shitpieさんの映画レビュー・感想・評価

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CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

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はじめて見た。っていうか、レンタル料金 400 円は高すぎでしょ!

冒頭から、庵野秀明っぽい変な構図のカメラワークとせわしない編集。なんだかんだいって、実写映画監督としての庵野秀明は記名性が高い。
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.5

『式日』に、これほどまでに『シン・エヴァ』とのシンクロニシティがあるのは、けっきょく『シン・エヴァ』が庵野秀明の総決算にほかならないから。『シン・エヴァ』には、『式日』の要素「も」ある。

とはいえ、
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Playback(2012年製作の映画)

1.5

サンクスシアター、もう終わり!? え〜……。他にも見たいの、いっぱいあったんだけどな……(ほったらかしにしていたじぶんが悪い)。というわけで、 2 本目。

『 Playback 』は公開された当時、
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PASSION(2008年製作の映画)

3.5

すっかり忘れていた「サンクスシアター」がもう終わっちゃうかもしれない、というので、やば、と思って、見た。

たしかに、ジョン・カサヴェテスだ。まちがいない。カサヴェテスを、「ニッポン的」、「ニッポンの
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闇動画8(2013年製作の映画)

3.5

『霊障』が届いたので、『闇動画』を初めて見てみた。

いずれも『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のスタイル、つまりファウンド・フッテージものなのだけれど、これが、思っていたよりもかなりこわい。児玉和土
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

トーキング・ヘッズの作品も、デイヴィッド・バーンのソロも好きだ。『 American Utopia 』がリリースされる前も、シングルをチェックして聞いていた。けれども、正直に言うと、アルバムがリリース>>続きを読む

犬は歌わない(2019年製作の映画)

3.5

すごい映画だった。ライカや宇宙犬たちのドキュメンタリーかと思いきや、モスクワで生きる野良犬たちの視点からとらえられた映像が延々と続く。徹底したローアングル、キマった構図、しかもシネスコで。これほどまで>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.5

たぶん、この終わりかたしかなかった。だから、思っていたとおりといえば、そうかも。「これからはエヴァがなくても達者で生きていけよ」っていう映画だけど、優しくて、成熟した、和解の、抱擁の物語だった。でも、>>続きを読む

劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜(2011年製作の映画)

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だいぶまえにレンタル(デジタルで)していて、そのまんまになっていたので、あっ、やべっ、と思って見た。とにかく、銀河ネットワークのロゴと配信の画質の悪さが気になってしかたがない……。なんとかしてほしい。>>続きを読む

劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜(2009年製作の映画)

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えっ。こんな中途半端なところで終わらせていいの? という、TVシリーズでいうとかなり序盤で幕切れ。なんだか早回しの物語を見せられているようで、強引な展開に辟易させられる。マクロスクォーターの活躍もいま>>続きを読む

天使のたまご(1985年製作の映画)

3.0

異様な作品である。せりふはほとんどないし、ただひたすらに静的で、ミニマルだ。前衛的なファンタジーだと言ってもいい。だが、余白が多くを、豊かに物語る。

少女が強姦され、成長した自身の対面するあたりは、
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DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

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DAICON FILM のブルーレイボックス、だしてくれないかな……。

『愛國戰隊大日本』も見たのだけれど、そちらは Filmarks に登録されていなかった。はとにかくふざけた作品である『愛國戰隊
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共想(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

牧師の説教に涙するシーン……(もろほしさんいわく、世界観が J-POP )。最後に黒沢清がしゃべっているのを見られて、救われました。『地獄の警備員 デジタルリマスター版』が映画館にかかるまで、なんとか>>続きを読む

光る女(1987年製作の映画)

3.0

迷作。珍作。怪作。

膨大な予算がかかったこと、それにもかかわらず興行的に失敗してしまったことで、いわくつきの作品。ディレクターズ・カンパニーを傾かせた映画としても知られている、かもしれない(とはいっ
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残菊物語(1939年製作の映画)

5.0

じつは、溝口健二の映画は戦後のものしか見ていなかった。なので、この『残菊物語』ははじめて見た。すごい。長回しの、せりふとせりふのあいだの、たっぷりとした、ただただカメラがまわっているだけの余白に、「映>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

2.0

前作のダークな配色とスピードスケート選手みたいなコスチュームは不評だったのか、今回の衣装はいかにもスパイディらしい白い目と明るい色味に再調整されている。そのへんがどうにも、あまりよくない意味でコミカル>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

2.5

映画が公開された時にはスルーしていたんだけれど、その後、ヨドバシカメラのテレビコーナーで流れているのを見て驚いた。ちょうど、スパイディがリザードと高校構内でたたかっているシーンで、「なんだこれ!?」と>>続きを読む

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

2.5

オリジンもなにも描かなかった MCU のスパイダーマンこそがすばらしい、トム・ホランドが演じるピーター・パーカーこそが最高なんだ、と思うぼくにとって、サム・ライミのスパイダーマン ・トリロジーを見かえ>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.0

