映画『誰も守ってくれない』の公開日にフジテレビ系で放送された。
映画では「加害者の保護」が描かれるのに対し、このドラマでは映画の4ヶ月前の事件を通じて「被害者の保護」が描かれる。
映画を見てるということは、ドラマもフジテレビ商法に踊らされて見たはずだが、記憶にない…。

佐藤浩市の演技はあんまり好きじゃない。

この作品でぶっちぎりに良かったのは松田龍平の薬物を打たれた後、禁断症状に苦しむシーン。
見たことあるの？ってくらい伝わってくる。ドラッグについては人体にどのような害をもたらすのか、刑罰はどうなるのか、学んだことがあるが、まさにその通りなんじゃないかと言いたくなるほど。
このようなシーンで、多くの俳優さんはオーバーな演技をする。そこまでひどいことを伝えたいんだろうが、あまりにオーバーすぎると冷めてしまう。
今までみた薬物中毒の演技で一番わざとらしくなく、目の動かし方、身体の震え、声色、すべて素晴らしかった。

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