虎に翼の70の情報・感想・評価

エピソード70
第14週「女房百日 馬二十日?」(第70話)
拍手:54回
あらすじ
穂高(小林薫)と寅子(伊藤沙莉)はお互いの立場から遠慮せずに想いをぶつけ合う。寅子は栄二(中本ユリス)に向き合い、彼の言葉を引き出そうとする。
コメント49件
mIdorItakImoto

mIdorItakImoto

「君もいつかは古くなる」
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タキ

タキ

●第14週「女房百日、馬二十日?」 〈昭和25年、茨田りつ子の発言のおかげで寅子は有名人となり相談の依頼が殺到し、寝る時間を惜しんで寅子は仕事に邁進する。そんな時に星最高裁長官の書籍の改訂を桂場と久藤に頼まれる。寅子の忙しさを知っている桂場はまた弁護士時代の時のようになってしまう懸念から断ってもいいと言ったが寅子は引き受ける。休日、長官室を訪れた寅子は横浜地裁の判事をしているという星長官の息子、航一に出会う。含みを持った言い方をする航一にやりづらさを感じつつ、「日常生活と民法」の改訂作業が始まった。〉星航一(岡田将生)が初登場。「あの佐田寅子」とはどんな佐田寅子なのか。たぶんいい意味ではなさそうな感じではある。言葉はアレだが桂場が寅子を心配するシーンもあり、あの頃とは状況がまったく違うため視聴者側は心配はしていないのだが、桂場は寅子のプライベートなことまでは知らないわけで。こういう些細なセリフで人物のひととなりを知る。 〈寅子は航一とともに戦後法改正された部分の調整を行なっている。星長官(平田満)は作業3回目にして初めて現れ「私なんてえらそうに言う口だけジジイだよ。」と長官はかつて長くお金のために弁護士をしており、信念より金をとったのだと話す。そして妻を病で亡くしている航一にいい相手はいないかと寅子に尋ねる。長官の添削入りの原稿を読みつつ、仕事を離れて法律と向き合える時間が楽しくて仕方ない寅子。理想を掲げ続けるものの現実は寅子主催の家事部と少年部の交流昼食会には誰一人こなかった。星長官自らが書き下ろした書籍の序文が出来上がるのを航一と「竹もと」で待つ間、お手伝いが終わってとても寂しいと航一に話す寅子。原稿の確認作業中に表紙の装丁に自分の名前があることに驚く。かつて法律の本を出したいと語っていた優三のことを思い出し、代わりに夢を叶えたってことでいいかしら…とつぶやく寅子。星長官は穂高に最高裁判事を頼むおりに、私は役目を終えた出涸らしだ。出涸らしにこそできる役目や若い奴らに残せるものがあると言う。この本が父なりの出涸らしの役目ではないかと航一は話す。長官の序文「今次の戦争で日本は敗れ、国の立て直しを迫られ、民法も改定されました。私たちの現実の生活より、進んだところのものを取り入れて規定していますから、これが国民になじむまで相当の工夫や努力と日時を要するでしょう。人が作ったものです。古くなるでしょう。間違いもあるでしょう。私はこの民法が早く国民に馴染み、新しく正しいものに変わっていくことを望みます。民法は世間万民知らねばならぬ法律であります。決して法律家にのみ、託しておいて差し支えない法律ではありません。私のこの拙著がいささかにても諸君の民法に対する注意と興味とを喚起するよすがとなることを得ましたならば、まことに望外の幸せであります。昭和25年6月 星朋彦」星長官は出版前になくなり、穂高も自分の老いを感じるのであった。〉家事部と少年部が手を取り合うという寅子の語る理想が相手に全く響かないのだが、こういう純度の低さが寅子のキャラクターで、その上、寅子の中のイマジナリー小橋があまりにヒドくて、笑えるやら気の毒やらで、小橋は完全に巻き込み事故。一方、法律はひとをしばるものではないとする星長官の言葉は人々の心に染み渡る。出涸らしの役目、寅子に響くか。 〈フランス人の母と日本人との間に生まれた梶山栄二という少年は3度の窃盗事件を起こしていた。親権を巡って両親が話し合うという調停の場が持たれたが、双方親権を持ちたくないと言い、話は平行線を辿る。少年部による栄二の処分がどうなるのかわからないため寅子は家事部と少年部とが協力してことに当たれないかと壇判事に提案するがお互いの審判に影響し合ってはいけないとはねつけられる。仕事が忙しい寅子。優未はどんどん手がかからない子に成長していたが、一抹の寂しさを漂わせている。ある日、竹もとで寅子に義理の母から頼まれ、本にサインをもらいたいという航一と会う約束をする。寅子はよく星長官の序文を思い出すと言う。「民法だけじゃない、新しくて理想的なことをするためには相当の工夫と努力と日時を要するもの、わかっているのにうまくいかないと腹が立つ。」と愚痴をこぼす。航一は「悩む意味あります?言ってたでしょ、その時の自分にしかできない役目があるかもしれないって。だから上手くいかなくて腹が立っても意味があります、必ず。」と返すのだった。昭和25年10月尊属殺規定は合憲との最高裁判決が言い渡される。これを違憲としたのは最高裁判事15人の中でたった2人。穂高もまた自分の役目を全うしようとしていた。何度落ち込んで腹が立ったって声を上げる役目を果たし続けなければと決意を新たにする寅子だった。〉家事部と少年部の協力体制がうまくいかない寅子の苛立ちをイマジナリー小橋が可視化してくれる。視聴者が彼を見てもストレスを感じないギリギリのところを攻めていてなかなかいいキャラクターで感心する。尊属殺重罰規定違憲判決はその後、昭和48年4月に初めて下されることになる。昭和25年は長い長い戦いの始まりだったのだ。