機動戦士Zガンダムの47の情報・感想・評価

エピソード47
宇宙の渦
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あらすじ
エゥーゴはアクシズの手に落ちたコロニーレーザーを奪取すべく、グリプス2を渦のように取り囲むメールシュトローム作戦を始動する。 カミーユは艦隊をグリプス2に向けるため、アクシズの陽動に出撃し、ハマーンと対峙した。 激しい戦闘のさなか、両者は意識の海に漂い、さまざまな人の想念を目の当たりにする。 その光景に人の可能性を直感するカミーユだったが、ハマーンは共感を拒絶し、怒りのままに敵意を拡散させた。 カミーユは、人の共感を受け入れようとしないハマーンを、時代に必要がない人間だと断じて戦う。 一方、練度の低いアクシズ艦隊は戦線を維持できず、ハマーンは全艦を撤退させる。メールシュトローム作戦は成功し、エゥーゴはグリプス2を掌中に収めるのだった。
コメント17件
ねぼちゃん

ねぼちゃん

ハマーン様の「俗物」いただきました。 「お前は生きていてはいけない人間なんだ!」「暗黒の世界に戻れ!ハマーン・ カーン!」って凄いセリフ。
y

y

存在しない記憶だと思って見てたのに存在する記憶だった
PANDADA

PANDADA

このコメントはネタバレを含みます

「ハマーン・カーン!わかった!お前は生きていてはいけない人間なんだ!!暗黒の世界に戻れ!ハマーン・カーン!!」(カミーユ・ビダン) ゼダンの門を失い、ジャミトフまで失ったティターンズは体制立て直し中。エゥーゴはグリプス2を奪取すべく、ハマーン軍に攻撃を仕掛けるのですが、うーん。ここの流れが不自然ですよね。前々回メラニー会長自らハマーンに会いに行ってるし、前回もハマーン軍とエゥーゴって衝突してない感じだったのに、急にここで敵対するのは理屈に合わない。 ただハマーン軍の練度は確かに低くて、隙だらけの布陣なので、それならば、ということなんですかね。 カミーユが単機で陽動をかけ、その隙にグリプス2を渦状に包囲して攻撃する作戦がメイルシュトローム作戦です。 が、サラを失い、こじらせてるカツはすべてをハマーンのせいにすることに決めたみたいです。いや、なんで? あんまり関係なくないですかね? いくらザビ家嫌いといえど、筋が通らない気が。 だいたいサラを撃ったのはカツ自身ですし、あえて憎むならサラを戦場に連れてきたシロッコだと思うんですが。。。 で、カツ勝手に出撃、ファもそれを止めるため出撃。ブライト、カンカン(笑)。 カミーユはカツに銃向けてまで、言うことを聞かせようとしますが、ファがでしゃばってきて台無しに。 カミーユは自分の役割をちゃんとわかっていて、早く戦いを終わらせるためにハマーン機に奇襲をかけて落とすためにでているんです。 いや、これって、陽動(笑)? ハマーン軍は数はいるけどやはり練度が低く 隙だらけで、エゥーゴに押されます。 カミーユも早速グワンバン付近の岩の影に潜伏して、ハマーン機の出撃を待ち構えます。 自軍のあまりの体たらくに豪を煮やしたハマーンが出撃しようとしますが、殺気を感じたのが、鳥肌が立つほどの不愉快さに包まれます。 カミーユの殺気、バレバレです。 で、ハマーンだけではなく、ミネバもその殺気を感じたらしく 「気持ちが悪い。ザラザラする。どこにもいかないで欲しい」 とハマーンに縋ります。 ミネバとハマーンの関係って、そんなに悪くないと思うんですよね。 そこまで露骨に傀儡にしようとしてるシーンはないですし、いつもキチンと礼を尽くしています。 ミネバもハマーンを頼りにしていて、ちゃんと補い合えていると思うんですが。 