航空パニックの映画は、1970年代の「エアポート」シリーズを子どものころにテレビで観た印象が強烈でした。自分の飛行機嫌いは、そのトラウマかもしれません。
旅客機を舞台にしたパニック映画は久しぶりに>>続きを読む
30年以上の映画ファンでありながら、恥ずかしいことに初めて観ました。大学生のときにレンタルビデオで2本組を借りましたが、全部を観る時間がなくて、そのまま返却期限に…。
あえて感想とか必要ないと思い>>続きを読む
地元の外国人のコミュニティや家族の在り方などの物語は、とても興味深いものでしたが、そこに“半グレ”の抗争やアルジェリアの人質テロなどの要素も強調されるので、物語の主軸を失っていました。終盤でなんとな>>続きを読む
エドワード・スノーデンの内部告発は日本でも大々的に報道されていましたが、なかなか“自分ごと”として理解できないままでいました。当時はこの作品を観ても理解しきれないところがあって、そのまま放置していた>>続きを読む
2005年という時代は、アメリカの安全保障、人種問題や性的多様性をめぐる背景として絶妙だと思いましたが、その設定から実話だったようです。
アメリカの海兵隊の訓練の映像は、スタンリー・キューブリック>>続きを読む
この作品が劇場公開されたとき、「実写版であれだけの映画化に成功しているのに、どうしていまさらアニメ?」と思いましたが、実際に観て納得させられました。
デジタルとアナログがほどよく融合した映像は、め>>続きを読む
この作品が劇場公開されたころに、麻薬捜査官を描いた「NARC ナーク」というジョー・カーナハン監督の作品がありました。なかなか面白かった記憶がありますが、なぜかこの作品は観ないままでした。
タイト>>続きを読む
物語はとてもシンプルだし、登場人物も少ないので、それぞれのキャラクターや彼らの逃避行の展開が純粋に面白いです。太平と又七の凸凹コンビは、「スター・ウォーズ」のC-3POとR2-D2だけでなく、いろん>>続きを読む
7年ぶりに観ました。悪人が主人公の映画はたくさんありますが、ここまで魅力のない悪人ぶりは滅多にありません。普通の作品なら、悪人なりの優しさや信念などが描かれます。多少なりとも主人公に共感できなければ>>続きを読む
仕事で訪問した都道府県は、しばらく46でとまっていましたが、2023年7月に最後の沖縄県に出張があって、ようやく47を達成しました。日帰りだったので、那覇の市街地や観光地をめぐることはできませんでし>>続きを読む
小学生のころからRockを聴きはじめて、Jazzは高校生のころから聴いていますが、やっぱりRockが好きです。Jazzで好きな編成は、ハモンドオルガンのベースレストリオで、有名なところではJimmy>>続きを読む
有名な場面写真で浩輔が龍太の髪を乾かしているドライヤーは、とてもリーズナブルな価格ですが、Vidal Sassoonの逸品です。もう5年くらい愛用していますが、そろそろ販売終了になりそうで残念です。>>続きを読む
オリジナル版の「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」は3年前に観ました。日本ではなかなか注目されにくいスペイン映画ですが、脚本や編集が素晴らしい“隠れた秀作”です。
これがリメイク版だとわからなけれ>>続きを読む
完全に好みの問題ですが、前半で延々と展開される狂気と喧騒がムリでした。やりたいことはわかるし、ネリーの破天荒な性格などともマッチしているので、映像や演出のクオリティとしては否定しませんが…。さすがに>>続きを読む
早池峰山が登場するので、現在の岩手県遠野市あたりが舞台なのかもしれません。25年前くらいまで仕事をしていた地域なので、ちょっと懐かしかったです。
冒頭にとても残酷なシーンがあり、こんな物語で山田杏>>続きを読む
アガサ・クリスティが原作の映画は、小学生のころに1970年代の作品を日曜洋画劇場で観た記憶しかありません。「そして誰もいなくなった」なんて、タイトルだけでも怖かったです。
こんな古典的なミステリー>>続きを読む
「ミレニアム」3部作の完全版を観終わりました。全部で9時間超の大作でしたが、物語はどれも面白くて飽きることもありませんでした。TVドラマの6本を3本の映画にまとめているので、3時間の中盤に盛りあがり>>続きを読む
1作目の「ドラゴン・タトゥーの女」から監督が交代しましたが、微妙に作風が変化した印象です。前作は、ジャーナリストのミカエルが主軸となった物語に強烈なインパクトのリスベットが登場するという絶妙な設定で>>続きを読む
