坊っちゃんのドラマ情報・感想・評価(ネタバレなし)

150分の単発ドラマとして良く出来た作品。上手。
面白かったです。

ふっと思い出したとき観たくなる
坊ちゃんのまっすぐさが周りを変えていく

あだ名が秀逸で良いし、道後温泉行きたくなった！

嘘をつくことだけは嫌いってセリフがカッコ良すぎる。

夏目漱石が描いた時代には尖り過ぎていただろうけど、現代にいたら間違いなくもっと評価されている教師

この教え子たちは何十年後も恩師囲んで毎年同窓会するタイプだろうし、
こんな思想を見せられたら後に大成する生徒も育つだろうね。

清のひたすら褒めて伸ばす教育？は間違っていなかった。無鉄砲だが、大切なことは誰よりもわかってる

そして、海老天蕎麦食べたい！

2021年最後の鑑賞作品にぴったりのいい作品でした。
きっと家の何処かに「坊ちゃん」があるはずなので探してまたじっくりと読み返したくなりました。
ニノのファンでも嵐のファンでもないけど、ニノの坊ちゃんはよい御気性でとても素敵でした。

途中でなんか見たことあるなと思ったけどたいして覚えてないくらいの印象の薄ーいドラマだった

分かりやすく、スカッとする。二宮さん、坊ちゃん役に合ってた。

1週間前の出来事
友人Aが友人Bのことを無鉄砲な人と言った。
友人B 無鉄砲って悪口じゃん
友人A そんなことない、坊ちゃんに出てくる

どうして友人AがBのことを無鉄砲と言ったのか、今はわたしもちょっとわかる気がする。無鉄砲は、最高に粋な褒め言葉だった。



小説読みたい！道後温泉行きたい！

曲がったものを戻すシーンだけ異常に覚えてたので記録しました。

舞台『赤シャツ』観劇前に予習としてこちらの作品を。

ドラマ『坊っちゃん』→原作の順番で見たので読解力の乏しい私にとってかなりとっつきやすくありがたかった。

坊っちゃんと山嵐の掛け合い、赤シャツを悪役に据えた勧善懲悪な物語、うらなすとマドンナのロマンス、心温まる清とのエピソード……
普遍的で古臭さを感じさせない構成要素と現代人が見てもとっつきやすいテンポ感がかなり良かった。