おじいちゃんゾンビに対し銃ぶっぱなす!おじいちゃん子だったらもう涙で見れない作品です(ウソ)。いやこいつどうせ噛まれてゾンビだろって思って見ていたらそのまんま。ここら辺はゾンビ映画の伝統を踏襲(主人公>>続きを読む
いや笑った。中2病的なデスゲームが始まったと思ったらキルビル風な女子生き残り。最後はなぜか銃を使わずにキャットファイト。シナリオガバガバだけど僕は好き。ところどころ好きで仕方ないのは細部のセリフが生か>>続きを読む
矢口監督お得意のロード・ムービーなれど(アドレナリン・ドライブやサバイバル・ファミリー、秘密の花園もその傾向が)ギャグのキレが悪く、またミュージカルとしても尻すぼみ(歌うな、踊れ!)。どうにも中途半端>>続きを読む
まずムトゥが流行ってしまったのでこんなポンコツな題名をつけられてしまったが中身は正統派クライムムービー。インド版「男たちの挽歌」であり「仁義なき戦い」。ラジニカーントが朋友を殺されて怒りが頂点に立ち、>>続きを読む
たしかジョン・ウーが制作に加わっているはずだけどなぁ(どこだ)。いやこんな映画大好きだ。主人公メル(マーク・ヴォルバーグ。ブギーナイツで絶好調!)は凄腕の殺し屋だが気の弱いのが弱点。同僚が殺しをサボっ>>続きを読む
いやテレビシリーズは当然のように見ているのだけど改めて泣いちまったよ。杏子の魔法少女としての矜持から、ほむらの決意、そしてまどかの慈愛と後半は息もつかせぬ忙しさ。映画中盤に急に歌が流れるのだが(これは>>続きを読む
「60年代っていいよね」「音がころっころとなって」そう山下洋輔はジャズについて語る。「やめられないんだよなぁ」川谷拓三はたばこと酒についてそうため息をつく。所ジョージは子供のようにバイクに乗り、竹下景>>続きを読む
嬉しいぜ。coolなピカレスクロマンが見れるんだ。正直派手なバイオレンスシーンがあるわけではない。しかしここには(日本映画独特の)郷愁と青臭いロマンがある。特に泣けたのは文芸坐のシーン。文芸坐がつぶれ>>続きを読む
歴史的な資料として。ドキュメンタリーとしては新味もなくそれほどおおという映像もなかったけど、ヒトラーが42回も暗殺され(未遂)しかも生き残るという強運には驚く。再現フィルムがどうにも安っぽく、発言も二>>続きを読む
小津安二郎の廉価版と言われてやまない市川準の作品なれど、僕はそこそこ好き。まあ牧瀬理穂全盛のころだから当然圧倒的にかわいいのだが、さりげなく中島朋子のほうに注目してしまう僕は月見草派なんだろうなぁ(©>>続きを読む
10周年記念なんで(銀座松屋の展覧会にも行きましたよ)劇場版も見ておこうかと。テレビ版はすでに見ているので今回はどこが違うのかなど見てみよう……ってもうそんなこと忘れてしまう没頭。改めて見るとやっぱ引>>続きを読む
非常に個人的なことなんだが僕は東京は浅草生まれである。住まいもぼろっちく小さな家で風呂もなく銭湯に通っていた。家の前の道は狭くごちゃごちゃしており、おやじは夏になるとランニングでうちわをあおいでいつも>>続きを読む
原題は「sexy night of the living dead」邦題のわきには「ゾンビVSエマニエル」。ゾンビ99と名前がついているのに出来たのは70年代(どうも埋もれたフィルムを勝手に持ってきた>>続きを読む
まず木村一八と荻野目慶子が五月蠅い。もうとにかく怒鳴ればいいんだろ演技でうんざりだが脇はショーケン、原田、千葉と手練れぞろい。その点では安心してみることができる。そして作劇も安心。深作らしい、「細かい>>続きを読む
中村主水最後の映画が痴話喧嘩かよ。もうね、最後だからどんな敵が出てくるのかと期待したらそれが「金太郎!」津川雅彦。そして殺し合いの原因が「あいつは俺と寝ているときお前の名前を言った」。いやそれってただ>>続きを読む
ああ、タイでぬるいビールが飲みたい。「私、あなたたちに会うまで毎日頭下げてばかりいたの」今の自分を抜け出したいって「旅映画」の基本だけどその気持ちがぐんと伝わってくるのはプラスポイント。そうそう、どっ>>続きを読む
「ルノワールの映画を見なければ映画好きとは言えないだろ」と誰かに言われそれなら見てやると思って見たけど、基本は見ている自分に酔っているだけだった。たしかに渋谷の映画館で見たのだけど(まあその映画館の作>>続きを読む
チャウ・シンチーの映画としては僕は一番好きかもしれない。もうこれを見てチャウ・シンチーって誰だよって思ってこの人を追っかけないとって思わせた罪な映画。でもこれより面白かったチャウ・シンチーはなかったぜ>>続きを読む
