なお

エージェント・オブ・シールド ファイナル・シーズンのなおのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

アベンジャーズの活躍をサポートした影の功労者、S.H.I.E.L.D(シールド)の知られざる活躍を描くドラマのファイナル・シーズン。

全7シーズン・計126話。完走まで約1年と10カ月の道のりだった。
コールソンやデイジー、シールドの面々の活躍を拝めるのもこれで最後か…と思うと一抹の寂しさもあるが、それと同時にとてつもない達成感もあるのも事実。

シールドの最後の勇姿、しかと見届けよう!

✏️エージェント最後の戦い
名も知らぬ謎の惑星、異世界、数十年後の未来…
これまで様々な時代や舞台で、様々な強敵と相対してきたシールドが最後に巡るのは「過去」。

シールドそのものの存在を歴史から抹消すべく、過去を改変しようとするクロニコムを止めるため、このエージェント集団ついに時間旅行までやってのけた。

人類を遥かにしのぐ英知とテクノロジーを持つクロニコムに対抗すべく、シールドの面々も実にバラエティ豊かに。

メンバーを構成するほとんどがロボットだったり未来人に過去人(?)だったり超能力者だったり。
もはや普通の人間がマックとジェマくらいしかいない、史上最強ともいえるチームが結成。

特に『エージェント・カーター』からダニエル・スーザの登場に驚いた視聴者は多いはず。
残念ながら自分はこのファイナルを完走後に『エージェント・カーター』を見始めたため「…誰?🤔」ってな感じだったのが大変心残り。

しかしそんな自分でも一気にファンになってしまうほど、スーザのキャラクターは魅力十分。
最後には時代を超えてデイジーと結ばれることになる彼の活躍、『エージェント・カーター』の方でしっかり見届けたいと思う。

これまでのシーズンの集大成らしく、過去登場したあんな人物やこんな人物も再出演。
ここまで来るとウォードとかリンカーンとかボビーとかハンターも出してあげてほしかったけど…!
さすがにそこまでやると単なるお祭りシーズンになってしまいそうだから、このへんがちょうどいいという判断なのかな。

タイムスリップという設定を活用して、当時の世相(女性の社会的地位が低い、有色人種への強い差別意識など)を反映したかけ合いが成されたり、メンバーの服装がその時代に合ったものに変わる演出もニクイ。

あとこれは個人的な性癖なのかもですが、過去の人物が未来のテクノロジーに目を丸くして驚くシーン。
…アレ、たまらないんですよね。

スマホのカメラ機能に驚くスーザがかわいかった。
昔の人からすれば、現代の技術ってもはや魔法みたいなものに映るんだろうな…

☑️まとめ
何はともあれ大団円。
最後のミッションを終えたメンバーたちは、場所やその内容こそ違えど今も世界の平和と秩序を保つため、世界の裏表で活躍し続ける。

最近はMCUでもドラマの方でも出番が少なくなってきたシールドだけれど、またいつかどこかで彼らの活躍する姿を見られればいいな。

<作品スコア>
😂笑 い:★★★★☆
😲驚 き:★★★★★
🥲感 動:★★★★☆
📖物 語:★★★★★
🏃‍♂️テンポ:★★★★☆
なお

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