にゃん

日本沈没ー希望のひとーのにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

日本沈没ー希望のひとー(2021年製作のドラマ)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

移民枠を確保する為の上層部の交渉が本当に必死で感動した。自分の国の企業を売ったり文化財を売ったり。様々な国へ交渉に行ったり。
最後、温暖化で溶け出した氷から出た感染菌による感染症の特効薬を日本が作れたのは大きかった。そのおかげで移民拒否運動が収束しストーリーが綺麗に収まったと思う。
ステージが自分たちにも起こりうるレベルでの話だったので興味深く観れた。

あらすじ↓
1
日本未来推進会議のメンバーに選ばれ、着々とキャリアを積む環境省の官僚・天海啓示(小栗旬)。彼は関東沈没説を唱える地震学者・田所雄介博士(香川照之)のもとを訪ねる。
2
首相は記者会見で、田所博士の関東沈没説について、根拠のないデマだと断言する。そんななか、週刊誌では天海と田所博士の癒着疑惑が報じられる。
3
1年以内に関東沈没が始まるという田所博士の予測に、危機感を募らせる天海。間近に迫った危機をどう国民に伝えるべきか、政府内でも意見が対立する。
4
ついに関東沈没説が国民の知るところとなり、株価が大暴落するなど、世間に混乱が広がる。天海たちは不眠不休の覚悟で住民避難のための準備を進める
5
沈没が現実のものとなり、関東地区に甚大な夜害をもたらす。娘の乗ったバスが避難の途中で事故に巻き込まれたことを知った天海は現場に向かうことに。
6
復興に向けて歩み出した日本だったが、田所博士から日本全土の沈没という予測が告げられる。天海たちは海外への避難を視野に外交交渉を進めることに。
7
田所博士が逮捕され、世界的権威であるジェンキンス教授も日本沈没説を否定。何かが仕組まれていると感じた天海は、黒幕の正体をつかもうと動き出す。
8
ついに全世界に明らかとなった日本沈没説。移民の受け入れ交渉や移住先を決める抽選が進むなか、国民の不安と政府への不信感が大統領をドローンで爆破テロというさらなる悲劇を呼ぶ。
9
総理へのテロ攻撃で国民の不安が高まる。1人でも多くの日本人が未来に希望を持てるよう、天海たちが移民交渉を進めるなか、新たな感染症が全世界で発生する。
10
日本人移民の変異株感染が明らかになり、各国は移民の受け入れを停止。タイムリミットが迫るなか、最後の望みを懸けて治療薬を開発する。そして薬が出来上がり、その薬を特許申請せずに全世界へ発表するという。その代わり日本の移民を受け入れて欲しいと。
結果、沈没は本州にとどまり、九州と青森から北は残り沈没劇は終えたのだった。

天海は第二都市となった北海道で政治をすることも考えたが、移民先の日本人を助けるために、中国へ渡りジャパンタウンの建設に携わることを決めたのだった。
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