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さてさて、本題に。また随分渋い映画でした。
70年代の対テロリスト映画って、全然記憶にありません。新鮮な気分になりました。

実話ベースの今作は、ノルウェー首都オスロのイギリス大使を人質にした過激派とハイジャック犯に挑む、テロ対策のプロである保安部長タルビック大佐(ショーン・コネリー)の活躍を描きます。
ダブルハイジャックというタイトルですが、劇中で実行されたハイジャックは1件。
その上、着陸した空港で犯人側と要求し、それに対する駆け引きをメインとしています。
飛行中の航空機ハイジャック系程の緊迫感はありませんが、リアリティーを感じさせる撮影が十分サスペンスフルに映画を盛り上げます。

最後の展開は、「そ、そうだったんかぁ」(唖然)と、なんだか一本取られたような、えぇー……とジト目になっちゃうような……笑

ショーン・コネリー主演70年代イギリス産クライム・アクション

JWでお馴染みイアン・マクシェーンもいますが、いまいちスッキリしない作品でした。

ショーン・コネリーだからサクッとテロリストも騙して解決するかと思いきや、ほとんど看破されてしまうという(笑)

まあイギリス訛りは相変わらず萌え♪



爆弾テロが相次ぐロンドン。

そんなテロの首謀者シェパードが、ノルウェーの英国大使らを人質に立て籠った。

要求は同志らの解放、そして軍用機など。

が、同志ピートリー(イアン・マクシェーン)から連絡があり、降下地点がバレたので民間機をハイジャックしてオスロ国際空港にいるという。

民間機は機長の機転でパンクしたため、数時間メンテ等が必要に。

そんなこんなの対処に、治安部隊タルビック大佐(ショーン・コネリー)があたるのだが……



2ヶ所で事件が起き、ドタバタしつつも90分にまとめたのは凄い。

が、当たり前のようにラストが駆け足に(笑)

なので、ショーン・コネリーが真相に気付いてズンズン進むも、こちらはポカーンと置いてきぼりでしたw

なんとなく分かったけど、そこは丁寧に描こうよ～

大使館の辺りをもう少し省くか、2時間作品にしないとキツい展開ですねぇ。

ん～見所はショーン・コネリーのシャワーシーンくらいかなw

旅客機ハイジャックと要人誘拐による脅迫。
二つの行動から対策部隊とテロリストの交渉は緊迫を増していく。

一見すると面白そうな設定ではあるが、緊迫感が薄くどうにも盛り上がらない。

一応ショーン・コネリーという看板スターはいるが、交渉の大佐なのにいつの間にかシャワーを浴びてスッキリなど、どうにものんびりした印象が拭えない。

機内の乗客も爆弾があるというのにどうにものんびりしている。

これではどこが見どころなのか迷うばかり。
最後もコネリーが片を付けるなど、やはりスターに背負っている部分は否めないハイジャックものだった。