sunflowerさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

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火花(2017年製作の映画)

4.0

夢を追いかけている人は美しい。

夢を持って生きているだけで素晴らしい。

頑張って生きているだけで尊い。

風の電話(2020年製作の映画)

3.8

試写会上映前に、出演者と監督の舞台挨拶があったのですが、その段階で既に泣いてしまいました。

モトーラさんの醸し出す空気感、尋常じゃなく静謐です。
息を呑むように澄んだ世界の中で、この方は生きているん
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ヒア アフター(2010年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッド監督がこの手(若干ファンタジー要素あり?)の作品を撮るとは、少し意外でした。

でも、やはり随所にイーストウッド監督らしい優しさが散りばめられていました。

安定の優しい眼差し
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THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

4.4

なんともないシーンで、止めどなく涙がこぼれてくる。そんな作品でした。

二人の間に、温かで、そしてしっかりした絆が育まれてくる様が、前作同様、丁寧に丁寧に紡がれていきます。

その過程を一緒に見守る私
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.9

泣ける。。。

ガンコ爺さんとご近所さんとの間にいつしか生まれていた家族のような愛。

温かい作品です😌✨

少しだけ、クリント・イーストウッドのグラントリノを彷彿とさせますね😊

さざなみ(2015年製作の映画)

3.7

最後の最後で妻が遂に感情を露わにするシーンの唐突感が、個人的にはとてもいいなと思いました。

抑えに抑えてきた彼女が、ここ一番で見せてしまうイラつき。

嫌〜な、でもこれが現実という、強烈なパンチを食
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.8

大人になるにつれて胸の奥底に仕舞い込んでいた青く清らかな記憶や気持ちを、優しく引っ張り出してくれるような作品でした。

出演者が皆素晴らしい演技で魅せてくれます。

(中山美穂さんのあのキャラクターは
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.4

これは、、、

凄いものを観てしまいました、、。

何が凄いかと私なぞがここでツラツラと拙い文章で書いてしまうことは、この作品の神聖さを損なってしまいそうなので、控えます。

ただ言えることは、このタ
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.9

エドワード・ヤンの監督作品ということで気になって鑑賞。

富士フィルムのネオンサインが都会に渦巻く不安や焦燥感を暗示していた。

不穏でアンバランスな美しさ。

いつかもう一度観たい。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.9

「シャイニング」へのリスペクトが随所に散りばめられつつも、全く別物に昇華されていましたね。

「シャイニング見たことある!」「昔シャイニング見た!」くらいの映画ファンには素直に楽しめる作りだと思います
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.7

Part IIIには賛否あるようですが、私は肯定派ですね。

(無いなら無いで、それぞれの願う形を思い描けるという点では良いかと思います。)

ここまでレジェンドであり続ける作品をシリーズで観られて、
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

これまた素晴らしい1本でした。

出てくる俳優陣の演技が皆カッコいいという。

良い時代だったのですね(映画界という意味で)。

黄金期を観た感。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.8

絆の強いファミリー、一族。

私には女きょうだいしかいないので(女姉妹が正しい?日本語って難しい...)、兄弟の在り方が新鮮に映りました。

男のロマン、みたいな世界観は、こういう映画の世界でしか見ら
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またね(2014年製作の映画)

4.0

愛ですね。

これも間違いなく、愛のひとつの形ですよね。

こんな風に穏やかな眼差しで日常を大切にしながら生きていけたなら、幸せでしょうね。

良質な作品だと思います☺️

バオバオ フツウの家族(2018年製作の映画)

3.3

先日旦那さんと出掛けていたら、たまたま映画を割引価格で見られる日だったことに気付き、本作品が一番タイミングの合う上映時間だったことから、飛び込みで鑑賞。

ですので完全に前情報ゼロだったわけですが、結
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

4.7

見るべき。

大切な人を失い哀しみにくれる人々の姿を、目に焼き付けなくてはならない。

間違いを繰り返してはならない。

戦争は、決して他人事ではない。

戦地で彼らが乗っていた車は、TOYOTA。
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シュガー & スパイス(2016年製作の映画)

4.4

これは凄いですね。

16分という短い時間の中で、
生きるとは、幸せとは、
といったことを、強く考えさせられた。

彼らのこのような日々の繰り返しの中に、果たして楽しみなんていうものはあるんだろうか?
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みつばちの大地(2012年製作の映画)

3.8

おぉぉぉ、という映像の数々。

凄い。

「素晴らしい」というよりは、「凄い」という感じ。

凄い人がいるものですね。

自分とは別世界に思えることをとことん追究している人達って、尊敬します。

非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎(2004年製作の映画)

