チ。 ―地球の運動について―の9の情報・感想・評価

エピソード09
きっとそれが、何かを知るということだ
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あらすじ
天文研究所の所長・ピャスト伯は、先代の教授から受け継いだ「完璧な天動説の証明」に残り少ない命を捧げていた。天体の観測記録を提供して欲しいというバデーニらの申し出を一度は断るピャスト伯だが、ある条件を理由に承諾する。その条件とは、彼がかつて観測したという見えるはずのない天体――「満ちた金星」を観測することであった。大任を担うことになったオクジーはその重責に耐えられるのか。
コメント144件
なちゅん

なちゅん

文字は奇跡なんです。 そうよね。代償なく享受できることは尊い。
Jo.

Jo.

文字は奇跡
humi

humi

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真理の探求は過去の否定なのだろうか 個人的にグッと来た回だった 「もし、過去の積み重ねに答えがないなら、心理にとって我々は無駄だったかもしれん  しかし、たとえ誤りでも何かを書き留めたことは歴史にとって無意味ではない そう願っている」
マテ

マテ

間の取り方が馴染まないのか
かなた

かなた

私たちの人生はこの時代に閉じ込められているが、 文字は時間と空間を超越する奇跡。
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necologyyy

necologyyy

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老害だと思ってたおじいちゃんが絶望するところ見てて苦しかった
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メモ魔

メモ魔

[本当に恐ろしいのは、そもそもこの仮説が、前提から全て間違いだった場合だ。 だとしたら、私はなんて無駄な人生を。] [違う、宇宙が完成しなかったのは、教授の能力が単に足りなかっただけだ。だからあの研究は間違いじゃ無い。 捧げた教授の人生も、間違ってない。] 人が一つの事に一生を捧げ、死ぬまでに成果と摘み取れなかった時。その人生をどう顧みるのか。恐ろしくて想像もできない。そして、その熱量が次の世代に受け継がれていく事もまた恐怖の始まりだ。その背中を押す原動力とは一体何か。この作品はそれを[真理への探究心]と解いている。 探求する為に生きる人は、死する最後の瞬間まで眩しいな。
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GIN

GIN

文字を読むときだけ、 その一瞬この時代から抜け出せる わかりみが深すぎる
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a

a

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天道説も地動説も人から人への積み重ね。歴史があることの重みも確かにあるはず。 出てくるのはひたすらに真理を求める人々。 言葉、文字、知識。これらに対する感覚が薄まった(当たり前になった)時代で聞くヨレンタの話は魅力的。 真理も奇跡も神もいま自分が使うワードとはまるで違う意味を感じる。 今も昔も信仰や時代や常識の中で生きてる。
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coco

coco

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この世は最低と言うには魅力的すぎる。 (この世界は好都合に未完成、ということなのかなぁ) でも、本当に文字は凄いんです。あれが使えると時間と場所を超越できる。200年前の情報に涙が流れることも、1000年前の噂話に笑うこともある。そんなの信じられますか?私たちの人生はどうしようもなく、この時代に閉じこめられてる。だけど、文字を読む時だけはかつていた偉人たちが私に向かって口を開いてくれる。その一瞬、この時代から抜け出せる。文字になった思考はこの世に残って、ずっと未来の誰かを動かすことだってある。そんなのまるで、奇跡じゃないですか。
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エアコン

エアコン

真理を知りたいピャスト
みか

みか

文字は奇蹟ですよ
ふに

ふに

響く言葉がたくさんあって好き
寺田邪心

寺田邪心

「この世は最低というには魅力的すぎる」 「文字は奇跡ですよ。時間と場所の超越を可能にする」 良い言葉だ。 それにしても嵐の前の静けさ感。2.3話先に地獄が待ち受けてそうでずっとヒヤヒヤしている、でも気になって続きを見てしまう。
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あらなみ

あらなみ

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いくらやっても完成しない。 天動説には誤差がある。 前提である天動説を疑い始めてしまう。 なんのために人生を捧げたのか、ってしんどい。 聖書の記載も、それを盲信する人たちも、罪深いね……。 「満ちた金星」。 そうか。 太陽も固定されてる世界なんだ。 だから、金星は欠けてないといけない。 てか、だったら、惑星の軌道を記録するためにも金星の観察ってたくさんの人がしてきたんじゃないの? 満ちた金星を見てきたのでは? 見て見ぬ振りしてたのかな……。 わからん……。 あ、ああ、そうか、学者で目が良い人がいるとは限らないからか。 そもそも見えないのか。 金星が満ちてたとしても、地球の周りではなく、金星は独自に太陽の周りを回ってるって論破されるの、つら……。 ピャストさんの滂沱の涙、つらい。 文字は奇跡。 時代に閉じ込められたから、文字を通じて何百年も前に残した人の言葉に触れることができるってすてきだなぁ。
ベイ

