スケッチ・オブ・ミャークの作品情報・感想・評価

スケッチ・オブ・ミャーク2011年製作の映画)

上映日:2012年09月15日

製作国:

上映時間:104分

3.8

「スケッチ・オブ・ミャーク」に投稿された感想・評価

後継者も少なくなり廃れていく御嶽(うたき)や司ンマ(つかさんま)の歌声が、悲しくもありますが、この土地に昔から根付いていた祈りの歌声に感動しました!
特に、池間口説は必聴です!三線で弾いているのに、ブギウギのようなかっこ良い歌でした。
悲しくも力強いドキュメンタリー作品。
ダイナミックです。
拍手しました。
uedachiaki

uedachiakiの感想・評価

2.5
友達曰くみやこのおばぁおじぃ、そしてゆうたくんなどの歌の映像という原石が詰まった映画だった。
「生きることと神への願いと唄はひとつのものであった」

心地の良い三線に乗せて、宮古に残る、いや残してきた神歌について。

多くが苦しみから生まれた唄である。なぜ残すのか。歴史は繰り返すからか。ゆきゆきて神軍を見たときにも同じようなことを思った。なぜ伝承させるのか。

あらゆるモノ・コト・概念に溢れかえった現代で、本当に残していくべき人の営みは何なのか。


過去の権力者による人頭税という略奪はなくなった、しかし現代の権力者に神聖な場所や自然を奪われリゾート開発や軍事設備開発が不自然に進む。気づいたときにはもう遅い、とならないために残していくのかな。

現代の都市圏に産まれた者にとっては遠い過去の異国の話に聞こえるが、だれもが立ち止まって考えるべきテーマである。
OGW

OGWの感想・評価

4.0
そう遠くない過去において、しかしそれは近畿圏で生まれ育った私にとってはあまりに別世界だった。
tats

tatsの感想・評価

4.9
人間の本来の在り方とは。

島のおばあ達が脈々と信じ続けてきた唄の背後に何があるのかは、おばあたちにしか解らないことなのかもしれない。
同じ時代のすぐそこの島での出来事だとは、信じられない。
xyuchanx

xyuchanxの感想・評価

3.7
これは何度も観てる映画

厳しい島の暮らしを支えた信仰と風習の中で育まれた宮古島の神歌。数十年にわたり一貫してアジアの民族音楽の再発見を促し続けてきた音楽家、久保田麻琴さんが、宮古島の失われつつある音楽を再発見し、音源製作を経て映画化されたもの。

僕も何度も宮古島に通ってるクチですが、そういえば先月、宮古島の友人からこんな話を聞かされました・・・石垣島出身のBEGINが来たとき、宮古のおじい、おばあとセッションさせてみたらそのエンターテイナーぶりに驚いていたと。言われてみれば宮古の人々はオトーリ文化のおかげで、人前で自分の思いを表現することを訓練されて育ってきた人々なんだよね、と。この映画では宮古諸島各地のおばあ達の素晴らしい歌を堪能する事ができます。

そのオトーリもいまや前時代的と言われ廃れつつある。グローバルでOnly Oneと評価される文化の土壌を僕らは守っていけるだろうか。
ワタシ

ワタシの感想・評価

3.5
うたをうたうことがこえをきくことならば、うたをうたうことはこんなにも切実でとうとい。

と思いました。
神が住む宮古島。神に捧げる歌を歌い継ぐ老婆たちを、歌と、語りと、その深く刻まれた皺まで含めて淡々と描く。畏れを持って対峙し、それを次の世代につなげていくことの大切さ。
KUBO

KUBOの感想・評価

4.0
「スケッチ・オブ・ミャーク」の試写会に行ってきました。「どのくらいの人が来ているかな?」と思いながら行ってみると、座りきれない程の盛況ぶりで、座席が足りずにパイプ椅子で対応している程でした。今日は大西監督も会場にいらしていて、上映に先だってお話が聞けたのも嬉しかったです。

宮古には壮年の女性たちによる神事に纏わる歌や踊りがあるということは話には聞いて知っていましたが、実際にじっくりと見たり聞いたりできたのは初めてで、観光客として訪れているだけでは絶対に知ることのできない宮古の文化、ルーツといったものを感じることのできた2時間でした。

上映終了後、ロビーにいらした大西監督に「宮古の文化に光を当てた素晴らしい作品を作っていただいて、本当にうれしいです」とご挨拶をして会場を後にしました。
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