ブラックライトニング＜シーズン１＞のドラマ情報・感想・評価・動画配信

ジェファーソン･ピアースは自警団員“ブラックライトニング”として悪と戦っていたが、妻のリンに反対されて９年前に引退。妻とは離婚したが２人の娘たちと暮らしながら、地元の高校で校長を務めている。だがある日、街にはびこる犯罪組織１００（ワンハンドレッド）に娘たちを連れ去られたジェファーソンは、再びブラックライトニングとなって彼女たちを救い出そうとする。

街ではブラックライトニングの復活を歓迎するムードが広がっていた。だが、ジェファーソンはブラックライトニングに戻る気はなかった。そんな中、１００にさらわれ売春を強要されていた娘を救おうとしたジェファーソンの教え子ラワンダが、誘拐の実行犯ララに殺されてしまう。ジェファーソンはブラックライトニングとなって、ララのマンションに乗り込んでいく。

ホルト牧師の発案で１００に抗議するデモ行進が行われることになった。ジェファーソンは危険を感じて反対するが、牧師は取り合わない。案の定、デモの参加者たちは１００の刺客に攻撃されるが、ブラックライトニングが刺客を倒す。だが、ブラックライトニングを狙って発射された銃弾が牧師と、ジェニファーのボーイフレンド、カリルに当たってしまう。

高校の優等生が新種ドラッグ“グリーンライト”を使用していたことを知ったジェファーソン。ブラックライトニングとなって売人たちを問い詰め、麻薬取引を仕切っているのは１００よりも大きな組織らしいということが判明する。一方、スーパーパワーに目覚めたアニッサは、生徒に薬物を売りつけようとした売人を懲らしめるなど、ヒーローらしき活動を始める。

スーツの新機能で空を飛べるようになったブラックライトニングだったが、ジェファーソンは原因不明の頭痛にたびたび悩まされるようになる。自分の能力について調べ始めたアニッサは、新聞記者だった祖父のアルヴィンがかつて特殊能力を持った子供たちの失踪事件を取材していたことを知る。その頃、１００の首領トビアスがギャンビの店を訪れていた。

ひどい頭痛に襲われて倒れたブラックライトニングをギャンビが救出する。手当てをしたリンは、変身中のジェファーソンの脳スキャン結果が、グリーンライト依存症患者のものと酷似していることに気づく。一方、アニッサは祖父の残した資料を読み、スーパーパワーの秘密を知ろうとする。ある夜、リンの研究室に男が侵入するが、スーパーヒーローに扮したアニッサがリンを救う。

父がブラックライトニングだと知ったアニッサは、親子で協力して１００を倒そうと張り切る。ジェファーソンとリンは、ヒーローの厳しさをアニッサに忠告する。アニッサの決意が固いことを知ったリンは、アニッサを守るスーツを作ってほしいとギャンビに頼む。一方、トビアスのことを隠していたギャンビに、ジェファーソンは不信感を募らせる。

ブラックライトニングに、感電死したレディ･イヴ殺害の容疑がかけられてしまう。ジェファーソンはアニッサの訓練を開始する。また、２人はブラックライトニングの無実を証明するために調査を始める。その結果、ジェファーソンは父アルヴィンとギャンビの意外な関係を知ることになる。一方、一度は殺されたが生き返ったララは、ラワンダの幻覚に悩まされる。

ジェファーソンはアニッサと共に、グリーンライトと30年前の人体実験で使われたワクチンのつながりを調査する。そして、父アルヴィンの殺害に関わっていた、ある会社の存在を知る。ブラックライトニングは、自分を陥れた汚職警官の正体を調べるよう、警官のヘンダーソンに依頼する。一方、ギャンビは、アルヴィンの死に関係していたことでジェファーソンから拒絶されていたが、アニッサのスーツを完成させて彼女に手渡すのだった。

アニッサは、ギャンビが30年前に見つけたというメタヒューマンの子供たちの遺体の話を聞き、施設に忍び込む。子供たちが生きていることに気づいたアニッサは、すぐにジェファーソンに報告する。驚いたジェファーソンはアニッサと共に施設を訪れるが、すでにもぬけの殻だった。アリッサは、子供たちを救出するにはギャンビの協力が欠かせないとジェファーソンを説得するが、ギャンビを許していないジェファーソンは断固拒否する。

ブラックライトニングの正体はジェファーソン･ピアースではないかと疑う政府組織ＡＳＡは、汚職警官を使ってジェファーソンを逮捕する。ジェファーソンがブラックライトニングだと知られたら、彼は間違いなく殺されてしまう。リンは、ヘンダーソンに助けを求める。一方、ギャンビとアニッサは、ＡＳＡにジェファーソンがブラックライトニングとは別人だと思わせるため、ある作戦を決行する。

トビアスがフリーランドに戻って来る。ＡＳＡのエリアリーダー、プロクターにブラックライトニングを生け捕りにするよう命じられるトビアス。助っ人を用意したと告げられたトビアスの前に現れたのは、カリルだった。カリルは金属製の背骨を移植し、再び歩けるようになっていた。一方、街でカリルと再会したジェファーソンは、彼の変貌ぶりに戸惑う。

昏睡状態に陥っていたジェファーソンは、ついに危篤に。だが、あの世との境で会った亡き父に“自分の使命を果たせ”と諭され、現世に送り返される。目覚めたばかりのジェファーソンはパワーを失っていたが、アニッサに続いてパワーを発揮し始めたジェニファーが“発電機”の役目を果たし、ジェファーソンにパワーが蘇る。