スター・ウォーズ：バッド・バッチ シーズン2の12の情報・感想・評価

⭐︎前哨基地（Outpost） 防衛・研究を含むあらゆる目的のために最小限度の規模で設置される前線の基地 クローン兵嫌いの帝国軍将校にキレるクロスヘア。 いいぞもっとやれ！

2-12 The Outpost（前哨基地） クロスヘアーはクローン兵嫌いの上司の指揮の元、貨物の輸送のため前哨基地に向かう。 クソムカつく上司に命令され取り戻しに行った貨物がストームトルーパーの装備。そして吹雪の中、遭難。いつまで帝国側にいるのよ、クロスヘアーは！！

とても大切な回だった

クローンの人権。クローンなりの自問自答。 自分が今まで観てきたSWにはなかった大切な問題。

「八甲田山」や「人間の条件」などの骨太の日本映画へのリスペクトを感じざるを得なかった。途中からクロスヘアーが高倉健さんに見えたのだった….。

クロスヘアーはやはりそうなるか

クロスヘアーがついに帝国に反抗。 コーディの訴えに心揺すぶらながらも帝国に留まったのに対し、メーデーとの交流が帝国への反抗を促したのはどうしてだろう。コーディとメーデーの問いかけはどちらも「我々は良い兵士だった。そのために色々な犠牲を払ってどんな命令にも従った。だが、その結果は？その命令は正しいものだったのか？自分たちの献身は何のためのものだったのか？」というものだった。クロスヘアーはコーディの問いかけから迷いを抱きはじめたのだと思うけど、メーデーとの任務の何がクロスヘアーの糸を切ったんだろう。もちろん、クローントルーパーが大きな犠牲を払って守らされていたものがストームトルーパーのアーマーだったことも大きいのだろうけど、1つこれも大きかったのでは、と思うのは、メーデーが見捨てられたとき、クロスへアー自らが信じていた兵士としての美徳をクローンフォビアの大尉が「そいつは帝国の兵士としての目的を果たした」というセリフで返したこと。自分たちクローンが使い捨てだとはっきり突きつけられたときのクロスヘアーの心の内とかもうだめ考えられません！ それと、クロスヘアーのヘルメットは帝国を象徴しているように思った。盗賊を狙うときヘルメットによって目が見えなくなっていたけど、最後はヘルメットを捨てて帝国と決別することを選んだ。 けど、やっぱり帝国からは簡単には逃げられないんだね... とにかくクロスヘアーには幸せになってほしい...

クローン差別が酷い💦 クローンたちが命を張って守っていた物資がストームトルーパーのアーマーだったなんて…辛いね。 こうやってちょくちょくクロスヘアー追ってくれるのいいな…行き場を失った彼は今後どうなるんだか。

帝国軍内のクローン差別、多分米軍におけるベトナム戦争までの黒人差別がモチーフだと思う。 マンドーでもあったけど、今回の「ジャンゴ」的展開は溜飲が下がる事もなくて、ただ哀しい…

クローン戦争後のクローン達の末路 なんだか悲しい…

クローンの過酷な労働環境が垣間見える回。 中心部ではクローンの強制退役が進められ職を失うクローンが出る一方で外縁部や辺境の惑星ではクローン等の救援や増援の供給が無いという需給のバランスがおかしくなっている帝国の現状を見ると世界が急ピッチで変化に向かっていることがよく分かる。

クロスヘア回なだけでなく、益々ディープなクローン回。 『マンダロリアン』が独自の魅力全開なのだから、こっちは遠慮なくニッチにやっていいというお手本のような回。 クロスヘア、残り四本、今シーズンの実質主役だね。

雪山で友と肌を寄せ合う時、帝国の冷酷さに気づく。反乱者たちで、ゼブがある男を歓迎したように、今回はコマンダーメーデーがクロスヘアに道を示す。 帝国から奪う者たちと、帝国に消耗されている者たちが戦うのは観ていて辛かった。クローン戦争は終わったが、内容はクローンウォーズと同じくらい重い。

重い…（涙）最近のマーベルに見習って欲しい重厚さ。

辛い… 時代に取り残されてゆく人々を描いているバッドバッチシリーズ。 クロスヘアーがメインの回はその色がとくに強く出ますね。 しかもただ時代に取り残されるだけでなく、新たな時代の訪れに加担しなければいけない、自分の存在を自ら否定する作業をしなければならない。 なんて残酷なんだよ…。

・クロスヘアー回 　メーデーとの交流が良かったです。 　新しい仲間ができたと思ったのも束の間、悲しい結末でした。 　あの大尉が本当に不快でした（誉めています）。 　クロスヘアーの怒りが伝わってきました。 　そして、拘束されるクロスヘアー。 　あの施設はナラ・セが収容されている場所と同じですかね。 　今後がとても気になります。 ・メーデーのアーマー 　ミイラのようで印象的でした。 ・箱の中身は…… 　クローン・トルーパーたちが守らされていたのは、ストーム・トルーパーのアーマーでした。 　苦かったです。