くわまんGさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

リベリオン ワルシャワ大攻防戦(2014年製作の映画)

4.0

青春ドラマの体で展開される、どぎつい戦争映画。ポーランド映画一世一代級のビッグバジェットでありながら、この色々トリッキーな作風はすごいですね。

みどころ:
肉片と血飛沫の雨
辛すぎるラストカット
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Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN(2019年製作の映画)

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全感覚祭2018。日本のホンモノを引き連れて、「GEZAN」が羽ばたいてゆくのを、誰もが目の当たりにしたと思います。

いつからか、商業主義者の洗脳により、日本の音楽マーケットは腐敗。レコード大賞は購
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ハタリ!(1962年製作の映画)

4.0

サイ!キリン!チーター!
カワイイ!ド迫力!動物三昧!
行くぜ!おいでよ♪サバンナ万歳☆

みどころ:
チーターのペロペロ
子ゾウ達のトコトコ
サイのドッゴォーン
サバンナで学園もの
男が二人ともじじ
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サイレント・ランニング(1972年製作の映画)

4.0

ディストピアのセオリーを踏襲しつつ、最後に一捻りしてホロッと来させる良作SF。

みどころ:
可愛すぎるアンドロイド
いきなり切ないラスト
主人公の葛藤を描写
やっぱクソじゃん人類
良いとこあるじゃん
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パワー・オブ・ワン(1992年製作の映画)

3.0

これこれ!ダニエル・クレイグつったらコレなんですよ♪

みどころ:
全員超ムカつく悪役白人たち
主人公の成長と色んな仲間
モノローグで説明しすぎ
だらだら武勇伝が長い
ふわっとした雑な締め方

あらす
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テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

4.0

THIS IS ネタバレ禁止!

みどころ:
超気持ちいいオチ
全く読めない脚本
神がかってる邦題
H.フォンダの脂汗

あらすじ:
博打狂いのメレディスは、何度負けても自分を捨てなかった妻子を顧み、
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マグノリア(1999年製作の映画)

5.0

あらすじ:
世にも奇妙な出来事を、耳を疑う偶然の重なりを、誰しも聞いたことくらいあるだろう。例えば酔っ払いにぶつかられて、こけて骨折して搬送されて、担当看護師と恋に落ちて、プロポーズして挨拶しに行った
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刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

4.0

渋い刑事ドラマかと思いきや、仕事気質な反面男性性にかまけてプライベートな対話を避けて来た男が、真の男に成長してゆく物語。

みどころ:
「英国人に気をつけろよ」
泥んこが似合うH.フォード
完成された
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アラジン(2019年製作の映画)

4.0

ブラボー!もともと脚本が良い名作アニメを、これ以上うまくアレンジすることなんてできないんじゃないでしょうか♪

みどころ:
あの音楽とミュージカル
美男と美女の極上ロマンス
全て好転している今風アレン
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アナザー プラネット(2011年製作の映画)

4.5

28歳にして脚本も手掛けたブリット・マーリングの、内面と演出力にチビる低予算傑作。恐らくは、自己の保存に成功した彼女自身の物語なのでしょう。

みどころ:
“内省”を88分で完全網羅
的確でわかりやす
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.0

芹沢が闘魂注入し過ぎたんだろーが!フォウ!!

みどころ:
芹沢とゴジラの友情物語
献身的なモスラに萌える
カッコいいゴジラ
カッコいいだけのゴジラ
主人公一家がしょうもない
ドラマパートの時間が長い
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オートマチック(2011年製作の映画)

3.5

ビッチ in the gun!
じじい and the gun!
ハゲ with the gun!

みどころ:
工夫を凝らしたアクション
流血で盛り上げる市民達
ちゃんとドラマがある
カットが多すぎ
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あなたとのキスまでの距離(2013年製作の映画)

4.5

夢を追うすべての人に、冷や水をぶっかける超スパルタな一本。何の視覚効果もなし、心の動きを見せるだけでこんなにも胃が痛くなるなんてねぇ。凄まじい。

みどころ:
夢追い人への痛烈な説教
極限まで緊張を高
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ドーベルマン(1997年製作の映画)

4.0

変態と愉快な変態仲間たちによる、真面目なバイオレンスアクション。登場人物が全員アウトローだから善悪の境目が浮き彫りになってて、割と燃えます。

みどころ:
仁義ある悪党VS仁義なき悪党
ダサカッコいい
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殺人狂時代(1967年製作の映画)

3.5

昼は学校の先生。夜は…

みどころ:
特命係長仲代達矢
エッチなヒロイン
屁をこく自家用車
オシャレなオープニング
マズいだろうにウマそうな袋麺
コメディリリーフ以外全員狂人
しつこ過ぎるドヤァ演出
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G.I.ジョー バック2リベンジ(2013年製作の映画)

3.0

ほぼ満点でしたね!これが映画じゃなくて忍者動画だったなら…!

みどころ:
スネークアイズとストームシャドウ
大金をかけた超贅沢忍者バトル
チキチキ!核兵器早押しバトル
ストーリーが入ってこない
血の
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キル・コマンド(2015年製作の映画)

3.5

ん?そうだよ?『攻殻機動隊』と『ターミネーター』のバッタもんだよ?

…だから?

だからなんなんですかぁあああ~っ!!?

