sanbonさんの映画レビュー・感想・評価

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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.9

"新感覚"スリラーコメディ。

2008年の作品に対して、新感覚という言葉が適切なのかは些か不明ではあるが、それから10年以上が経過した今でも、僕の脳内にあるアーカイブには、類似した作品が思い当たらな
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.5

原作漫画を知ってからというもの、何故か「ラミネート」を思い出そうとすると「トレパネーション」が真っ先に思い浮かぶ呪いにかかって早十数年。

仕事柄、表示物などをラミネート加工する機会が度々あるのだが、
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

ぶつ切りのストーリーで、主軸がなんなのかが分かりづらい。

「大九明子」監督の作品を観るのは「勝手にふるえてろ」以来今作で2本目なのだが、この監督の作品は一本の映画として観た時のまとまりの無さがやけに
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.8

問題は問題にならないと解決へは動き出せない。

今作は、2014年に中国で実際に起きた「陸勇事件」をベースに、"大胆な脚色を施した"うえでエンタメへと昇華させた大作映画となっている。

では、どのくら
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.6

まず、ちゃんと手を洗おっか。

これは、冒頭で慌てて帰宅した「アゲ太郎」が、サッと水洗いしただけの手でキャベツの千切りを始めたシーンに対する苦言なのだが、曲がりなりにも食を扱った作品で、抜かりがあって
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.7

悪くはないがシンプルにさせ過ぎでは?

今作は、そこらのおバカ映画の方がまだ内容が詰まってるんじゃないかと思えるくらい中身がすっからかんな為、頭の中もすっからかんにして楽しめる''脳死映画"となってい
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.3

脚本がとにかく駄目。

なんかここ最近、観た映画をことごとく批判してばかりな気がしてならないが、残念ながら今作も褒められた内容の作品とは言い難いクオリティとなっていた。

ここまで、純粋に面白かったと
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

3.2

今年度サンボンス映画祭説明不足オブザイヤー最有力候補選出!ドォン!!🎉

「100%意味分かんなくてめっちゃ凄い!!キャッキャッ」ー20代 女性🙋‍♀️ ドォン!!🎊

「感動しました!え、何に?分か
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.6

実はこれ、2作セットのBDを買ってしまっていた為、一作目で既にあまりハマらなかったのだが仕方なく鑑賞する事に。

内容は、前作の完全な焼き直しでしかなく、舞台が大学になったのと、劣等感を感じる役が前作
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.6

正直、不謹慎系では笑えねんだわ。

本当に、なんでこの内容でこんなにノリが軽いの??って感じ。

今作は、新種のドラッグが流通している疑いのある高校に、生徒になりすまして潜入捜査を試みるという、アメリ
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.4

「藤原啓治」の遺作がこれかぁ…。

今作は「マーベルスタジオ」との契約が終了し「アイアンマン」の強すぎるイメージから脱却を図らなければならない「ロバート・ダウニーJr.」にとっての再起作であり、癌でお
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.8

根拠のない自信は怖いってはっきり分かんだね。

今作は、頭を強打した事により自身の容姿が絶世の美女になったと錯覚してしまう主人公を通して、あまり自分の価値を低く見積り過ぎないで活き活きと人生を送ってい
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

後出しジャンケン感が拭えない。

これ、観たことないと思ってたら前に一回観てたやつだわ。

漫画にしろ映画にしろ、一度見たものは大体内容を憶えていられる僕が、内容どころか観た事すら忘れるなんてどんだけ
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海底47m(2017年製作の映画)

3.5

この映画で本当に怖いのは人間(船長)だな。

海中でサメに急接近出来るアクティビティって、営業許可申請とかかなり厳しそうなのに、劇中に登場する船長は安全管理の観念がよほどぶっ壊れてるのか、海水でサビサ
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.9

「俺を笑わせたら大したもんですよ。」san州力

なにこれ、めちゃ面白いじゃん。

僕は、普段から感情というものが基本死んでいる人間なので、怒る事はまず皆無であり、映画などで泣く事は稀にあっても(「は
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.7

「汎用ヒト型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン超極限空間対応用特殊装備追加可能型改8号機γ 両腕暫定的補強仕様」

ヤッベ、早速ネタバレブッこいちまった!

