アジラフェルの書店の入り口に1人の訪問者が現れる。これによりもたらされた混乱で、現役を退いた天使のアジラフェルと悪魔のクロウリーの生活は激しくかき乱される。クロウリーが怒りを爆発させた時、地元商店会のマギーとニーナはニーナが経営するカフェに閉じ込められる。天国と地獄が疑念を抱く中、クロウリーとアジラフェルの意見は対立する。

天国と地獄は行方不明の大天使を懸命に捜索する。アジラフェルはある歌を耳にした時、謎を解く手がかりに気付く。クロウリーとアジラフェルはパブを訪れ、人間カップルの恋を取り持つ方法について話し合う。約5000年前、クロウリーは、神のお気に入りの正しい人物ヨブの処罰に遣わされていた。アジラフェルは身をもって誘惑を体験する。果たしてガブリエルは何を信じ、何を信じないのだろうか。

天国は、天使のムリエルを変装させて地球に送り込み、アジラフェルとクロウリーを見張らせる。アジラフェルは手がかりを追ってエディンバラへと車を運転して向かい、多くの断片的な情報を手に入れる。1827年、クロウリーとアジラフェルはエディンバラを訪れ、墓荒らし、彫像、そして１瓶のアヘンチンキにまつわる不幸な出来事と遭遇する。そして現在、書店の店番を任されたクロウリーは、人間と天気に失望している。

アジラフェルはソーホーへ戻る途中、善意からヒッチハイカーを車に乗せる。だがこれは大きな間違いだったことが後に判明する。1941年、驚いたことに旧敵が新たな敵となってクロウリーとアジラフェルの前に現れる。かつてアジラフェルを罠にかけようとしたナチスのスパイたちが、死後にゾンビとなって戻ってきたのだ。彼らはウエストエンドの舞台でアジラフェルが行う銃弾キャッチを邪魔しようと試みる。

アジラフェルはウィックバー通り商店会の月例会を主催して、マギーとニーナの恋を実らせようとする。地獄ではシャックスが、悪魔を集めた軍団を率いて書店に全面攻撃を仕掛けることを決意する。書店の窓ガラスは粉々にされ、それと同じようにニーナの心も失恋で傷つく。ガブリエルはミセス･サンドイッチや、ケーキを載せた小さなトレーと遭遇する。

クロウリーはハチのように天国に入り込み、ハルマゲドン第２弾に関する真実を知る。アジラフェルはシャックスの軍団から書店を守り、光輪を放つ。マギーとニーナは軍団と戦い、書店の助手ジムはココアを手に入れている。クロウリーとアジラフェルはマッチ箱の謎の真相を突き止める。オーツミルクラテを持って現れたメタトロンは、決定的なオファーを持ちかける。