中身に入る前に「どうしても」言いたい事が有る。Amazon日本支社、お前だよ!。何だこの邦題、日本人が英語を知らないとかナメてんのかよ。原作のタイトル「All the Old Knives」。確認したけどアメリカのアマゾンのタイトル「All the Old Knives」。つまり原作と同じ。しかし、日本は「オールド・ナイフ ~127便の真実~」Filmarksは「オールド・ナイブス」。全部バラバラ、センスの無い邦題、以前の問題。
Olen Steinhauer原作「裏切りの晩餐」岩波書店。数年前に読了済ですが、随分渋い作品を選んだモノだ。版権が安かったのかな?(笑)。Steinhauerはアメリカのハードボイルド推理作家。CIA諜報員ミロ・ウィーバー「ツーリスト」シリーズが有名だが、デビュー作「嘆きの橋」文春文庫は警察ミステリーで、日本では某国民警シリーズとして2作品が翻訳済。作品のテイストは、ミステリーとしては脇が甘いが、海外の描写には定評が有る。本として薦めるなら「ツーリスト 沈みゆく帝国のスパイ」。
原作は会話劇が基本で、エンタメ要素は申し訳程度。当初はKate WinsletとIdris Elbaがキャスティングされたので、ポリコレを意識した配役だなと思ったら、Winsletが「アバター」の続編「The Way of Water」へ行っちゃったので、Michelle Williamsを招集したが「お話が地味ね」と降板。最終的に選ばれたのが、レビュー済「レミニセンス」Thandiwe Newton。彼女を一躍有名にした「ミッション:インポッシブル2」以来のスパイ役。
怒った割には「All the Old Knives」の意味がサッパリ解らない(笑)。私はイギリス英語とアメリカ英語なら日常使いに困らない程度に分る自信が有るが、ソレでも駄目。ロスに住む同業者(彼は中京区出身)に聞いても分らない。バーミンガムの友人(右京区出身)も分らない。うーん、分る方はコメント下さい、京都で牛すき焼きでも奢ります(笑)。