※この度は予定を変更して「序」「破」「Q」の
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.7

シン・復習③

はい、という事で、ここまで9割方関係ない事しか話していないので、最後くらいはまともに感想など書いていきたいと思うんですが、今回連続で「序」「破」「Q」と見直してみてまず思った事は、序っ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.7

シン・復習②

ちなみに、"萌え"と聞いて真っ先に連想されるのは、やはり「メイド」さんでしょうか。

僕は、リアルに関してもいわゆる「メイド喫茶」のようなオタクカルチャーにはあまり理解を示していない為
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.7

シン・復習①

来たる3月8日に備え、この度「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を総ざらいしたのですが、今作は考察など散々議論され尽くされた作品ですし、敢えて僕みたいなもんがこのタイミングでやる必要はないだろ
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.5

「Dr.エッグマン」エピソード0

今作のラストを観た瞬間、これは「ソニック」が主役の映画ではない事に気が付いた。

まず、僕はてっきり「ジム・キャリー」が演じている今作のヴィラン「Dr.ロボトニック
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広告会社、男子寮のおかずくん(2019年製作の映画)

2.5

いや、ホモかよ。

今作は、2019年に放送されていた連続ドラマの劇場版であり、広告会社の男子寮に住まう同僚4人組が、毎週末の夜一つの部屋に集まりただ飯を食べるだけの作品となっている。

まあ、実際は
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透明人間(2019年製作の映画)

3.6

見えない恐怖=存在しているか分からない恐怖。

今作は「ダーク・ユニバース」凍結後、新たな方向性で単独作へと生まれ変わった「透明人間」のリブート版である。

ダーク・ユニバースといえば「ユニバーサル・
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

秘密主義ここに極まれり。

なんだこりゃ、ぜんぜん意味不明じゃん。笑

観進めていけば少しは理解が追い付くかとも思ったが、気付けば周回遅れのまま物語が先にゴールテープを切ってしまっていた感満載の今作。
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

夢の先ではなく、これまでの人生に思いを巡らせる為の旅。

これまでの「ディズニー・ピクサー」といえば、夢や希望を胸に"未来"へ向けて常に前進していく事の素晴らしさを、一貫したテーマとして発信し続けてき
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.3

問題提起に対する答えになってない。

こんなにも活き活きとした要素や設定を、これ程までに持て余しているのはある意味凄い。

今作は、"レズビアン"のカップルが「プロム」に参加しようとした事がきっかけで
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.9

ストーリーにリアリティが無さすぎる。

「清水崇」監督は、ホラー映画の名手として名高い方ではあるが、そもそも僕は彼の作品に対して基本的に恐怖心を抱いた事がまずなく、監督の代表作である「呪怨」シリーズに
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.9

日本を救った男達の物語。

2011年3月11日当時、僕は東京の自宅で「ミヤネ屋」を見ながら寛いでいた。

すると、突然の大きな揺れに壁沿いに並んだ本棚の中の本が一斉にバサバサと落ちてきた。

経験し
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

犯人は「ヤス」じゃなくて「○○」。

前作「ヘレディタリー」同様、今作も相当深く考えて観ていかないと、急に意味不明な展開へと転がり落ちていく感覚は、やはり「アリ・アスター」監督といった感じで、ラストに
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.9

熱に浮かされ始まる"ダサい"青春。

"共感"という間口を広げる方法として「アルプススタンド」での会話劇を選んだのは、かなり良い着眼点だと思う。

それは、"当事者"="中心"としてではなく"外野"=
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.9

脚本の「古沢良太」は、ここ数年「詐欺師」を題材にした作品作りにかなり入れ込んでいるらしく、昨年は今シリーズとは別に「グレートプリテンダー」というアニメのシナリオも手掛ける等、如何にして人を欺けるかの研>>続きを読む

劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本(2020年製作の映画)

3.2

2ヶ月以上ぶりに観た映画が「仮面ライダー」でした。

ここ最近鑑賞したラインナップを見ると、アニメに邦画ばかりとだいぶ偏っている事に自分でも驚くが、コロナの影響で洋画はほとんどが延期に次ぐ延期なのだか
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劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME(2020年製作の映画)

3.7

こんなご時世だからこそ生まれた"中身のある"ライダー映画。

結果的に、ライダーファンからはあまり良い評判が聞こえてこなかった「仮面ライダーゼロワン」であったが、かくいう僕は周りが言うほど総合的に見て
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.1

「ジャンプ」が、原作のストーリーをそのまま映画化出来るようになった理由。

今作は、これまでの総発行部数がまさかの1億部を超え、年末発売予定の23巻で遂に最終巻を迎える「鬼滅の刃」の劇場版であり、TV
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.8

ガバガバ設定を現代技術で捻じ伏せろ!

「マジンガーZ」と言えば、小さい頃に「そーらにー、そびえるー、白金のくーろー♫」と、間違って意味不明な歌を歌いまくっていた記憶が強く残っているが(実際は鉄の城)
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.8

進歩の裏にある"永遠の喪失"という犠牲。

今作の舞台となる、直径約1,000メートルにも及ぶ未開の縦穴「アビス」は、一説によれば深度は20,000メートルともされており、潜れば潜るほどに地上に戻る際
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PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR(2020年製作の映画)

3.6

シリーズにとって「PSYCHO-PASS3」が必要だった理由とは?

今作は、2019年に放送されていた全8話からなるTVシリーズラスト直後から幕を開ける構成となっており、良く言えば前置きが無い分序盤
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