沼田まほかるさんの小説は、デビュー作の「九月が永遠に続けば」から読んでいて、この作品の原作もほぼリアルタイムで読んでいました。当時は、湊かなえさんと“イヤミス”小説を競っていた印象があります。
映>>続きを読む
現代の若者が感じる“生きづらさ”を表現した作品だったのでしょうか。さまざまな要素が反映されていて、とても興味深いテーマでしたが、残念ながら登場人物のバックグラウンドが描かれていないので、彼らの心情を>>続きを読む
この作品の物語は、主人公の夫婦が舞台に出演している「セールスマンの死」とリンクしているようですが、その原作のあらすじすらわからないので、少し残念でした。
ただ、人間関係の微妙なズレが加速度的に拡大>>続きを読む
2010年に3部作が劇場公開されたときに話題になって、先行して劇場公開された1作目をDVDで観ました。当時はスウェーデンの映画なんて、イングリッド・バーグマンくらいしかイメージできませんでしたが、と>>続きを読む
2004年の「マシニスト」で“激ヤセ”の男性を演じたクリスチャン・ベイルですが、およそ同一人物とは思えません。俳優の役作りが称賛されるのは理解しますが、さすがに健康状態にも影響しそうなので、過剰な体>>続きを読む
1968年に劇場公開されて、当時の日本人がどう観たのかわかりませんが、戦後の高度成長期でもなければ、こんなブラックジョークを作品に反映できなかったと思います。岡本喜八監督は、それを逆手にとって、浮か>>続きを読む
最初に観たときは、31歳の父親と11歳の娘のひと夏のバカンスをとりとめもなく描いた作品という印象でした。
ただ、なんとなく謎めいた映像が引っかかっていたので、もう1回だけ観てみました。父親は何かに>>続きを読む
ジョン・ウー監督×チョウ・ユンファ主演の作品を崇拝している立場からすると、かなり物足りない作品ですが、25年ぶりに観ると、それほど酷いわけでもありませんでした。序盤の演出はB級感がありますが、ミラ・>>続きを読む
いまさらながら岡本喜八監督の作品を初めて観ました。めちゃくちゃ面白くてビックリです。
まったく予備知識なく観ましたが、アバンタイトルで「桜田門外の変」の物語だとわかり、その攻防と顛末を描いた作品だ>>続きを読む
3年ぶりくらいで2回目を観ました。白石和彌監督の作品としては地味ですが、安心できるクオリティです。物語そのものは壮絶なのに、どことなく描写がソフトで優しい雰囲気があります。
夫殺しの稲村こはるの犯>>続きを読む
もう17年前になるのが不思議ですが、ようやく2回目を観ました。誰がリメイクしてもオリジナル版を超えられない傑作「インファナル・アフェア」ですが、マーティン・スコセッシ監督も例外ではありません。それが>>続きを読む
この物語の主人公は、南と博の2人なのか、南博の1人なのか…。どちらにでも解釈できそうですが、おそらく後者でしょう。かなり時間軸を錯綜させていますが、さまざまな矛盾を解消しようとしないシュールな演出な>>続きを読む
「猫は逃げた」を観てから時間がたってしまいましたが、コラボ企画のもう1作であるこの作品を観ました。城定秀夫監督と今泉力哉監督がどちらにも演出か脚本で参加しているので、2人の個性が中和されているからか>>続きを読む
何かと話題のダイハツの自家用車に“シャレード”という車種がありましたが、1980年代に父親が使用していました。ずっとそのイメージだったので、そのまま映画のタイトルになると違和感があります。
オード>>続きを読む
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけとするアフガニスタン侵攻は、2021年8月のアメリカ軍の撤退により終了しました。ただ、それはタリバンの勝利を意味するものだったし、どんなふうに>>続きを読む
台湾のオリジナル版は2年前に観てました。物語はとても面白い設定でしたが、ちょっと微妙な演出と俳優陣のベタな演技がイマイチでした。リメイクしたくなるのは納得ですが、こんなすぐに日本でというのは驚きまし>>続きを読む
自分が中高生のころの卓球部は、「とりあえずスポーツするけど、あまり運動神経よくないからやってる部活」というイメージで、めちゃくちゃ地味でした。卓球部員と勝負してもかないませんでしたが、ラケットでピン>>続きを読む
劇場公開された当時は、何かと話題になっていた記憶がありますが、それ以来で単身生活となったので、ようやく観ることができました。よせばいいのに、Vol.1とVol.2を連続して…。
正直なところ、この>>続きを読む