それでも、戦況をそのままにしとくわけにもいかず、ハマーンのキュベレイ出撃。 待ち構えていたカミーユのΖの早速交戦に。 Ζには実はバイオセンサーが搭載されていて、パイロットの脳波を感知して機体の追従性を高めるらしいのですが、そんな準サイコミュを搭載しているため、サイコミュ搭載機であるキュベレイと感応してしまいます。 そのためお互いの感覚が混ざり合うのですが、思考や過去なども見えてしまいます。カミーユはこの共感を分かり合える可能性として、歓迎しましたが、プライドの高いハマーンにとっては屈辱。シャアへの想いなども知られてしまったためか、 「よくもズケズケと人の中に入る!恥を知れ、俗物!!」 と激昂。 NTとして人の可能性と共感を感じられたハズの体験でしたが、ハマーンはそれを拒絶。プライドの高さのせいか、それともシャアとの関係は実はトラウマになっていたのか。 どちらにせよ、ここでカミーユを拒絶し、共感の可能性を断ち切った彼女が、再び人との共感や可能性を信じられるようになるのは、次の物語でジュドーと対峙してからの事になります。 激昂するハマーンに 「やめろ!僕達は分かり合えるかもしれないだろ!ここに来るまで、、、」 と説得を続けるカミーユですが、 「黙れ!貴様もシャアと同じだ!!貴様は確かに優れた資質を持っているらしいが、無礼を許すわけにはいかない!!!」 と聞く耳を持たないハマーン。 カツとファが援護に来ますが、それらも振り切るハマーンに、カミーユもついにキレて上のセリフ。 ガチギレして、Ζの真の力(バイオセンサーによるものか?)を解放しつつ襲いかかるカミーユは異常に強く、キュベレイを圧倒。 まさにハマーンをぶった斬る時に聞こえた 「人はわかりあえるんでしょ?」 と言うハマーンの声。 カミーユの見た幻覚なのかも。 そして何とか逃げ切るハマーン。 戦況はエゥーゴが圧倒していてグリプス2も抑えます。 ハマーンは艦隊を建て直しつつも、カミーユこそ討つべき敵との認識を強めます。 ハマーンを討てなかった事を悔やむカミーユと それは自分の仕事だと言うシャア。 そして、アムロを例えにして、あまり抱え込むのは危険だと諭します。 シャアは彼なりにカミーユの事を心配しているんです。 アムロは自分と対になるNTですが、カミーユはそうではなく、同志であり、後輩であり、彼に対しても、シャアなりに責任みたいなのを感じているのかな。 さて、この間に実は小惑星アクシズはグラナダに向かっているらしく、アーガマはそれを追う所で今回は終了。 少し、脚本に粗が目立ち始めてきかなぁという印象。 エゥーゴとハマーン軍が戦端を開いたり、カツやカミーユが異常にハマーンを憎み出すのがいかにも唐突。 「共感できないカミーユとハマーン」とか良いシーンな分だけかなり残念を感じます。 残り3話です。
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すいようえいご

すいようえいご

まじでカツいい加減にしろ
ルマーヴェ

ルマーヴェ

メールシュトローム作戦 「ここは託児所か!」(笑) 感じまくるハマーン😍 俗物(笑)からの共鳴! 高貴なハマーン様。 怪奇現象の回。
なつめ

なつめ

記憶を引き出されたハマーンお怒りの回。シャアと拗れた経緯が知りたい
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MrY

MrY

頭の中見られて怒るハマーンさん 誤解なくわかりあえ世界が平和になると思っていましたが,プライバシーが守られなくなるのか 中々うまくいかないものだ
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夏藤涼太