みどころ:
素晴らしいメカデザイン
AIの怖さがわかりやすい
背景を思いき
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PK(2014年製作の映画)

4.0

ファンタジーと同様に、コメディにはリアリティの水準が必要ないので、道筋がはっきりしていればその高い自由度でもって、ナイーブなテーマに最も深くアプローチすることができる手法ですよね。踏み込んだこと言って>>続きを読む

ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

3.0

インドネシアにもジェイソン・ボーンがいた。

みどころ:
開幕即無防御撃合全員死亡
ラスボスの存在感と戦闘力
勢いよく飛び散る血しぶき
ベタでアツい脚本
感情移入できない雑な演出
死んでる伏線が目立つ
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

4.5

奇跡のジャンルミックスを成し遂げた、超高級ボンクラ映画。

みどころ:
手に汗握る多種多様バトル
全登場人物が役割を全う
感情移入できる人間ドラマ
いいさじ加減のグロゴア
鮮やかなジャンルミックス
T
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デッドゾーン(1983年製作の映画)

4.0

『ディアハンター』しかり、ゾーンに入ったクリストファー・ウォーケンは、誰にも止められないのだ…!

みどころ:
C.ウォーケンの存在感
プログレ風のオープニング
S.キングの素敵な中二世界
クロネンバ
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

3.5

「捉え方を変えて、君を変えて、世界を変えようよ!だって僕ら自由なんだよ!自由だ!自由なんだァアアアーッ!」というお話。社会人5年目くらいまでの若い五感にはダイレクトに響くのかな。ちょっとしつこかった笑>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.5

気づけば壊れていた人生を、ちゃんと再生させたいのなら、辛くても悲しくても「急がば回れ」というお話。ボロボロでノロノロの中古車だって、ゴールを見失わずに出来ることからやっていけば、いつか必ず辿り着く場所>>続きを読む

ガッジョ・ディーロ(1997年製作の映画)

3.5

ガッジョディーロ(愚かなよそ者)がロマの男になってゆく物語。

みどころ:
情感豊かな音楽と踊り
主人公の成長物語
丸出しのぶらんぶらん
啓蒙に止まる内容
公平ではない視点

あらすじ:
亡き父がこよ
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.0

おお、なんと説得力のある社会派映画。まともな(感情を持つ)人間同士がケンカすると、ここまでしてやっと理解し合えるんですよという、“対話”の難しさと、その先にしかない大いなる成果についてのお話。

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クラス・オブ・1999(1990年製作の映画)

4.0

悪い子にはおしりペンペンやでえ!

おしりペーン!
おしりバァアン!
おしりベキィイイ!!
おしりドゴォオアア!!!

みどころ:
激安ターミネーターズの怪演
頑張る不良と可憐なヒロイン
好敵手との少
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.0

よし、じゃあこの線を超えたら新しい自分。この線を超えたら…この線を超えたら……。

みどころ:
愛は死なない
コワイ局面が超コワイ
キレイな局面が超キレイ
丁寧な構成のミステリー
オチが読めても泣かせ
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ハード・ターゲット(1993年製作の映画)

4.0

ジャン・クロード・ヴァンダム最高傑作のひとつ。

みどころ:
JCVDの肉体と後ろ回し蹴り
銃撃爆発白鳩二丁拳銃格闘
ビショップとイムホテップ
やたらとスローモーション
お口直しが一瞬でおしまい
カタ
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回転(1961年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

淫乱!怨念!!ヤり万年!!!
『逝ってもイきたい家庭教師
~ファントムファック24時~』

みどころ:
不朽の心霊現象演出
一級品のサスペンス
異常にウマい子役達
衝撃のいたこプレイ

あらすじ:
6
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

5.0

「今はまだ一人で夢中だとしても。いるよ。いるよ。いる。」
―――坂本慎太郎

みどころ:
「私たち、クレオが大好きよ。」
記憶に直接干渉してくるカット
故に小難しい暗喩がほぼ無い
演技に見えない一部始
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フィツカラルド(1982年製作の映画)

4.0

密林王に!俺はなる…!!

みどころ:
『アギーレ』の完結編
実写であるという恐怖
思わず唸る狂気の映像
フォーエバークラキン
まだ諦めてなかったクラキン
また笛を聴かされるクラキン
クラキンの楽しい
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KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

3.5

切ないけどユルく、辛いけど笑える、エモいリベンジムービー。面白いけど嫌いです笑

みどころ:
アーソウデスカー
復讐カタルシス映画
登場人物が立っている
プロパガンダが鼻につく
不足感を煽る稚拙な内容
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チャット 〜罠に堕ちた美少女〜(2010年製作の映画)

4.0

ロリっ娘をだまくらかすAVかと思いきや、胸糞悪いサイコサスペンスかと思いきや、顔の見えない関係への警鐘かと思いきや、心揺さぶる繊細な親子ドラマだという、(主に邦題のせいで)紛らわしい超良作。

みどこ
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.0

イップマンシリーズはねぇ、葉問が人格者過ぎるところにヒいてたんですよね。若い頃からあまりに聖人なので主人公として成長が無いし、やはり胡散臭さが否めないんですね。三國志の武将を奉るのと同じテンションでや>>続きを読む

ロレンツォのオイル/命の詩(1992年製作の映画)

2.5

医療はやっぱり人対人なので、医療従事者と患者の信頼関係は、最もないがしろにされちゃいけない部分ですよね。ここに亀裂を入れかねないメディアは、良くないですね。

みどころ:
親の愛は無償で無限
中盤まで
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DRAGON ドラゴン(2015年製作の映画)

4.0

ぉおおキレイだ…キレイ過ぎて拍手してしまった♪笑

みどころ:
王道の純愛ロマンス
許し合う異種族たち
世界観を演出する映像美
進化する『美女と野獣』脚本
『美女と野獣』脚本の範囲内

あらすじ:
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