kouseiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

kousei

kousei

映画(807)
ドラマ(12)
アニメ(0)

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.4

華やかなGUCCI一族に
欲にまみれた女王君臨…

日本人にも馴染みが深い世界的ブランドGUCCI
その歴史を解く上で避けては通れない一族殺人事件をリドリー・スコット監督が映画化。
権力と欲望にまみれ
>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

"スパイダーマン"で在り続ける。

本作のキャッチコピーではないが、想像を遥かに超えてきた!
グリーン・ゴブリン、Dr.オクトパス、エレクトロなどなど、予告編からも分かる通り、過去シリーズに出てきたヴ
>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.6

アメスパ第2弾!

ピーターの両親がどのように亡くなったのかを描く、衝撃的な飛行機事故から物語が始まります。
ここで、今作はシリアス路線なのかな?と思わせておいての、カーチェイスシーン!
イケイケなピ
>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.3

アメージングスパイダーマンの誕生を描いた第一作目。

ライミ版と比べてしまうと、本作はどこか地味な印象を持ちました。2002年と比べても、映像技術は進化し、一枚一枚の画は派手さを感じます…しかし、ヴィ
>>続きを読む

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.6

躍動感溢れる二代目ゴブリンとの対決、砂を纏うサンドマンとの戦いなど、アクションは3作の中で一番凄い。
ストーリーは長くて退屈なところも多かったですが、完結編としては相応しい終わり方だったと思います。
>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.8

Dr.オクトパスを迎えての第2弾!
アクションも更に進化し、Dr.オクトパスの狂喜乱舞する様な動き方や、スパイダーマンとのアクションは見もの。
前作から続く、激しいアクションの中での優しいロマンスも健
>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.7

スパイダーマン誕生の物語

僕にとってのスパイダーマンは、やっぱりトビーマグワイア版だと改めて思いました。
サム・ライミの演出や、キャスト達の演技、全て一級品。当時の雑なCGさえも愛おしく感じます。
>>続きを読む

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.6

今年ラストは最強の夫婦で!
ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーの美男美女夫婦がド派手な喧嘩するお話。

爆破、銃、カーアクションなど大胆なアクションシーンが想像以上に多かった。
単なるアクショ
>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

人を守ってこそ、自分も守れる。
世界に影響を与えた日本映画の最高傑作と名高い「七人の侍」

207分という長さ、まだ慣れきれていない白黒映画という要素で敬遠していましたが、一気に引き込まれた!

意外
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.6

アカデミー作品賞を受賞した社会派ジャーナリズム映画。

教会のカトリック神父による性的虐待といったセンシティブな内容に、冷静に長期に渡って立ち向かっていく記者達を重厚に描いています。
画的な派手さはな
>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.6

狩られる前に狩れ!

ポップコーンが弾けるように人が続々と死んでいくバイオレンスさ。自分の好みにドストライクな設定と世界観。強烈な風刺や政治的な描写。
コレを待っていた!ブラムハウスありがとう!

>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.0

2人の子供が駆け落ちした話。
ウェス・アンダーソン監督作品

大人の駆け落ちは"波乱"なイメージですが、こっち(子供)の駆け落ちは、別の意味で波乱!
子供が想像するような、アドベンチャー&ファンタジー
>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

アガサ・クリスティの傑作ミステリーを映画化。

オチが超超超有名過ぎて、知った上で鑑賞しました。
いかにもな髭を生やした名探偵ポアロ。冒頭の卵を比べるシーンからポアロの正しさを求める性格、それがラスト
>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.9

いつの時代も、マナーが人を作る。
キングスマン始まりの物語。

ガラハッド、ランスロット、マーリン、馴染みのコードネームが出てくるたび、キングスマンファンとしてつい興奮してしまう。

キングスマン1.
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.3

憧れが恐怖に変わる…
「ベイビー・ドライバー」エドガー・ライト監督のミステリーホラー作品。

アニャ・テイラー=ジョイ、トーマシン・マッケイジーコンビ。
60年代のロンドンを大音量なサウンド、煌びやか
>>続きを読む

ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.1

ハングオーバー!シリーズ完結編。

面白かったのは最初の15分くらいまで。
今までのストーリーを大きく変化させて、違う方向へ向かいたいのは分かるけれども、それが逆に作品を悪くしてます。
1.2はコメデ
>>続きを読む

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.7

またやっちまった…
ハングオーバー!シリーズ第2作目

本作も1作目とほぼ流れは変わらないのに、飽きが来ないのが凄い。ハングオーバー!シリーズのプロットの秀逸さが分かる。
前作のインパクトと比べると落
>>続きを読む

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.7

かの有名なコメディーシリーズを鑑賞。

コメディはぶっ飛んでいないと面白くない!を改めて感じさせられる作品。
滑稽なストーリーの中で繰り広げられる下品で不謹慎な笑い。退屈しないテンポ感も完璧で、キャラ
>>続きを読む