親権を取り合う親もあれば双方親権がいらないと主張する親がいる。暴力をふるう親もいて、それでも子どもは親に従わなければならないのか。別々のステージで穂高と寅子は声を上げ続ける。 〈穂高の退任記念祝賀会が開催されることになり、桂場が幹事をすることになる。ライアンに手伝ってほしいと頼まれるが、穂高と気まずい寅子は気が進まない。桂場にゴリ押しされて寅子は仕方なく引き受けることになる。栄二の処遇について寅子は悩んでいた。寅子は多岐川に、多岐川とライアンの掲げる家裁の理想に近づきたいと話すが、多岐川は家事部も少年部もみんな理想を掲げている、裁判の独立が司法の汚さないすべであり気高い理想である、彼らはそれを必死に守ろうとしているように思える、と答える。これは現実と理想のぶつかり合いではなく理想と理想がぶつかっているのだとわかるが、どうすればよいのか答えはみつからない。栄二にまっとうな居場所をつくり本当の気持ちを理解しないことにはなんともならないと少年部の壇が話すのを聞いてやはり少年部も家事部も目指す道は同じだと寅子は確信する。祝賀会当日、寅子は穂高に花束を渡す役目になっていたが、穂高がスピーチで、「出涸らしだからこその役目を果たしたいと思ったていたが、ご婦人の社会進出、新民法のうたう本当の意味での平等、尊属殺の重罰規定の違憲性、昔から私は自分の役目なんぞ果たしてなかったのかもしれない。結局、私は大岩に落ちた雨垂れのひとしずくにすぎなかった。」と話すのを聞いて花束贈呈を放棄して退席してしまう。桂場に叱責されるが寅子を追って会場から出てきた穂高を前に寅子は「謝りませんよ、私は。先生のひとことで心が折れても、そのあと気まずくても、感謝と尊敬はしていました。世の中そういうもの、と流されるつらさを知る。それでも理想のために周りを納得させようと踏ん張る側の人だと思っていたから。私は最後の最後であの日のことをそういうものだと流せません。先生に自分を雨垂れのひとしずくだと言ってほしくありません。先生が女子部を作り、女性弁護士を誕生させた功績と同じように、女子部の我々に、報われなくてもひとしずくの雨垂れででいろと強いて、その結果、歴史にも記録にも残らない雨垂れを無数に生み出したことも!だから私も先生に感謝はしますが、許さない。納得できない花束は渡さない。世の中そういうものだと流されない、それでいいじゃないですか!」と言い放つ。〉花束を渡す係として女性を立てるということの意味をこれまで考えてこなかったような気がしてとりわけハッとした回だった。納得できない花束を渡してきた女性たちがこれまでどれほど存在したか、それこそ途方もない数ではないかとクラクラする。穂高のしたことは産んだもののその後育てることもなく世話を放棄した栄二の親のようなもので、この世に誕生したことに感謝はするが、本来は許さないと言われても仕方がないことなのだ。これは寅子の「父親殺し」という側面もある。この場所で「私」が幸せになるためには女性たちに法曹界におけるひとしずくの雨垂れであれと強いる法曹界の父を殺さねば先に進めないのだ。とはいえ社会人としては当然ブッ飛んだ行動であることは間違いなく、頭をかかえて蹲る寅子なのだった。 〈落ち込む寅子の元に穂高がやってくる。昨日のことを謝る寅子に、「私は古い人間だ。だが君は違う。既存の考えから飛び出して人々を救うことのできる人間だ。」と言う。「私は先生が古い人間とは思いません。尊属殺の最高裁判決、先生の反対意見読みました。先生の教え子であることは心から誇りに思っています。」と答える寅子。心のわだかまりが溶けていくふたり。しかし穂高は寅子に「気を抜くな。君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み、立派な出涸らしになってくれたまえ。」と言い残す。数日後、栄二と話す機会を持つことができ、両親にこだわらなくてもいいと提案すると栄二から本音を聞き出すことができた。家事部と少年部が協力し伯母の勝枝に連絡をとることになる。勝枝が栄二の監護者になることを快諾し、それを条件に父親が親権をもつことになった。寅子が少しだけ家裁の理想に近づいた頃、穂高は眠ったまま息をひきとった。竹もとで穂高の死を悼む桂場、久藤、多岐川、寅子。穂高イズムの継承者として、理想のために虎視眈々と突き進むしかないと気勢をあげる。穂高の最高裁判決の反対意見は次の通り。 「この度の判決は、道徳の名のもとに国民が皆平等であることを否定していると言わざるを得ない。法で道徳を規定するなど許せば、憲法14条はこわれてしまう。道徳は道徳、法は法である。今の尊属殺の規定は、あきらかな憲法違反である。」 寅子が穂高先生を先輩たちと弔った翌朝、猪爪家の絆に小さなヒビが入り始めていた。〉 寅子にとっては必要な父親殺しでも、東亜事件の時にただひとり助けてくれた法律家としてはやはり寅子の師匠に間違いのない穂高先生と仲直りできて本当によかった。もはや仲良し4人組となった桂場久藤多岐川と寅子。卓に置かれているのは酒と味噌かしらと思ってたら餡子だったw酔っぱらい桂場、皿を食らう。子どもの親権と尊属殺の問題については先日可決された離婚後共同親権を思い出しつつ、法律と道徳は別ものだと言い続けなければならないと想いを新たにした。そして酔っ払って着のみ着のままで寝ている昭和のお父さん全開の寅子の横でさらに不穏さ全開の優未とそれを見つめる花江。さて、どうなる猪爪家。
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fish

