでとても気になっていた作品。知っていたのはその情報だけで、そして何も知らずに見てよかったと本当に思う。これは面白かったー!好きだ!だんだん謎が解けていくのが堪らない!ド>>続きを読む

神様はバリにいる(2014年製作の映画)

3.6

事業に失敗し多額の借金を背負い、死を決意してバリに来た女がアニキと呼ばれるヤクザ風の男に出会い、彼からたくさんのことを学んでいく。
メイン登場人物3人がみんな好きなので観てみたら、とても良かった。堤真
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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.3

ゆるい邦画が観たくなったので。
明日の朝6時までに借金1000万を返せないと東京湾に沈められる!という全然ゆるくない内容の超ゆるい映画。
舞台は場末感満載のホストクラブのスタッフルーム。場末感ハンパな
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ラブ&ピース(2015年製作の映画)

4.0

これ劇場で観れたかもしれないのに、評価が微妙だったからまぁいいかと後回しにした結果観なかった作品で、そのことを今激しく後悔している。劇場で観たかった。。。面白かった、というか好きだった。
これ、特撮っ
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.7

認知症の母とペコロス(小さい玉ねぎのこと)というあだ名の息子のドラマ。

個人的に最も恐るべき病気のひとつであると思っている認知症。テーマが重いので観るまで少し躊躇っていたけど、観始めたら、ほんわかし
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.2

戦時中に不当に奪われた個人の美術品を取り戻すべく奮闘するドラマ。その美術品がオーストリアの至宝とされる「黄金のアデーレ」。アデーレの実の姪であるマリアと若き弁護士、そしてオーストリア政府の静かで長い闘>>続きを読む

スーパー!(2010年製作の映画)

3.3

最愛の妻を悪人に奪われ、手作りのコスチュームでクリムゾンボルトという自作ヒーローとなり、悪を倒そうとする冴えない男の話。
オープニングの可愛らしくて素敵なアニメーション以外は、とにかく痛い。凄く痛い。
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.9

ラジオドラマの生放送を舞台としたドタバタコメディ。この作品は三谷作品の中ではお気に入りの作品。人間のワガママで自分勝手な部分と人情味溢れる部分がいい感じに入っていて、いかにもコメディらしくて好き。
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.9

面白かった!もっと早く観ればよかった!これは三谷作品の中で『ラヂオの時間』に次いで好きかもしれない!
売れない役者が映画の撮影だと騙されて、「幻の殺し屋」として街のドンに引き合わされ、演技と現実がチグ
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.1

インドのスラム出身の主人公がクイズ番組のミリオネアに出演し、次々に難問を突破していく話。
クイズの正解と主人公の人生をリンクさせて描くのは面白かった。だけどその人生がヘビーで辛い。それ故なんとなくモヤ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

厳しい私立の学校で偽物教師が優等生の子供達にロックを教え、クラスでバンドを組むお話。
前に観た時に面白くて、今回久々に観たけど懐かしく観ることができた。盛り上がっていく様子はワクワクする。
ラスト、こ
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.3

朝鮮戦争で父と生き別れになり、そこからの激動の時代を家長として家族を支える男の人生。
戦争が軸にある作品はなんていうか、感想を言葉にするのが難しい。

優しくて家族を優先する主人公がなぜあんなに頑固爺
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