チャウ・シンチーは「0061」や「食神」のころから大好きな人間としてはこれは「ぬるいけどあり」なんです。ギャグもところどころすべるけどそんなの関係ないじゃないか。女優もそんなにかわいくないけどそんなの>>続きを読む
いやどいひーな出来で見ているこっちも恥ずかしくなる。題名だけでわかるように巨大な虫が襲ってくるんだけど、それがどう見てもガチャガチャのおまけなんだよ。あれ、ゴムでできている20円の!しかも黒一色で、こ>>続きを読む
ニューヨークの街並みとしゃれた会話とジャズ(そういえばマンハッタン殺人ミステリーは「シング・シング・シング」だったような)と実にウッディ・アレンぽい映画じゃないかい!と思って見ていたが、監督はジョン・>>続きを読む
行き詰った5人がやくざの金を強奪するがヤクザ側の報復にあい一人また一人と殺される。うん。なんていっても5人がそれぞれ超大物ですごすぎである。本木、佐藤、根津、竹中、まだ売れてないころの椎名桔平まで。そ>>続きを読む
従来仕事人というと直前まで静かな感じでそこの緩急がたまらないんだけどこれは深作が撮ったからだろう、思いっきりアクションを見せる。またJACの千葉や真田が出ている時点でこれ仕事人映画でなくなっている(そ>>続きを読む
キアヌ・リーブスがまだ若くて恰好よかったころ(失礼)の名作ですよ。今のキアヌではこんなことできないもん(さらに失礼)。そしてハリウッドにしては珍しい「良くできた脚本」(爆発してヒロインいて最後いぇーい>>続きを読む
非常に残念なんだけど、ジェット・リーが主役って無理ありすぎるだろ。まずかっこよくない。そして演技も下手と。いくらアクションが凄くてもそれじゃあねえと突っ込む。そして敵の太った男がコメディ・リリーフでし>>続きを読む
原題「election」なんでずいぶんとバカっぽく仕上げたぞ、日本。コメディとしてしっかりブラックでありながら面白い良品。優等生、バカ=スポーツマン、エロ先生、レズビアンとキャラはわかりやすく立ちまく>>続きを読む
中身はほとんどない映画だがあのデパートでの乱闘シーンや最初のカーチィス(ジャッキーは車に乗らない)だけでもジャッキー見たと嬉しい気持ちになる佳作。特にデパートのシーンはこれぞアクションという感じでよく>>続きを読む
これは冷静にレビューできないよ。若いころから自分は落語好きだったし特に若かった(大学生のころ)自分において談志は「神」だった。現代落語論も読んだし談志の口座は値段が高くてもなんどもいった。その自分にと>>続きを読む
この映画を見れば滝田は昔から「コメディ」の監督だったんだよ。それは福田雄一なんかよりよっぽど面白い監督だってことなんだ。いやピンクだぜ。でもピンクという制限の中で「面白い作品を作ろう」という気概がこの>>続きを読む
滝田洋二郎が上手いのはこの監督はコメディというものをしっかりわかっているってことなんだ(それはピンクの「痴漢電車シリーズ」から言えることかもしれない)。そう、コメディの本質って笑いがあって涙があって、>>続きを読む
仕事人のインフレで何がなんだかの劇場作なれど最後の「殺し」のシーンは滾る。もうこんな殺し方だったら他の奴にやられちゃうだろなんて突っ込みは聞いてない。ひたすら恰好よく、ひたすら外連味だらけ。そうそう、>>続きを読む
「女はね、いつも一緒にいてくれる人が一番なのよ、銀ちゃんいつも一緒にいてくれないじゃない」「あがってこい、ヤス、あがってこい」もう久々に見たけど涙止まらない。キング・オブ・日本映画。もう最後なんか体ふ>>続きを読む
いや酷いのは知っていたがあまりに酷くて一周回って面白いレベル。黒谷屋敷に住む怪人に兵頭ゆき、高田純二、さらには塩沢ときに沖田浩之。また柏原芳江に森田健作と際物でどう考えてもまともな映画ではないだろう(>>続きを読む
どうも最後のどんでん返しに期待しすぎていたようだ。パズルのピースがかちっとはまるまではいかず、あれ?これ見事コンゲームじゃないのとちょっとがっかり。ただそれを抜きにすれば飄々とした感じがなんともよく楽>>続きを読む
武田梨奈だけ見たかったんで見た。うん、そうそう武田がカンフーを……ってしないじゃん。もう、なんだこれって笑うレベル。途中やたら光量を落としているんで何やっているかわからない&舞台がクローズドでただビニ>>続きを読む
いやいいんだ原作レイプは。確かに10対10が5対5になっているし(お幻と弾正入れれば6になるか)、蓑念鬼や室賀豹馬はいいとこなく死んでしまうし、小四郎は伊賀のはずが甲賀になっているし(しかも真空かまい>>続きを読む