サム・ライミのスパイダーマン ・トリロジーにおいて、この2作めでは、映像表現におけるすごみを感じられる。とくに、列車を止めるシーンの緊張感や迫力は、ものすごいと思う(トビー・マグワイアーの顔!)。ただ>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.0

『スパイダーマン』を映画化する、しかも、コミック・ファンをがっかりさせずに納得させるものにする、ということがどれだけ困難なことだったかは、想像にかたくない。げんに、 2002 年までそれはなしえなかっ>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.0

『回路』以来の傑作! って言いたいです。お見事です! ほめすぎ? きちんとした感想は、またべつの場所で。

おかえり(1996年製作の映画)

3.5

とくに後半、寺島進が上村美穂を抱擁する長回しが圧巻で、あのワンカットでぜんぶもっていかれた。繰り返される窓辺のショットや、丘のロングショットもすばらしい。画面の中央に柱を置いたシーン、虫かごにフォーカ>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

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なんじゃこりゃ。 169 分というおっそろしく長いランニングタイ厶をかけて、なにも語っていない、ものすごく空虚で残念なチャプターツー。子ども時代から時をくだり、大人たちの物語になったものの、映画そのも>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

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どあたまからワーナーのロゴに「おっ」となりはするものの、なんだかなあ。こうしてみると、『シャイニング』のディック・ハロランは典型的なマジカルニグロである。『シャイニング』の続編ということだけれど、ほと>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

2.0

そもそも “Sicario” を「ボーダーライン」とするのもあれだけれど、 “Day of the Soldado” を「ソルジャーズ・デイ」とはこれいかに。んなあほな!? という、ベニチオ・デル・ト>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

すさまじい西部劇の変奏である。『ファーゴ』や『ウィンターズ・ボーン』をほうふつとさせつつも、テイラー・シェリダン流の西部劇に帰着する。これが西部劇でないとしたらなんなのか。しかしながら、『ウィンド・リ>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

(クリストファー・ノーランの映画の中で、もっとも世界観が、つまり世界やものの見方が薄っぺらいと思った。時間がどうとか、未来がどうとかではなく、「世界の終わり」と、その「救世主」という物語のありかたが、>>続きを読む

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

4.0

ガーディアン紙によれば、「コロナウイルスの時代における初めての映画」。たしかに、そうかもしれない。「ウイルス」が壊す関係性、ひととひととの距離(ソーシャルディスダンシング)、安全な空間(家、イエ)を保>>続きを読む

映画 けいおん!(2011年製作の映画)

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なつかしい……。

放課後ティータイムにはいくつか問題がある。まず、演奏がおっさんくさいこと。音だけを聞いていたら、手練れのおっさんたちが演奏しているようにしか聞こえない(住所不定無職みたいな演奏だっ
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

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(ちょっとTVシリーズを反復しすぎで、新鮮味に欠けるかも。もちろん泣きましたけれども。)

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

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ほとんどTVシリーズの総集編なんだけれど、構成がいったりきたりでよくわからない。とくに、冒頭と終盤でおなじカットが二度でてくる。そういう演出とはいえ、これはどうなのか……。TVシリーズを見ているひとが>>続きを読む

たたり(1963年製作の映画)

3.0

ホラー映画の勉強。古典です。ジャック・クレイトンの『回転』にくらべると、めちゃくちゃアメリカンなつくりだと思った。なので、ホラーというよりも、サスペンス、スリラーとしてすぐれている感じ。とにかくテンポ>>続きを読む

パラサイト・イヴ(1996年製作の映画)

1.5

Jホラーの勉強。最先端(当時)のCGやVFXによる、イケイケ(当時)の葉月里緒菜が主演のバイオホラー。原作小説とほとんど関係ないプレステのゲームをやりたくなりますね。で、これがなかなかおもしろい。とい>>続きを読む

回転(1961年製作の映画)

4.0

ホラー映画の勉強。「えっ!? 見たことなかったの!?」と馬鹿にされそうな古典です。

いまさらですが……これはめちゃくちゃすばらしい! そして、こわい!!

Jホラーじゃん、という映像演出がたくさんあ
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.5

正直、あんまりディレクターズカット版である必然性とかは感じなかったので、『ミッドサマー』が死ぬほど好きなひと以外は見なくてもいいかも。『ミッドサマー』が死ぬほど好きなひと。はい。それがわたしです。>>続きを読む

ギニーピッグ 悪魔の実験(1985年製作の映画)

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わはは。あまりのショボさ、ヌルさ、発想の貧しさに、牧歌的でいい時代だったんだな、と思った。こんなものが「伝説」だなんて。 1985 年。馬鹿馬鹿しくて、退屈で、寝そうになった。しょせん、こんなもんであ>>続きを読む

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