62点
薄暗い部屋の中、モニターの光だけがベラの顔を不気味に照らしている。彼女は新作映画の編集作業に没頭し、疲労の色は隠せない。背後で鳴り響く電子音。受信トレイには差出人不明のメール。嫌な予感が胸をざわつかせる。震える手でクリックすると、画面に映し出されたのは、見慣れた自分の部屋...そして、自分自身。日常を切り取ったかのような映像はベラ自身には覚えのないアングルからのものだった。背筋に冷たいものが走る。一体誰が、何のために？ パニックに陥るベラ。彼女は気づく、これは単なる悪戯ではない、きっと悪意に満ちたメッセージなのだと...。アイデア勝負と言えるこの短篇は、これまで数多く観てきた類似作品とは異なり、パソコンのメール送信という新しい要素が取り入れられ、現代風で面白い展開だった。尺を長くしたら、さらなる展開が期待できそうな予感がした😱SAMANSAで視聴

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ワンアイデア10分のホラー短篇。
映画監督の主人公が自宅で作品の編集をしていると、届いたメールに自分自身の姿が映った動画があり… という導入は面白い。
中盤で脚本的に大きな飛躍があり驚きはしたのだが、そこには意外性はあっても納得感があまりなく、終盤や結末も同様。
ただ、設定のアイデアに驚かされてもっとこの物語を深く知りたいと感じたところで終劇するという点は、短篇映画ならではの面白さでもある。
https://www.shojitaniguchi.com/cinemareview

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