esakinariyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.4

彼らは変わっているかもしれないけれど、本当は世の中に疑問を持たない方がおかしいのかもしれない。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.4

何やかんや全部観てるし、続編も今から楽しみ。しかしシュワちゃんやスタローン、ブルース・ウィルス、それこそセガールの系譜にも当たりそうなのに、マーベルやDC以外で、観てるアクション映画って今はこれくらい>>続きを読む

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

2.7

戦争が描かれている理由が薄い。というようなことを誰かから聞いて、随分と敬遠していたけれど、ようやく観ました。確かに薄い。でもこれはあくまで社会の、大人の理不尽さの象徴として描いているだけだから、むしろ>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

4.2

帰る場所は、場所でなくてもいいんだ。それは思い出でもなくて、想いの中でもいいのかもしれない。
それにしても『チィファの手紙』と続けて観たけれど、内容が分かっていても、涙が溢れてしまった。むしろ分かって
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チィファの手紙(2018年製作の映画)

4.0

見事。手紙、糸電話、ふたりの女の子、過去と現在、そして嘘からはじまる物語。そう、これはあまりにも見事な岩井俊二らしいファンタジー映画だ。

爆裂都市 BURST CITY(1982年製作の映画)

2.9

SFドキュメンタリーと思えば秀逸かもしれないが、正直なところ、これを面白いと思うには歳を取りすぎてしまったのだろう。10年前か、結婚する前か、少なくとも子どもが産まれる前に観ていたらまた違ったかもしれ>>続きを読む

サウダーヂ(2011年製作の映画)

3.4

地方の閉塞感というのが、実は多様性を謳うあまり、マジョリティが追いやられている今にも近いのかもしれない。しかしそうだとするとあまりにも悲しい現実が待っていることにもなってしまう。まぁ、実際、米大統領選>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.6

ヒョウタンツギみたいなスパイダーハムに、どこかウラン(鉄腕アトム)を思わせるペニーと、マンガ愛に溢れながらも、アートとしても愉しめるハイブリッドアニメーションムービー。チャンス・ザ・ラッパーのジャケに>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.7

壮絶な演技バトル。なかなかお目にかかれない熱さは一見の価値あり。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

今でこそパパ大好き〜なんて言ってくれるけど、10年もしたらもう言わなくなるんだろうなぁ。それも成長のうちなんだろうけど、でもこんなパパで夫でありたい。なんて、すっかりパパ目線だけど。でも名前をテーマに>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アメリカもかつてはこんなにも性差別があったのかと、やや驚くけれど、しかしそれさえもしっかり権利として認めさせて来た歴史があるからこそ、今もその動きが続いているんだろうなぁと。しかしその第一歩がまさか女>>続きを読む

カンパイ!世界が恋する日本酒(2015年製作の映画)

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日本酒に恋する女たちも、こちらも本当に面白かった!日本酒を通して描かれるのはまさに生き方そのもの。どちらもコロナで疲弊した私たちにパワーを与えてくれる。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

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アクションシーンがスタイリッシュでカッコいい。誰かと思えば『キック・アス』の監督と知って納得。すっかり忘れてたから1作目も見返したい。

カンパイ!日本酒に恋した女たち(2019年製作の映画)

3.9

女性だからという言い方は好きではないけれど、しかしパワー溢れる女性たちにパワーをもらえる映画。ペアリングとプレイリストは似てる気がすると思っていたら、最後にリッチー・ホウティンが出て来てなんか繋がった>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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やっぱりどこかで日本人で観たいって思うんだけど、それは今泉力哉や初期の大谷健太郎あたりが叶えてくれる。でもこれはこれで好き。しかし庭で食事したり読書したり、いい暮らし。

美しき結婚(1981年製作の映画)

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最後の友人の言葉がなんとも痛烈。でも…と匂わせる展開はあくまで映画だから。しかしやっぱりエリック・ロメール、ツボだ。

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

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手作り感溢れるカラフルでトリッキーな演出こそ出て来ないものの、動くログハウス(つまりこの映画)自体が、ミシェル・ゴンドリーらしさを体現している。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

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こんなに悔しくて、悲しくて、怒りがこみ上げて来る終わり方があるだろうか?いったいこの愛に溢れた、しかし多くの問題も抱えた、つまりどこにでもいるごく普通の家族の何が悪いだろう?でもこれほどまで怒りを内包>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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格差問題が見事に描かれている(消えない臭いがキーになるのも、そしてあの土砂降りの中、帰るシーンはあまりにも象徴的)けれど、それ以上にエンタメとして楽しませてくれる極上の映画。