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Born in Gaza(英題)
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『Born in Gaza(英題)』に投稿された感想・評価

救急車や海辺でサッカーをしていた少年たちまでも攻撃対象にするイスラエルの凄惨な人道破壊行為を明らかにするという確固たる意志を持った本作は、子どもによる証言で2014年ガザ戦争を伝えている。ガザにおける虐殺は今この時も続いており、局面が秒刻みで変わっている中で、ガザの子どもたちの声はより切迫感を帯びて聞こえる。

しかし、ドキュメンタリー映画としては「否」な内容になってしまっている。異常に多いスローモーションは過剰な演出の典型的にダメな技法で全く効果がないどころか悪印象。ガザ戦争で犠牲となった子どもたちの名前と年齢を一挙に見せるシーンも仰々しい演出で寒く、その悲惨さがいまいち伝わってこない。挙げ句の果てには大きいボリュームのBGMが子どもたちの声(ただしインタビュー部分ではなく普段の会話)をかき消してしまい、リアルな生活面が伝わりにくいところもあった。そもそもこうした戦場ドキュメンタリーで感動を誘引させるのがおかしいのに、今作はそれを念頭に置くかのような演出が散見される。

ガザが攻撃を受けている時の映像も含め、戦争がそこに住む人々に与えた甚大な被害を知ることができるのはひとえに取材力によるもので、なによりガザ地区の子どもたちの目を見ると自分自身にもできることがないか、考える機会にもなった。だからこそ、そうした丁寧な取材とガザの子どもたちの声を蹂躙する、ドキュメンタリー演出のダメさがより際立ってしまっている。
5.0
もし、産まれた場所から一度も出る事ができず、水や電気が気まぐれに止まり、家族の誰かを失う事が日常にあり、その終わりを生きているうちに見ることは出来ないだろうと思うとしたら、はたして、子供たちは、何を選択するのだろう。
昔、世界まる見えを観よると、ガザのパルクール集団の特集がされよった。そこでわたしはガザの人々を知ったし、いつか私、日本で君らのかっこいいところ観たからね!と伝えたいな、と思ったのをすごい覚えとる。そこから高校での調べ学習は、ガザについて調べたし、コロナ禍前には実際にイスラエルに行く予定もたてとった。就活では某国際ボランティアも、ガザではなかったが、ヨルダンの難民キャンプを第一志望で提出した。そこへの派遣は叶わんかったけど、心のどっかにあったガザだった。

でもこうやっていつも自分は安全なところから、時にはガザに思いを馳せ、時にはクリスマスや正月、自分の人生を楽しむことができる。のうのうと生きとる自分がやるせなく、腹が立つ時もある。偽善者よな。でもこの映画を観てもやっぱり、何故ガザの人たちが殺されなければいけないのか全く分からない。一人一人に私たちと同じように未来も夢もあったのに。家族もおったのに。命が平等じゃない狂っとる。都合が良いと言われてもいいから、虐殺反対はこれからも声をあげていこうと思う。ガザだけじゃないよ、シリアもスーダンもコンゴも全部だよ。彼らについて、話を止めたらいけない。沈黙は容認なんよ。

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