ベイ

「2000年の月日。」
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夢

死ぬに死ねない想いをしながらも、最期は不幸そうでないのが良い。 何かに捧げる人生。捧げられるもののある人生を見つけられただけ良いってことかな。 終始視力そんなに良くはないオクジーくん状態。
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A

A

たまたまやってて初めて見たけど、途中だけど、おもしろかった!! 見よーっと
T

T

「俺は今、満ちた金星が見たい」 「文字は奇跡、時間と場所の超越を可能にする」
水曜日

水曜日

このエピソードむちゃくちゃ響いた 『知る』ことの喜びとか あとそもそも先人たちが何代にも渡って 積み上げてきたからこその証明 今はこういう機会もないなあ、昔の方が解き明かすものが多くて良いなあと思いかけたけど、いや違う 今もまだブラックホールその他不明な事は多いけど私をはじめ凡人はそこは気にならず人生を送ってる 現代もこういう知の積み重ねや真理の解明してる人々もいるんだろうなあ
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NATSUKI

NATSUKI

視力検査レベチすぎる
Q

Q

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ピャスト伯の師匠が人生をかけて研究していたもの。それは科学的に間違っていた。しかしとても価値あるもののように私は感じた。 「結果ではなく過程が大事」と意味もわからず刷り込まれてきたが、この話を見て芯から意味を理解した。 宇宙の真理を見つけるまでの過程で、人々はあらゆる説を考えた。 教会のいう天動説も、ピャスト伯とその師匠が目指した完璧な天動説も真理とは違うものだ。 間違っていたからといって無意味にはならない。 真理へ辿り着くまでの道筋で生まれたあらゆる説は、研究していた人の心根が注ぎ込まれていて、とても美しいと思った。
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も

満ちた金星。2000年の研究。 文字は奇跡。時間を越えることができる。
Y

Y

文字が読めることはまるで奇跡か
なお

なお

2025/5/7視聴 「もしよければ、期待してください」 ピャスト伯が記録してきた膨大な量の資料を閲覧するため、オクジーは伯が提案する「試験」を受ける。 --- 「満ちた金星」 たったこれだけの現象が、伯の人生を変えてしまった。 そしてその事象を50年越しにオクジーが観測する。 オクジーの宇宙への認識が変わったシーンが印象的。 史実ではガリレオ・ガリレイが1609年に望遠鏡を使って観測した金星の満ち欠け。 天動説では金星の満ち欠けを説明することが難しく、地動説が正しいことを裏付ける重要な発見となったそう。
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襟

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「君に、私の宇宙を譲ろう」 「真理への道はあまりに狭い。君なら辿り着けるかもしれない」 「いつか、いつか天国で聞かせてくれ。真理を」 ピャスト伯、ずっと目を武器に戦ってきたんだね 「この世は、最低というには魅力的すぎる」 「1番よく分からないのは、俺は今満ちた金星が見たいということです」 「もしよければ、期待してください」 見えろ。満ちてろ。 満ちた星の光が、天国への導きの光 ずっと前と同じ空を見てるのに、少し前からすごく違って見える 無慈悲で平等な、真理 「文字はまるで奇跡ですよ」 「その一瞬だけこの時代を抜け出せる」 ピャスト伯も、知ることで、夜空が違って見えたのかもしれない
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non

non

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今までの登場人物の中で一番共感したのはピャスト伯かも。
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まごころを犬に

まごころを犬に

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研究者の重みを痛感。 文字を読み書きできることの奇蹟を実感。 地動説が常識であり、信教の自由の権利がある現代で苦しみを感じてる私は全部自分のせいなんだろうな
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あ

ピャスト伯が真理を突きつけられたシーンが、心苦しかった。 文字は奇跡って、言葉選びが好き。
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forest

forest

金星が満ちているかどうか自分の目で見れるってすごくない?
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