夏藤涼太

これまでハマーンとシャアの確執は政治的な対立・造反にあり、だからこそお互い相容れないのだろうと思っていたら……まさかの47話にしてどんでん返しである。しかも説明は一切無し。しかし、あのデート写真1枚だけで二人の過去のすべてがわかってしまうどころか、今のハマーン様がとんでもない超ド級のツンデレだとわかるのだから、富野由悠季のキャラ造形とその演出力、恐るべきである。 (しかし、まさか元カノではなく、ただの片思いだったとは……この段階でCDAの設定は考えられていたのか、後付なのかは、わからないが…) とはいえ、皆がハマーン様大好きになるのは、やっぱりこの事実ありきなわけで。でもそれに気づいた時には、もうあと数話しかないわけで…(ZZにはシャアは出てこないし)。 そういう意味では、もっと早くこの事実を知って、もっと早い段階からハマーン様を愛でたかったなと思わざるを得ない。 46話の感想にも書いたが、富野ガンダムの面白いところ(にして富野由悠季にしか描けない特異な点は)は、「ロボットを活用したリアルな戦争」と「ドロドロの人間(恋愛)関係」が見事に融合していることである。 (その点では、SEEDのドロドロ人間関係は好きだった。もう少し戦争論に突っ込んだ視点があればよかったが…それはやはり戦後生まれには難しいのか) しかもこの恋愛要素、実際にはシーンこそ(一応少年向けなのもあって)少ないものの、その描写や演出、あるいはキャラの作り込みがとんでもなく丁寧なおかげで、びっくりするくらいに、直接的な(台詞の)語り以上に、キャラが恋愛や性を奔放に語ってくるのである。 これこそ、庵野秀明が絶賛した「(アニメはしょせん線に過ぎないがために他では感じられなかった)富野アニメでしか感じられないリアルな性愛描写」であり、山賀博之が「男女の関係に異様に執心しているのについていけなかった」と語ったその恋愛面の(どう考えても少年少女向けではない)リアルな作り込みだろう。 つまりガンダムとは、戦争や学生運動を体験しただけでなく、生々しい人間・恋愛経験があった富野由悠季だからこそ作れたわけである。 たとえばハマーン様は、視聴者からさえも「様」をつけられるような、皆から頼られるかっこいい女ボスなのだが……しかし、そういう「経済的に自立した頼れるバリキャリ(死後)」こそ、恋愛では本当は思い切り頼ったり甘えたい人なわけで……確かに一見、頼れるかっこいい紳士な年上の男のシャアに憧れたのはわかるのだが、残念かな、シャアは甘えたがりのマザコンなので、ハマーンみたいなタイプは論外なのである (ちなみにナナイは、たぶん本当は母性のあるタイプの女ではないのだが、シャアの好みを理解して、あえて母性を演じることでシャアの信頼を獲得している) そういえば、同じようにシャアに憧れながらも、失望して結果的にエゥーゴを裏切った女がいましたね。そう、レコアさんも、エゥーゴ内でハマーン様と同じポジションにいたわけです(たぶん男のタイプも゙同じ)。そういう点では、ハマーン様はシロッコのことを好きになっていればよかったのかもしれませんね またそう考えれば、ハマーン様がZZで妹思いの頼れる兄貴であるジュドーに執心したのも当然なのである。ジュドーはシャアとは真逆の人間だからね (なお現実世界では、レコアさんやハマーン様のようなタイプの女性は不倫の泥沼にハマりがち) ちなみにこの手のすれ違いはファーストガンダムでもあった。フラウ・ボゥのアムロへの片思いである。 しかし残念かな、アムロはちょっぴりモサくて田舎臭い童顔なフラウとは真逆の、知的で洗練された都会的な大人の女性が好みだったのだ。たとえばセイラさんやマチルダさんのように。だからアムロは、フラウの前ではパンツとランニング姿でいられるのだ (ちなみにこのアムロの服装は、富野由悠季の第一話のコンテと、星山博之の脚本を見比べてみれば自覚的かつ意図的な演出だとよくわかる)。 そんなわけで、フラウは32話で通信士を担った際に、一度セイラさんに憧れて(?)、「アムロ、聞こえて?」とセイラ風の呼びかけをしてみたりする(これもあからさまな演出や台詞での説明はないのが凄い)も、やはり効果はなく…… だがフラゥの利口なところは、途中で自分に(恋愛的に)無関心なアムロを見切ったことである。ハマーン様もフラウを見習って、いつまでもシャアに執心していなければ、アクシズももう少しはまともな結末を迎えたかもしれないのに…… あとファーストガンダムで衝撃だったのは、一番美人のセイラが一番モテなく、一番美人とは遠いミライが一番モテていたこと。 いわゆる「ちょうどいいブス」というやつである。この「ちょうどいい」というのが大事で、そこには育ちの良さや品の良さも含まれているのである。でもちろん、優しくて(母性があって)、適度に隙がある。 この二人の違いを象徴するのが13話で描かれた、セイラとミライの水着のツーショット。セイラさんは抜群のスタイルだが、いかにも美人セレブなサングラスとワンピースで……まぁ近寄りがたい。 一方ミライはビキニだ。隙がある。が、赤のビキニは自分に自信がないと着れまい。間違っても、「ただのブス」には着こなせない水着なのである。その自信は、育ちの良さ、それに伴う学識や能力への自負、そしてなにより、今まで普通にモテてきた経験があってこそ。また適度な隙もまた、何不自由なく苦労して生きてきたからこそであり、セイラのように苦労して自分で生き抜くしかなかった人生では、隙なんて見せられなかったのである。 現実でこそ、こういうミライのような女性が一番モテるのは、女性なら誰でも知っていることだろうが……そんなリアルなモテ女を、それも少年向けのTVアニメで描いたのは、間違いなくガンダムが初めてだろう。 でまた、こういう女性は特に、自分にちょっと自信のない(けっしてモテはしない)まっとうな男にモテる。そう、ブライトさんのような、結婚したら幸せになれる男にである。 この辺りの恋愛模様の作り込みや演出から、ガンダムが戦争やミリタリーだけでなく、恋愛描写も非常にリアルに作り込まれているということがわかるだろう。 なお、47話でハマーン様は(心の内を)カミーユに知られた折り、ブチ切れてニュータイプによる共感=分かり合いを拒絶し、その結果、カミーユは戦争を終わらせること=自分の手による殺人を決意するわけで…… ハマーン様がもう少し素直な性格だったら、カミーユも精神崩壊していなかったのかもしれない……
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まー

