Omizuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Omizu

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La diagonale du fou(原題)(1984年製作の映画)

3.6

【第57回アカデミー賞 外国語映画賞受賞】
リチャード・デンボ監督によるスイス映画。アカデミー外国語映画賞を受賞した他、セザール賞第一回作品賞も受賞した。

ミシェル・ピコリ、リヴ・ウルマンというスタ
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Hunger Ward(原題)(2020年製作の映画)

3.5

【第93回アカデミー賞 短編ドキュメンタリー映画賞ノミネート】
イエメンの飢饉に直面した病院に取材した短編ドキュメンタリー。アメリカ国内映画祭で複数受賞を重ね、アカデミー賞にもノミネートされた。

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フットノート(2011年製作の映画)

3.6

【第84回アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート】
『ボーフォート レバノンからの撤退』ヨセフ・シダー監督のイスラエル映画。カンヌ映画祭コンペに出品され脚本賞を受賞、アカデミー外国語映画賞にもノミネート
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告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.7

【第70回カンヌ映画祭 アウト・オブ・コンペティション部門出品】
『戦場のピアニスト』ロマン・ポランスキー監督×『夏時間の庭』オリヴィエ・アサイヤス脚本の作品。カンヌ映画祭アウト・オブ・コンペティショ
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リタと大学教授(1983年製作の映画)

3.4

【第56回アカデミー賞 主演男優賞他全3部門ノミネート】
『アルフィー』ルイス・ギルバード監督が舞台劇を映画化した作品。アカデミー賞では主演男優賞(マイケル・ケイン)、主演女優賞(ジュリー・ウォルター
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Four Daughters(英題)(2023年製作の映画)

3.6

【第96回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート】
『皮膚を売った男』カウテール・ベン・ハニア監督の新作。カンヌ映画祭コンペに出品されドキュメンタリー映画賞を受賞、アカデミー長編ドキュメン
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Sweet Dreams(原題)(2023年製作の映画)

3.8

【第96回アカデミー賞 オランダ代表】
エナ・センディヤレヴィッチ監督の長編二作目。ロカルノ映画祭で主演俳優賞を受賞、オランダ映画祭で6冠に輝くなど評価の高い作品。アカデミー国際長編映画賞オランダ代表
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ひめゆりの塔(1953年製作の映画)

3.8

【1953年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
『武士道残酷物語』今井正監督、水木洋子脚本の作品。ひめゆり学徒隊の悲劇を描いた実話もので、1982年には同監督、同脚本によりリメイク版も製作された。
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ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ(2015年製作の映画)

3.8

【2018年キネマ旬報外国映画ベストテン 第9位】
巨匠フレデリック・ワイズマン監督作品。ヴェネツィア映画祭アウト・オブ・コンペティションで上映、ニューヨーク映画批評家協会賞でドキュメンタリー映画賞を
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Shahid(原題)(2024年製作の映画)

3.3

【第74回ベルリン映画祭 フォーラム部門CICAE賞】
イラン出身、ドイツ在住のナルゲス・カルホル監督の長編二作目。ベルリン映画祭フォーラム部門に出品され、CICAE賞とカリガリ映画賞の二冠に輝いた。
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.2

【第95回アカデミー賞 国際長編映画賞ノミネート】
アイルランドのコルム・バレード監督作品。ベルリン映画祭ジェネレーション部門でグランプリを受賞、アカデミー国際長編映画賞にもアイルランド代表として初め
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家族日誌(1962年製作の映画)

3.5

【第23回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『国境は燃えている』ヴァレリオ・ズルリーニ監督がバスコ・プラトリーニの自伝的小説を映画化した作品。ヴェネツィア映画祭ではタルコフスキー『僕の村は戦場だった』と
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スタントマン(1980年製作の映画)

3.2

【第53回アカデミー賞 主演男優賞他全3部門ノミネート】
『アラビアのロレンス』で知られる名優ピーター・オトゥール主演作品。ゴールデングローブ賞では作曲賞を受賞、アカデミー賞では監督賞(リチャード・ラ
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クリアチューラ(2023年製作の映画)

5.0

【第76回カンヌ映画祭 監督週間ベスト・ヨーロッパ映画賞】
俳優としても活躍するスペインのエレナ・マーティン監督の長編二作目。カンヌ映画祭監督週間で上映され、ベスト・ヨーロッパ映画賞を受賞した。ゴヤ賞
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あのこと(2021年製作の映画)

3.9

【第78回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
ノーベル賞作家アニー・エルノーの同名小説に基づく作品。監督は『バック・ノール』などで脚本をつとめたオードレイ・ディヴァン。ヴェネツィア映画祭金獅子賞を受賞、セ
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愛のイエントル(1983年製作の映画)

3.4

【第56回アカデミー賞 作曲賞受賞】
バーブラ・ストライサンドが製作、監督、主演をつとめたミュージカル映画。アカデミー賞では助演女優賞(エイミー・アーヴィング)など4部門5ノミネートされ、作曲賞を受賞
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Revanche(原題)(2008年製作の映画)

3.9

【第81回アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート】
オーストリアのゴッツ・スピルマン監督作品。ベルリン映画祭パノラマ部門に出品されC.I.C.A.E賞を受賞、アカデミー外国語映画賞にもノミネートされた。
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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