fish

こし餡の山がwww 皿がwww ずっと言いたかったけどこのドラマでの松山ケンイチの表情がカメレオンの顔みたいw
tomato

tomato

道徳と法は独立したもの。 メモ:尊属殺、出がらし
bon

bon

君もいつかは古くなる。 穂高先生の懐の広さを感じる最期。 しみじみとしたところに、 「皿くらい食わせろ!」というパワーワードが噴出。 桂場さんの穂高先生への思い、日本の司法への思いが皿とあんこの山に襲いかかる!!
Atsu

Atsu

穂高先生と話し合えてよかった 寅ちゃんも出涸らしになれるように
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ぴ

「佐田くん気を抜くな、君もいつかは古くなる」
R

R

いつか古い人間になってしまうときに、胸を張って次の世代に繋いでいける出がらしになれるだろうか。 山盛りの餡子と皿を割る桂場さんが絵として強い(笑)ゆみちゃんとの関係性心配だ…
だいず

だいず

穂高先生さようなら 私もいつか古くなる。いやいやもう古いのかも。立派な出涸らしになれるよう頑張りたいです。 離婚も親権も納得のいく所へ落ち着いてよかった。 桂場さん献杯のアテに山盛りの餡子…そして皿を食う…面白すぎる。
R

R

2024/8/3 テレビにて鑑賞
ゆり

ゆり

穂高先生が、序盤ほんとうに理想を体現した素敵な先生で、とらちゃんと一緒に尊敬の眼差しを向けていた。 ので、穂高先生が、とらちゃんに対してあんな発言や行動をとった、というのがいまだにあまり納得できていない。 はて、穂高先生そんなこと言ったりやったりする方かな?と。 でがらしになるまで、法の世界で理想と意志を貫いたことが描写されているから、よりそう感じました。 ドラマに対してこんなに想いを持ったことがないので、本当にはまっているんだな〜とも同時に実感。 これからの展開も楽しみ!です!
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emim

emim

栄ニくんの懇談の場のシーン、ボケてた画面から段々寅子達にフォーカスが当たったところ、面白い表現だった
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ジュうお