まー

最近なりを潜めていたカツのガキ思考爆発 🤷🏻‍♂️🤷🏻‍♂️🤷🏻‍♂️
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えりみ

えりみ

宇宙の渦: メールシュトローム作戦発動⚔ 戦いに私情を持ち込むカツ😓 ハマーン・カーン、 何だ、鳥肌が立っている。なんだというのだ… ミネバ様もザラザラして鳥肌立ってる😞 キュベレイを駆りZガンダムと対峙するハマーン・カーン 「人はわかり合えるんでしょ」
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直木谷ヒトシ

直木谷ヒトシ

このコメントはネタバレを含みます

人と人とが分かり合えると知った直後にその手で殺めるか、人と人とが分かりあってしまうことを知ってそれでも争い続け取り逃がすか どちらにせよ暗い連鎖に果てはない そしてカツについてはよくぞ生き残った あれだけ強大なニュータイプ相手に支援機と怨嗟で突っ込んで生きて帰るのは才能ある あるとは思うが無理しないでほしい
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記録用

記録用

このコメントはネタバレを含みます

カミーユに勝手に過去を見られてブチギレるハマーン...
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おーちゃん

おーちゃん

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カツはまだ成長せんのか( ̄▽ ̄;)
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映画村

映画村

初めて動くキュベレイを見た記念日 恥を知れ俗物
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ぺあの

ぺあの

余計なことしかしないカツに苛つく!
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KEiGO

KEiGO

このコメントはネタバレを含みます

人と人は分かり合えるのか、手を取り合えるのかの本質を問うた神回。 個人的には自分が引き金を引いておいて「サラの敵を」とか言えちゃうカツの心境が信じられない。
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スター

スター

 メエルシュトローム作戦発動。が、カミーユ、カツ、ファの勝手な動きにブライトは、歯噛みをする。  一方ハマーンは単身キュベレーに乗り込み、カミーユの乗るΖガンダムと対峙。  今回も面白かった。
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