
台北旧市街で母と二人暮らしのロロは、鬼月初日の朝、古い本のページの間に挟まれた一枚の風景写真を見つける。知らない海の写真の裏面には、顔も知らない日本人の父の名前。父は母と生まれたばかりのロロを捨て沖縄へ帰ったのだと母から聞かされていた。「一度父に会い、真実を確かめたい」。ロロは日本語勉強中の友人アーロンをサイクリング旅行に行こうと誘い、母の猛反対を押し切り父の故郷沖縄へ旅に出る。写真を手掛かりに目指した「みらく島」は、奇しくも旧盆の三日間、外部の者は島に立ち入ることを禁じられているが、ロロとアーロンは半ば強引に船へ乗り込み島へと向かう。旧盆初日「ウンケー」の日。島でロロが目にしたものは、不思議な“人々”の姿だった…。
宮古島に伝わる「古謡」と「神歌」。これらの歌は厳しい暮らしや神への信仰などから生まれ、ひっそりと歌い継がれてきた。特に「神歌」は“御嶽”と呼ばれる神事で歌われ、古来から口伝されてきた。本作…
>>続きを読む高度経済成⻑の始まった1958年。大きな川の上流、山間の集落で暮らす少年ユウチャ。父は林業に従事し、母は病に臥せていて、老いた祖母と暮らしている。まだ自然豊かな土地ではあるが、森林伐採の影…
>>続きを読むロックスターだったジイちゃんが、孫に託した、最後の夢。 沖縄市コザ、かつては隆盛を極めた街だが、現在はジジイ達が朝から呑んだくれ、ゴーストタウンの一歩手前。そこで暮らす若者・翔太は、特にや…
>>続きを読むタクシードライバーの間で “深夜、人気のない歩道に立ちずさむ女“の噂話がささやかれるなか、 今日も遠藤はひとりハンドルを握り閑散とした住宅街を流していた。 いつもと変わらぬ夜―。噂の歩道傍…
>>続きを読む©2021「ボーダレス アイランド」製作委員会