4.0

とにかく色彩が可愛らしくてキュートで愛らしい。

そう。愛らしい。

彼のことを憐れむなんて、きっと違うんだろう。

後にも先にも、ヘンリー・ダーガーのような作家は、残念だけれどきっともう生まれないで
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アンダーグラウンド 完全版(1995年製作の映画)

5.0

これを傑作と呼ばずして、何を傑作と呼べるのか。

悲しみをこのような形で表すことにしたのだなと思うと、より一層悲しみが増す。

314分間、どのシーンも、まさにお見事としか言いようがない。

素晴らし
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.5

観終わった今になって泣けてくる。。。

口数の少ない物静かなこの少年の、張り裂けんばかりの心の叫びが、胸に響く。。

少年の心の痛みが、観ている我々の痛みとなって返ってくる。

悲しい心の叫び。

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最愛の子(2014年製作の映画)

4.0

心を氷にして観た。

そうでないと、最後まで観ていられない作品だから。

どうにも許せないし、どうにも許したくもなる、、、


けど、やっぱりダメなものはダメだ。。

ぼっち(2013年製作の映画)

3.9

素晴らしい。

思春期の、ちょっと胸がキューッとなる感じが、よく表されていました。

17分という短い時間の中で、しっかり気持ちが起承転結した。

これを学生時代に制作されたなんて、凄い。

この監督
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一粒の麦(2016年製作の映画)

3.5

横浜が舞台。

国境や年齢、性別を越えての交流。

子役の女の子が可愛かった。

個人的には、大好きな彫刻家、山本正道さんの作品(ブロンズ像)が一瞬映り込んでいたことに驚き、とても嬉しかったです。
(
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.4

この1本に、人生が凝縮されている。

人間の業(ゴウ)やら性(サガ)やら欲やらを突きつけられる。

どうなろうと、どこであろうと、背負って生きていかなくてはならない。

ランプぼうやとくらやみとしょかん(2015年製作の映画)

3.8

これは、将来子供が生まれたら見せてあげたい。

勇気を出すこと、それ自体がどんなに素晴らしいことかを、この作品は、この短い時間の中で気付かせてくれる。

トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

4.0

これは隠れた名作ですね。

罪と罪ほろぼし。

私は、彼の取ったあの行為を、罰ではなく罪ほろぼしであったと捉えています。

罰などという受動的なものではなく、彼が自らの意思で選択した、能動的な罪ほろぼ
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.5

おぉ〜〜、そういうことだったのか。

と、静かに驚き、そして納得。

最後に謎が解けた時のスッキリ感。

シックスセンス感。

グリッドロック(2016年製作の映画)

3.7

気になって2回観たら、やっとナゾが解けました!

そういうことだったのか〜〜!!

これは凄い!!

よくできた脚本!!(上から目線で失礼!)

良作のサスペンスです!!

•••••••••••••
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.8

これがイランという国の実情なのだとしたら、、、

なんとももどかしいですね、、、。

全てが建て前。本心は、身近な親類、友人にも見せない。

なんでしょう。文化や宗教観の違いと言ってしまえばそれまでな
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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.6

モラトリアム真っ只中の彼らの ”もがき” が、なんだか眩しい。

思う存分思い悩んで、恋もして、仕事もして、ぶち当たって、転んで、立ち上がって。

生きてる場所が違っても、人間みんな、根本はおんなじな
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.8

青春! 青春! 青春!

う〜ん、懐かしいともちょっと違って、、

なんていうんでしょう、、

こう、、、

こそばゆい☺️

友情っていいね👍

お兄ちゃんナイスだね👍

そんな感じでした😊

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.8

映画館で二度鑑賞。
一度目は一人で。
二度目は主人と二人で。
そして二度とも、号泣。。

あの心優しい天使のような子供がなぜそうなったのか、その裏に隠されたエピソードを知ったら、もう、このやるせなさの
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

5.0

これでもかという程、最高に泣いた。
素晴らしすぎる。

哀しみの涙と感動の涙と、、最初から最後まで、もうずっと号泣していた。。
(岸部一徳さんの演技、神がかってます。涙なくしては見られませんでした。)
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.8

なんだこれ、初めて観るタイプのハッピー映画!

つじつまとか理屈とか、そんなものは通用しないし、気にしちゃいけない。笑

とにかくザジのいたずらっぷりが可愛らしい。

現代アートのような作品!

Little Birds リトル バーズ -イラク 戦火の家族たち-(2005年製作の映画)

5.0

これが戦争。

これが戦争のむごさ。

涙が止まらない。

息を呑む。

でも、目を逸らさずに見なくてはならない。

これを見たら、戦争を肯定出来る人なんていなくなる。

そう信じたい。

今を生きる
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