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.0

黄色い悪魔がやって来た

誰もが知る「マクドナルド」の"創業"者レイ・クロックの物語。
レイ・クロックの熱烈な競争心と執着心が、マクドナルドを成功の道へと導きます。

レイ・クロックも言っていたが、ビ
>>続きを読む

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.7

想像以上に悲しき物語
本作には現実的な"彼"の恐怖と、鏡の幽霊のオカルト的恐怖が入り混じっています。

スリラー、ヒューマンドラマ、恋愛などなど、様々なジャンルが詰め込まれているので、ホラーとは一概に
>>続きを読む

恐怖のセンセイ(2019年製作の映画)

3.9

武器は"人差し指"

全体的にシュールなブラックコメディーで、所々クスクスと笑えます。
風刺が効いたシーンが多く、作品のメッセージ性も分かりやすい。
黄色帯を貰った後のケイシーが、地面の黄色線にション
>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

3.7

オードリー・ヘプバーンが可愛いだけの映画だと思って観てみたら、そうじゃない。
作品の質としても高くて、1953年から現代に至るまでの恋愛映画の中でも、トップクラスに素晴らしい作品!
不朽の名作と言われ
>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.7

新参者シリーズ完結編。

完結編にふさわしい幕締め!
シリーズ2作しか観てないですが…

阿部寛を始めとして、松嶋菜々子、小日向文世などなど安心して観ていられるキャスト。演技も違和感なかったですが、阿
>>続きを読む

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.6

新参者シリーズは全くの未鑑賞
所々誰これ?と思うキャラクターもいますが、充分に楽しめました。

繋ぎ繋の部分が唐突過ぎて、雑な印象を受けました。おかげでスピード感はあったけど、描写不足で違和感を感じる
>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.6

モーガン・フリーマン×ジャック・ニコルソン
余命6ヶ月にして、旅に出る。

死という重いテーマを扱っていながら、楽しくユーモア溢れる作品に仕上がっていました!
主演2人のキャリアを感じる素晴らしい演技
>>続きを読む

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.2

ベルトコンベアの可愛い赤ちゃん製造シーンから、ボスベイビーの登場のギャップが凄くいい。
ボスベイビーは基本的におっさんな言動や行動をしますが、偶に赤ちゃんらしい可愛い姿を見せてくれるところが超キュート
>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.7

野球は夢の時を刻む…

野球×お伽噺風な世界観は新鮮。
死んだ野球選手が幽霊として生き返って、野球をするというストーリーですが、それだけではありません。後悔・やり残した夢という壮大なテーマがあり、内容
>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.4

ロバート・エガース監督作品「ウィッチ」

不協和音の様な音楽が陰鬱な雰囲気を醸し出しす。
セット、舞台、時代設定、衣装、キャスト陣の演技は最高。
作品の雰囲気も好きだけど、ストーリーにはイマイチ引き込
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.9

下克上への近道は"気に入られること"
手段を選ばない女達の壮絶なバトルが始まる!

ヨルゴス・ランティモス監督が、捻くれていて奇妙な18世紀の宮廷を描く。
同監督の「ロブスター」や「籠の中の乙女」と比
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

実際に起きた悲劇を、映画を使って独自の方法で塗り替える。同監督の「イングロリアス・バスターズ」を彷彿とさせる。
始まって2時間はこれ大丈夫か?と思わせる内容だったけど、ラスト30分間にタランティーノの
>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.6

ジャッキー・ブラウン、マックス・チェリー、サミュエル・L・ジャクソンのオデール、ビッチなメラニーに至るまで、全てのキャラクターが愛おしい。そこがタランティーノ作品の良さでもあります。

デ・ニーロ演じ
>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.7

長すぎる眠りから覚めた
彼らは何を思う?

ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズの演技力が凄い。ロビン・ウィリアムズとデ・ニーロの心こもった人間味溢れる演技は必見。
レナード(デ・ニーロ)の痙攣
>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.8

トム・ハンクスから学ぶ
無人島での処世術

空港に閉じ込められる前に無人島に閉じ込められていたなんて…トム・ハンクスの人生は波瀾万丈だ笑
悲惨な状況で全く笑えないのに、何故か笑えてくるシーンが多い。そ
>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.7

天才メアリーをどこで育てるかが争点。
他の子と同じ様に普通の子供時代を過ごすことを望むフランク(クリス・エヴァンス)
偉大な数学者になる為には、小さい頃からの英才教育が必要だというイヴリン(リンゼン・
>>続きを読む

狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.3

若きアル・パチーノが叫びまくる!!!

ゴッドファーザーのマイケル(アル・パチーノ)とフレド(ジョン・カザール)が銀行強盗としてコンビを組む!
人がバンバン死ぬなどの描写は無いので、緊張感は薄かった。
>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.3

理想の母親になりたきゃ、狂え。

この映画は…今まで観た映画の中でも、トップクラスに狂っていました。
うまくいきすぎな前半の展開はまさにシンデレラストーリー。
その幸せなシーンでも、どこか不穏な空気が
>>続きを読む