にゃん

少年寅次郎スペシャルのにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

少年寅次郎スペシャル(2020年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

寅さんの少年時代。子どもを大事に出来る素敵な母親に愛を沢山かけて育てられたストーリー。自分自身寅さんの事をよく知らないけど、これ単体でも良い話だった。

"あの人の子どもじゃなければいいのに、と思うほどあの子の事を愛している"の言葉が胸に刺さった。寅次郎の事を愛している気持ちがとてもわかりやすくストレートに伝わるセリフだった。

内容
国民的映画「男はつらいよ」の主人公・車寅次郎の生い立ちから旅立ちまでを描いたドラマ「少年寅次郎」(2019年、NHK総合)のスペシャル版。最愛の妹・さくらに見送られながら、東京・葛飾柴又を旅立って1年が経った寅次郎(井上優吏)の姿を中心に、亡き母・光子(井上真央)と過ごしたかけがえのない日々の記憶を描く。

1. 寅次郎(井上優吏)は、母・光子(井上真央)のいない故郷・柴又に1年間戻っていない。旅の途中で再会した初恋のさとこ(森七菜)からもらったリンゴを見て、わんぱく小僧だった頃の寅次郎(藤原颯音)と光子との日々を思い出す。

2. 14歳の寅次郎(井上優吏)は、母・光子(井上真央)の月命日に1年ぶりに故郷・柴又にやって来る。寅次郎は誰もいないくるまやで、けんかしたままの父・平造(毎熊克哉)の遺影を発見する。そこへ竜造(泉澤祐希)らが墓参りから戻ってくる。思わず隠れた寅次郎は、隠れたまま光子の思い出話を聞くことになる。光子は連れ子であった自分を育ててくれた。それは仕方なくではなく、寅次郎を人間として愛してくれたからだった。
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