元空手部さんの映画レビュー・感想・評価

元空手部

元空手部

星4以上は個人的なオススメです
レビューや採点に統一性はない
ベスト10がコロコロ変わる

君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

すれ違いの恋愛映画らしく、瀧くんの股間や古文のノートを人称POVにして互いの存在示してるのがいい
他の作品と違って文芸色強くないのが好み、新海誠の映画って割合短く省くから大衆的な描写とよく合う、とは
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立ち去った女(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

説明台詞をほとんどカットした上に固定ショットの長回しでつなぐから、映像が全く即時として結びつかない 切り返しは一回も出てこなかったんじゃないか
濃淡の強いモノクロが映える映像、癲癇のおカマを介護する時
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呪怨(1999年製作の映画)

3.6

これが一種の伝説になってのちのシリーズが作られた理由はよく分かる、けどあまり面白くはない

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.3

ガラスに反射する都市のショットが素晴らしい、特に会社重役が車に乗ってる時、NJが東京着いた時に映る都市は見事その人物の心情まで表している
鳩のモチーフが印象的
ヤンヤンが猫みたいに扱われていて死ぬほ
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人種とかジェンダーみたいな問題が見事メタファーになっている名作
動物ごとに差異があることを認めた上でそこから平等な社会を作っていこうという姿勢は好感持てる、まあなんかズートピアの成り立ちがキリスト教的
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デルス・ウザーラ(1975年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

行進する兵隊のを捉えた画面がさらにズームアウトして黄色い花を映し、前景に木や草を配置する構図が多かったりする、とにかく人間よりも自然が強い映画
これが尋常じゃなく冗長とも取れるほどに徹底して、かつ意図
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我輩はカモである(1933年製作の映画)

4.0

脈絡なさすぎて見ていて疲れるが好き勝手にやっていてかなり面白い

キートンの蒸気船/キートンの船長(1928年製作の映画)

3.8

ただし、要再見
小さなキートンが可愛らしくていい、この頃のコメディは水をかけられた散水夫のノリが残ってるんですね

サラリーマンNEO 劇場版(笑)(2011年製作の映画)

3.5

シリーズのファンだったからお祭り騒ぎの気分で見れたけど、そうじゃなきゃキツイ

100人の子供たちが列車を待っている(1988年製作の映画)

3.7

劇映画と記録映画の違いを説明するくだりからのイモムシのところで教育者側の作為が見えて少し疑問には思う

泥の河(1981年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

キイちゃんが軍歌歌うときにズームかかるのがいい、あんなに作為的なカメラの動きなのに素直に心に染み入る
うどん屋の外景から病床の元妻に変わる転換の見事さ
信男が追いかけてもキイちゃんは船から出てこない
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

反則級に強い角田信朗みたいなオヤジにバカップル、扉開けるババア、バス会社のおっさん、謎の回想と完全に笑わせに来てる ラストのアロハオエに仰々しいエンドクレジットでもう耐えられなくなった
生存者見捨てよ
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.8

腕相撲が強くて酒豪のカブトムシ名人のイメージしかなかった哀川翔だが、ちゃんとスターだったんですね
低予算故の束縛されない倫理観のなさが結構怖いサイコホラー、まさしく蛇の道は蛇

蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳(1998年製作の映画)

4.0

まあ、ソナチネ
諦念というか、淡々とした感じはカウリスマキも思い出した ローラや旅芸人の記録をも彷彿とさせる長回しは見ていて心踊る

カリスマ(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ただし、要再見
カリスマぶっ飛ばす場面などにある黒沢清らしい乾いたユーモアが見事

カール・マイ(1974年製作の映画)

4.0

本の挿絵写す時のカメラの動きがいい、他にもルーペや幻灯機などで見ることを独特のアングルで切り取ったショットが魅力 映画冒頭に出てきた、ボックスタイプの小劇場を彷彿とさせる、あまりにわざとらしすぎる書き>>続きを読む

ルトヴィッヒ2世のためのレクイエム(1973年製作の映画)

5.0

矛盾した表現の塊、信じられないくらいに面白い あまりにも粗野すぎるラインの黄金第一場 ルートヴィヒの時代に登場するブレヒトにヒトラー、ジークフリート第二幕の音楽をバックに行われる異質な切り返し 他にも>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

侵略パニック系コメディ映画、闘う北北西に進路を取れ それと少し音響の配置が冒険していた 何故かパンの速度も速い
概念を奪う時のカメラワークも一つ一つ凝っていて、ルーチン描写だと手を抜きがちな映画も多い
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

IMAXで見たが海と陸のとんでもない遠近感の対立 海から見た陸と陸から見た海のロングショット、中間に立つようなショットがなくどちらも豆粒みたいにしか見えない、とにかく相対的 そこにトムハーディの空戦も>>続きを読む

戦争のはらわた(1977年製作の映画)

4.3

ただし、要再見
砲撃や銃撃のカットのつなぎが早いのがいい、対してのスローモーションがよく映える
素晴らしき始まり方にして終わらせ方
ソンミは関係ない気が

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

PVみたいなアップ、スローモーションで語られる差別主義 スタイリッシュな画面の中にホームムービーの趣があるのも魅力 デレクは突発的に登場したネオナチじゃなくて地域に根ざした保守思想が大元の原因であると>>続きを読む

フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

4.0

久しぶりに入り込める内容だった
ゴッドブレスアメリカの原型みたいな映画

エル ELLE(2016年製作の映画)

4.0

女性誌にありそうな猥談全部詰め込んだかのような映画 覆面男と鹿が同列に扱われているかのような演出は笑った レイプを見る猫のカットもいい

きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

エリックの髪を撫でて、死んだら神の思し召しだと嘯く校長がいい

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.6

一昔前の少女漫画みたいな舞台設定、段々法華経の常不軽菩薩みたいな話になっていくのは笑えた 女の子に隙がなさすぎてその辺りも常不軽菩薩っぽい、縁って言ってるし実は裏テーマにでもなってるんじゃないか?
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.2

トトロとポニョ、パンダコパンダのオマージュとも取れるキャラクター描写に心象表現としての風、ポスト宮崎駿はこの人なんじゃないかと思う
はじめのネットスクロール場面に代表させられる省略というか経済的という
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男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)

4.1

先代の小さんの、しかもラーメン屋のオヤジなんて 見れただけで星あげちゃう そして鰍沢
放屁騒動の時入る男はつらいよとして破格の超ロングショットがいい、重く複雑なテーマに見合ってシリーズの中でも結構映像
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ユリシーズの瞳(1995年製作の映画)

5.0

紛れもなく後期アンゲロプロス最高傑作 死ぬまでにこれだけは見とけって映画があるか聞かれたらこれと答えることにしてる、聞かれないけど
過ぎし日を思う蛍の光とレーニン像の場面は泣ける

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