ジュうお

すべてを許さなくてもいいから尊敬だけはずっとしていくんだろうな穂高先生を…柱場さんすごい
み

日本の家族の問題から、自分の家族の問題へ。
K

K

桂馬さん皿くらい食わせろ!がおもろい エイジくんが良い方向に向けて良かったなぁ
ソリ

ソリ

穂高先生も亡くなった😢 先生が寅ちゃんに会いに来て話をして丸くおさまった風にしてたけど別におさまってないし私はあのブチギレ許してないからな(誰) 団子を2こ一気にいく桂場さんが癒し🍡♡
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しゅん

しゅん

109カット。 解決と死までのスピード感。 松山ケンイチの皿食ってるところ、このドラマで一番笑ったが、猪爪家の「ヒビ割れ」への導入にも見える。
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ちょび

ちょび

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最期に仲直り出来て良かったー。°(°´ω`°)°。 何で味噌が山盛りなの…と思ったら、あんこかw だとしてもだよwww
はな

はな

穂高先生との良い距離感での和解もすてきだったけど、それ以上に栄二くんが幸せになれる道を歩めて本当によかった。教え子四人の飲み会も最高。よかった。
Yuichi

Yuichi

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納得できない花束は渡さないと決めた寅子。そんなの普通できんやん。半端ないって。 どうしようもない,どうにもできない。だからこそ、諦めずに足掻き続けていたのに、次に託せと軽々しく自分の限界を引かれてしまうことに我慢ならなかったんだろうな。 今週は、なんといっても岡田将生の言葉。 今の自分にしかできないことがある。だから、腹立たしくても、うまくいかなくても、やらなくちゃいけないって。めっちゃかっこいいな。今の自分にしかできないこと、それは成功という意味ではなく、今の自分の精一杯与えられた役割を全うすること。それをやめてはいけないんだな。 そんぞくさつが合憲であること、そんな2人っぽっちじゃ何もできない。そうじゃない。判例は残り、反対したという人の言葉は残る。だからこそ、声をあげるんだ。それは、今の自分にしかできないことだ。 桂馬は酔っ払って皿を食べる。理想を追い続ける。虎視眈々と。
ふみさん

ふみさん

穂高先生は悪くないと思うが… 笑顔でスッキリ和解 立派な出がらしに なってくれたまえ 穂高先生逝く
できる

できる

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最期に穂高先生と分かり合えたのは良かったけど、もっと早い段階でわかり合うことができていたらなと も思った
うりぼう

うりぼう

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20240705 NHK総合 朝ドラ 机に突っ伏す寅子、勝手に怒り、勝手に凹む。周りの職員、腫れ物扱い。そこへ、穂高先生登場、寅子に君は私の誇り、先陣を切って欲しい。 寅子、発言は撤回しないが、私も先生を尊敬している。尊属殺人の反対意見は素晴らしかった。「尊属殺人の厳罰は道徳、法が道徳に左右されては、法は成り立たない。厳罰は憲法の法の下の平等に明確に違反している」穂高と寅子、関係を修復し、別れる。 例の調停事件、寅子、何とか少年と話す機会を作り、君の気持ちが一番大事と伝える。彼は心を開き、叔母さんがいいと。壇さん、話を聞き出した寅子に感心、全力で協力を約す。叔母さん見つかり、身元を引き受けて貰い一件落着。少年、最後に小声でお礼を言う。 穂高先生、逝く。葬儀が終わり、竹もとで久藤、桂場、多岐川、寅子で師の死を悼む。団子と山盛りのアンコを肴に酒。桂場、アンコに飽き足らず皿を割り食べる。皆、大騒ぎ。 寅子、帰宅し、喪服も着替えず、眠り込む。優未、呆れ、花江、憤然とする。次の嵐は足元から。
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Clary

