『イリヤです……僕が死にかけなのに相棒は優雅にご飯を食べているとです…!』
今年、スパイ映画4部作3本目(大嘘)60年代テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」をガイ・リッチーがオサレにホモソー>>続きを読む
『ピエロのきもち』
ブッ飛びすぎ。人間の描写、スラップスティックコメディがブッ飛んでいてギャグなのかドラッグなのかすらもう分からない。特に主人公たちを追いかける動物管理局のデュボア警部の描写なんか>>続きを読む
『どうぶつ奇想天外』
前作、マダガスカルに行くまで静かな映画だったのとは裏腹にミュージカルギャグアニメーションとしての路線で行くことに迷いなし。I like moving,moving.の劇中歌と>>続きを読む
ファウンドフッテージ形式のホラー。主人公が撮っている映像の羅列が流れるだけ、と思いきや『あれ?この映像、編集されてない?』と気づいてしまう。今作はM・ナイト・シャマランがPOVファウンドフッテージ形>>続きを読む
『道路交通法圧倒的無視』
車を運転していたら後ろから大きいトラクターがずっと追ってくる。ただそれだけ。それだけのアイディアを演出力で面白いサスペンスにするのはスティーブン・スピルバーグ。今作は監督>>続きを読む
映画をその時代時代でリアルタイムに追うことの重要性がよく分かる作品。オスカー主要5部門を獲得した歴史的作品。精神病を偽り、刑務所から精神病院に移送された反社会的な主人公をアカデミー賞が認めたアメ>>続きを読む
『自分の人生には何もなかったのか』
老い、死の直前に自分の人生を振り返る年老いた主人公。本当に自分の人生は何だったのか。ストックホルムからルンドまでの小旅行で様々な人と出会い何かを確信する。
モ>>続きを読む
『元気ですかッ!! 人は歩みを止め闘いを忘れたときに老いていく!』
しばしば人生は『人からいかに好かれるか』なのではないかと思ってしまうが、今作はその良い面と正しさを切り取り、年を取ってしまうこと>>続きを読む
『MCUは独立推進派か同盟側か』
レビュー数が少なくて驚いた。「アベンジャーズ」を大大大成功に納め、一時期はMCUの製作総指揮を務めアメコミ・ヒーロー映画に革命を起こしたジョス・ウェドン監督作品。>>続きを読む
『果報は待て待て』
自分の国、国籍が無くり空港に閉じ込められる。スティーブン・スピルバーグならいくらでも観客を恐怖のどん底に落とせるシュチュエーションのはずが、まさかの軽いコメディタッチに。コメデ>>続きを読む
「となりのトトロ」と類似、ギレルモ・デルトロの「パンズ・ラビリンス」に直接的な影響を与えているという、いわゆる難解と言われる映画。
というのも当時、フランコ将軍の独裁政権下にあり言論、表現の統制が>>続きを読む
『森の中に入ったら地図を捨てないようにしよう』
デジタルカメラ後のPOV、ファウンドフッテージ・ホラーの元祖だってよ。
製作者が行方不明になったドキュメンタリー映画の撮影に使われた映像という体。>>続きを読む
恋愛による恋愛が恋愛を自己肯定する映画。倦怠期モノというジャンルを突き抜けた結果に残る圧倒的なリアリズム。「(500)日のサマー」が裸足で逃げ出すレベル。
恋愛映画に、その男女の実在感>>続きを読む
『性的欲求』
ある日突然鳥たちが人間を襲ったら、というワンアイディアがモンスターパニック映画の元祖でありながら、『鳥たちが人間を襲うこと』により登場人物がのっぴきならない状況に追いやられる様子はホ>>続きを読む
『恋とはサメのようなものだ、常に前進してないと死んでしまう』
だってよ。一人のウッディ・アレンと一人の女性が出会って、別れるまで。倦怠期のカップルはなぜ別れるのか、というお話。
冒頭でいきな>>続きを読む
『きょうのにゃんこ』
意外な掘り出し物。心地よい時間の流れ、映画体験としか表現ができない現実よりも遅く、実際の体感時間では早い、ゆっくりな時間の流れ。
ヘンクツじいちゃんが妻の死を受け入れるまでの>>続きを読む
『もー男子!ちゃんと歌ってください!』
祭りだ!祭りだ!本国では「アベンジャーズ2」「マッドマックス4」を抑えて初登場1位!「1」に引き続きアカペラ祭りじゃ!
祭りに出遅れるな!
前作とほとん>>続きを読む
「怖い」ということは「面白い」がよく分かる作品。
観客を怖がらせるにはどうしたら良いかを本気で追い求めた結果、ジャンルを超えた、ジャンルの開祖になった。
ただひたすらにチェーンソーを持った男が追い>>続きを読む
『怒りの高速ドーロー』
車の中のワンシチュエーション、登場人物はマックスことトム・ハーディのみ、というワンアイディアに基づく密室会話劇。
トム・ハーディの演技力が光る。
会話は車に付いている電話の>>続きを読む
『最も正しい道を探す』
1981年、治安がすこぶる悪いニューヨークでの成功と挫折と成功。
今作は時代設計の説得力、サスペンス要素、闇・光使いの上手さ、様々な要素が相まり『アメリカ』という国を表現>>続きを読む
『ぐるぐるぐるぐるグルコサミン』
セリフは全くナシ。ヨットで遭難した76歳のロバート・レッドフォードおじいちゃんが自分と闘うインド洋。もちろん乗り物パニック物おきまりの面白さも。
登場人物が一人と>>続きを読む
『墓穴を掘って』
リーマンショック前の投資銀行のサスペンス、ドラマ。会話劇であり静かな夜のオフィスと人を見る映画。
嵐の前の静けさ、嵐が来るのが分かり、待ち、覚悟する人たち。何も起こっていない>>続きを読む