豪華俳優陣に惹かれて観たけど、ドキュメンタリーを交えた、思いのほか骨太なドラマだった。若きエリートたちの激論虚しく、日本が辿る運命のやるせなさ。東條英機の苦悩やその時の日本を包む空気のなか、なぜ日米…
>>続きを読む数字vs空気。誰かひとりを悪者にするような単純さがなく、間違っていると気づきながらもとめられない苦悩も描かれていてよかった。シミュレーションの結果を知ってもなお突き進むことしかできない人より、何も知…
>>続きを読む太平洋戦争開戦時に実在した「総力戦研究所」がドラマの舞台。科学的なスタンスが日本にもキチンと存在し、若き精鋭たちによる未来予測はその殆どが的中していたという事実。
所謂「不都合な真実」はいつの時代…
凡ゆる分野の若きエリートを集めたこんな研究所が発足していたこと、まったく知らなかった。いつの時代も結局足引っ張ってんのは権力に胡座掻いた頭かたいジジイどもなんだなと思って見ていたら、いやはやそうでは…
>>続きを読む岩田剛典目当て。総力研究所の存在を初めて知った。
こんなに正しくシュミレーションされていても太平洋戦争を止められなかった責任は果たして誰にあるんですかね本当に。今世界で起きている戦争を止める勇気と、…
フィクションじゃないから起承転結が明確ではないけど、それがまた時代の空気を示していて見応えがある。池松壮亮、仲野太賀、中村蒼、三浦貴大ら、有望な中堅俳優らが戦争をお涙頂戴のネタとして消化する映画なん…
>>続きを読む(C)NHK