3.0

【1997年キネマ旬報外国映画ベストテン 第10位】
ウディ・アレンがミュージカルに挑戦した作品。アラン・アルダ、ドリュー・バリモア、ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマンなど豪華キャストが実際に歌
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BLACK & WHITE in COLOR ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー(1976年製作の映画)

1.0

【第49回アカデミー賞 外国語映画賞受賞】
『セブン・イヤーズ・イン・チベット』ジャン=ジャック・アノー監督のデビュー作。コートジボワール代表としてアカデミー外国語映画賞に選出、受賞を果たした。

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プリシラ(2023年製作の映画)

3.8

【第80回ヴェネツィア映画祭 女優賞】
『ロスト・イン・トランスレーション』ソフィア・コッポラ監督の新作。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され、主演のケイリー・スピーニーが女優賞を受賞した。

ソフィア
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ハロー・ドーリー!(1969年製作の映画)

4.5

【第42回アカデミー賞 美術賞他全3部門受賞】
バーブラ・ストライサンドが主演をつとめたミュージカル。『雨に唄えば』などのミュージカル俳優ジーン・ケリーが監督をしている。アカデミー賞では作品賞など7部
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Valimo(2007年製作の映画)

3.3

カウリスマキの短編作品。労働者を描いたパステルカラーな作品。「なんかいいね」を突き詰めただけの4分間。

マーシュランド(2014年製作の映画)

3.5

【第29回ゴヤ賞 作品賞他全10部門受賞】
『UNIT 7 ユニット7/麻薬取締第七班』アルベルト・ロドリゲス監督作品。スペイン・アカデミー賞であるゴヤ賞で作品賞など10部門を独占した作品。

興味深
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西瓜(2005年製作の映画)

3.8

【第55回ベルリン映画祭 芸術貢献賞他全3冠】
『愛情萬歳』ツァイ・ミンリャン監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品され、芸術貢献賞、国際映画批評家連盟賞、アルフレッド・バウアー賞の3冠を達成した。
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忘れられた人々(1950年製作の映画)

3.7

【第4回カンヌ映画祭 監督賞】
『欲望のあいまいな対象』ルイス・ブニュエル監督作品。カンヌ映画祭で監督賞を受賞、1953年キネマ旬報外国映画ベストテンでは第9位に選出された。

ブニュエル、メキシコ時
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シャンヌのパリ、そしてアメリカ(1998年製作の映画)

3.0

『日の名残り』ジェームズ・アイヴォリー監督作品。ケイリー・ジョーンズの小説を映画化した作品。インディペンデント・スピリット賞では作品賞にノミネートされた。

全体的な雰囲気はいいけど何が言いたいのか軸
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コールド マウンテン(2003年製作の映画)

3.5

【第76回アカデミー賞 助演女優賞受賞】
『イングリッシュ・ペイシェント』アンソニー・ミンゲラ監督がチャールズ・フレイジャーの同名小説を映画化した作品。アカデミー賞では主演男優賞(ジュード・ロウ)など
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.7

【第76回アカデミー賞 助演男優賞他全4部門ノミネート】
『グローリー』エドワード・ズウィック監督がトム・クルーズを主演に迎え、日本を舞台に描いた作品。アカデミー賞では助演男優賞(渡辺謙)、美術賞、衣
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アポロニア、アポロニア(2022年製作の映画)

3.1

【第96回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞ショートリスト選出】
各地のドキュメンタリー映画祭で受賞、ヨーロッパ映画賞ではヨーロッパ・ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた。アカデミー賞でも長
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ホーリー・スモーク(1999年製作の映画)

3.3

【第56回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『ピアノ・レッスン』ジェーン・カンピオン監督作品。ヴェネツィア映画祭コンペに出品された。出演はケイト・ウィンスレット、ハーヴェイ・カイテルなど
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ミラノ、愛に生きる(2009年製作の映画)

3.8

【第83回アカデミー賞 衣装デザイン賞ノミネート】
『君の名前で僕を呼んで』ルカ・グァダニーノ監督作品。ヴェネツィア映画祭オリゾンテ部門に出品され話題を呼んだ作品。英国アカデミー賞やゴールデングローブ
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サタデー・フィクション(2019年製作の映画)

3.8

【第76回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『スプリング・フィーバー』ロウ・イエ監督作品。ヴェネツィア映画祭でコンペティション部門に出品された。横光利一『上海』がうっすらベースにはされて
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赫い髪の女(1979年製作の映画)

3.7

【1979年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
『一条さゆり 濡れた欲情』などのロマン・ポルノの巨匠、神代辰巳監督が手掛けた作品。中上健次の「赫髪」をもとに荒井晴彦が脚色している。

日活ロマン・
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パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.8

【第78回ヴェネツィア映画祭 女優賞】
『オール・アバウト・マイ・マザー』ペドロ・アルモドバル監督作品。ヴェネツィア映画祭でプレミアされ、主演のペネロペ・クルスが女優賞を受賞した。アカデミー賞でも主演
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ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023年製作の映画)

3.7

【第96回アカデミー賞 短編実写映画賞ショートリスト選出】
ペドロ・アルモドバル監督による短編作品。カンヌ映画祭でプレミアされ、アカデミー賞でも短編実写映画賞ショートリストに選出されたがノミネートは逃
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.8

【第65回英国アカデミー賞 英国作品賞、脚色賞受賞】
『ぼくのエリ 200歳の少女』トーマス・アルフレッドソン監督がジョン・ル・カレの同名小説を映画化した作品。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され、英国
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