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アニタ
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『アニタ』に投稿された感想・評価

XXXXX
4.8
この作品のためだけにディズニープラス加入!伝説の歌姫、アニタ・ムイの波瀾万丈な一生を描いた作品です。

貧しい家庭に生まれ育ち、4歳の頃からステージに立っていたアニタ。彼女はコンクールに入選して、いざ芸能界へ。

香港スター勢揃いで、ラム・カートン、ルイス・クー、ミリアム・ヨンなど実力派で固めています。
主役のルイーズ・フォンは、アニタの雰囲気がある女優さんで、かなりトレーニングを積んだそう。

実はアニタ・ムイは、近藤真彦と恋仲になったことがあり、今作も近藤真彦をもじったキャラクターが登場します。その役として、なんと中島歩が出演!!
岩城滉一が、ジャニーさんの役で出てるのもビックリ!ジャニーさんが2人で温泉旅行に乗り込むエピソードが出てきます。

香港では日本の文化が根付いており、日本語の曲が結構出てくるのが嬉しい。
かなり急足なストーリー展開で、あまりにも駆け足だったので、ちょっとよそ見すると一瞬で置いてかれます。笑
1980年代のノスタルジーが、モロに出ており、実際の映像を織り交ぜながら、かなりドラマチックに仕上がっています。
まさかアニタと黒社会とのトラブルが、描かれているとか想像もしなかった!

ディズニープラスは、ディレクターズカット版で、ドラマ形式で見ることが出来ます。
225分と言うランニングタイムでも、体感本当に短く、あっという間でした。
ただ、やっぱり今作は劇場で見たかったなあ。

アニタ・ムイと言えば、『奇蹟/ミラクル』や『酔拳2』のイメージが強い。ただ、ジャッキー・チェンとのエピソードが全て削られてしまったのが、今の香港を象徴するかの様でちょっと寂しい。アニタ・ムイの人生において、ジャッキーとの話は切っても切れない関係だったのに...。

チャウ・シンチーとのエピソードは出てきます。『審死官』や『ルージュ』『ロアン・リンユィ』などの作品の名前が出てくるのは嬉しい。

お姉さんのアン・ムイとのエピソードも胸にきます。アン・ムイは、本当に2人とも仲が良い姉妹で、子供の頃から一緒にステージに立っていました。お姉さんも女優として活躍して、『九龍の眼』に出演したり。アニタより先に亡くなるのは悲しい。
そして、香港にSARSが...。

親友のレスリー・チャンが、もちろんエピソードに登場して、レスリーの死も描かれています。まさに香港映画総決算と言える作品で、去年末に公開されて香港映画の興行収入記録を作る大ヒットとなりました。

アニタ・ムイは、2003年レスリー・チャンが亡くなった年に、子宮頚がんの為40歳の若さでご逝去されました。
人生最後のラストステージ。「夕陽之歌」を歌うアニタに目から熱いものが...。
この曲、近藤真彦の曲のカバーで、アニタの彼への叶わぬ想いを綴った曲に感じました。

激動の時代を駆け抜けた、アニタの姿に胸が熱くなりましたね。香港映画ファンなら絶対見逃せない一作です。個人的には今作2022年マイベスト10に入る作品だと思います。

ディズニープラスは、今作を見てしまったのですぐ解約します。笑
君子
4.9
私は特別アニタ姐さんのファンじゃないけど、とても良かった。ちゃんとエンターテインメントで、でもちゃんと伝記映画で。最後、観客の皆で心から熱い拍手をしたことはきっとずっと忘れないと思う。

どうしたって辛い気持ちになるシーンはいくつもあるし何度も泣きそうになったのだけど、でも最後に残るのはやはり華やかな彼女がくれる心の楽しさ・愉快さだった。“ 香港生まれ香港育ち”である事を大切に生きた彼女が、もし今も元気だったら今の香港でどういう風に行動したのだろう。考えても仕方がないけど。

あと、古仔ファンとしては、今回のアニタ姐さんを支えたデザイナーの劉培基(エディー)役は、今までにないくらい優しい所作と話し方で新鮮だった。厳つい映画に出がちだけど、こんな役柄の作品も今後は増えたらいいな。

ぜひ日本公開してほしい。たぶん彼女の事を知らない人が見ても見応えはあると思うから。(それが難しいなら、せめてディズニープラスでのドラマ版?の配信だけは実現して欲しい。。)

※と言ってたら4月6日から配信始まったようで!ありがとうございます!
※ネタバレ兼備忘録はコメントに移しました。

色々、キリがない。またもう一度、いや何度でも見直したい。アニタ姐さん、命を削ってまでも私たちに陽気な幸せをくれてありがとう。

2022.3.18. ABCホール

2022.7.17. 追記 ルイーズ、香港電影金像奨の新人賞受賞おめでとう💓
備忘録
2022.3.20 大阪アジアン映画祭で鑑賞(ABCホール)。

香港の歌手アニタ・ムイ(梅艷芳)の半生を描いた、大変素晴らしい作品だった。

実在の人物を描いた作品としては、音楽を扱っていることも含め、「ボヘミアン・ラプソディ」に並ぶと思う。
ラストが近づくにつれ、涙を堪えるのに苦労した。
香港好き、香港映画好きなのでなおさらだが、それを別にしても、良い作品だと思う。
当時の空気感なども大変良く再現されており、もう戻ることが出来ない「返還前の輝いていた香港が」スクリーンの中に蘇る。
香港映画らしからぬ(!)、役者さん達のおさえ気味の演技も素晴らしい。
実在の人物の単なるものまねではなく、しっかり人間性まで掘り下げて演じている。
コンサートのシーンなどは、実際の映像と新たに撮影した映像を織り交ぜて映し出されるが、アニタ・ムイ本人と、アニタを演ずるルイーズ・ウォンの姿に驚くほど違和感がない。

後日ディズニープラスでドラマ版(ディレクターズカット版)が配信されたが、そちらでは映画版で説明不足だったシーンが多く追加されている。しかしテンポが若干悪くなっている。
少し駆け足気味ではあるがテンポの良い映画版か、細かなエピソードを丁寧に描いているがテンポが悪いドラマ版か悩むところではあるが、個人的には映画版の方が観やすかった。

事実かどうかはわからないが、近藤真彦との恋愛エピソードで、東京のマッチの自宅で苦労して料理するシーンは、微笑ましすぎて涙が出そうになった。

劇場公開して多くの人に観てもらいたかったが叶わず残念。

※この映画を思い出すと、Gメン75のエンディングテーマ曲「面影」が無性に歌いたくなる。

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