◎面白さは、まあまあ。2つの違和感でスコア伸びず…。

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SF要素もあり、かなり自分好みだったはずだが、"2つの違和感"がかなり邪魔した。

1つ目は、ストーリー内容。たとえば、無駄なシーンがたくさん挿入されているような気がした。話の展開がかなり遅く、まるで時間稼ぎされているような感覚になった。

2つ目は、キャラクター。ゼロかイチの人しか登場しない。性格悪い人も多く、特にナンシー、ルーカス、スティーブの取り巻きカップルは、最後まで好きになれなかった。

あともう一つ挙げるなら、オチの弱さ。次章に続いていくものだから仕方ないが、1シーズン単体をとってみると、消化不良なラストとなった。

もはや鋭い無垢の輝き

80年代ポップカルチャーがぎっしり詰まったおもちゃ箱みたいで、この年代をリアルタイムで経験した世代には受けそう。そんな私もそのど真ん中にいました。

“スティーヴン・スピルバーグ的なジュブナイル”に“スティーヴン・キング的なホラー”を混ぜ混ぜして、“隠し味に”『AKIRA』的な超能力を仕込むという黄金バランスが効いています。最初の一歩で一気に引き込まれました。

Netflixオリジナル作品の中でも屈指の人気を誇るのだそう。「80年代を知る人には懐かしく、知らない人には新鮮」という二重の仕掛けで、幅広い世代に届くのでしょうね。

私的にはウィノナ・ライダーを久しぶりに見れて超満足でした。

舞台は1980年代の小さな田舎町。
少年が忽然と姿を消したり、謎の力を持つ少女が現れたり……。
徐々に迫りつつある脅威に対して、少年少女たちが手を組んで挑む冒険活劇です。

そしてこの物語の魅力は、ただのホラーや冒険にとどまらないところ。仲間とともに立ち向かう中で、友情や恋が揺れ動き、子供時代の無邪気さが少しずつ失われていく。シーズンを追うごとに幼かった少年少女たちは成長を見せていきます。これもこのシリーズの大きな魅力ですよね。

その“成長に伴う痛み”や“もう戻らない日々への切なさ”が描かれているからこそ、胸を締めつけられ、同時に心を熱くさせてくれるのです。

この約10年続いた人気ドラマもいよいよシーズン5でラスト！心して見届けたいです。