Clary

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寅子を法の道の引き入れるきっかけとなった穂高先生が老い、 そして法曹界からもこの世からも去っていく。 これまで一貫して、先進的なようでどこか捨てきれない価値観の化身のようで。 でも、それでも「古い」だけでは収められないと思うんだよな.. 人間、いつかは生きてる限り「古い」側に回る。 そして、世の中は1人だけが形成されるものではない。1人だけが変えられるものでもない。 ぶつけやすい相手に不条理をぶつける、というのは果たして。という気持ちはやはりある。 最高裁判決の反対意見。 今でも、いや今だからこそ、 道徳と法については考えるものがある。 道徳の厄介なのは、それが良きものだと疑ってかからない者たちが見えてる世界が果たして理想なのか、それとも狭き世界でないのか、 ということではないかと思う。 家族は扶け合うべき、から外れた象徴として栄二が出たのだろうけど、 この週、詰め込み過ぎたかな、という印象。 しかし、来週予告の花江ちゃんのインパクトよ.. 花江ちゃん自身の怒りというか、優未ちゃんを間近でみてきたことによる怒りというか。
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ささみ

ささみ

寅ちゃんの「元気ですか?穂高先生」で大笑いした。 その後、先生と寅ちゃんでお互いの話しをしていて、とても羨ましく思って泣けてきた。思っている事を言葉にして話し合う事ができてとても良いな。
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sinimary

sinimary

2024/7/5録画
こっこ

こっこ

穂高先生が寅子たちが勤めるところに、会いに来る。目的は、寅子に会って話をするため。 穂高先生は、1話のころからすると、ぐっと弱くなった。足の運びも、依然のようではなく。 笑ってさようならをしたい、というのって、穂高先生もしかしたらこの頃には自分の余命を感じてたのかな? 献杯。桂場、皿を食う(えーっ?!)酔っぱなうえに、変なん食べておなか壊さなかったかしら。。。? 両親の離婚調停に巻き込まれてるエイジ。寅子のことばで、新たな家族を。 翻って、猪爪家と佐田家。うーん、花江ちゃんと優未ちゃんが爆発しそう。。 どうなるんだろ。
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サムカワ

サムカワ

「気を抜くな、君もいずれ古くなる」 自らの限界を知った人は、またひとつ強くなり優しくなれる。 桂馬さんのことはますます好きになっちゃうなぁ。 一方その頃、花江さんも我慢の限界!
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N

N

いやー穂高先生が一枚上手だと私は思ったなー。 寅子が感じていたものが思っているよりずっと強く深かかったんだという気づきはありつつ、とはいえ、穂高先生なら何を言っても受け止めてくれるというような甘えみたいなものもあるのかな、と思った。 そんなに穂高先生だけが悪いんだっけ、というか。 さあ、来週が辛そうである。どうなるのかなー。
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蒼空

蒼空

「世の中そうゆうものだと流されない、それでいいじゃないですか!」 そんな捨て台詞から、穂高先生は会いにきた。そして、話し合う。穂高先生だって色々考えている。だけど、人だからみんな同じ考えにはならない。古い新しいだけでなく。 穂高先生は心は広い。 「佐田くん気を抜くな 君もいずれは古くなる 常に自分を疑い続け時代の先を歩み立派な出涸らしになってくれ」 例え、寅子の歩んだ道に誤解や気づかぬ偏見があっても先人の人の小さな一歩を歩んだ人だ。 だから、教え子に頭を下げた。 今の時代を捉えてなくても十分じゃないか。 穂高が最高裁判決に書き記した反対意見。  「この度の判決は、道徳の名の下に、国民が皆平等であることを否定していると言わざるを得ない。法で道徳を規定するなど許せば、憲法14条は壊れてしまう。道徳は道徳、法は法である。今の尊属殺の規定は、明らかな憲法違反である」 “寂しいんだよな、桂場、だってお前友達いないもんな” 「失礼ですよ」 えー、寅子ちゃん、昨日失礼だったよー 桂馬さん 南部せんべいのように皿を食う。さすが、Lさま 好きにお使いくださいと甘味処の店長さんの好意とはいえ、皿食べちゃった。 くを食くらわば皿さらまで “どうせ毒を食ったのならば、皿まで舐ってしまうように、思い切って禁忌を破ったのであれば、もはや良識などは気にせず、徹底してやるべきであるの意。” ということわざあるが、桂馬さん、徹底するぞーーーーということかしら。 優未 冷たい視線で母を見る。。 予告 花江ちゃん 「そうゆう態度よ!!」 寅子 「何?その言い方?」 なんか、花江ちゃんの気持ちわかる気がしそう。
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