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目次

『メイクアガール』に投稿された感想・評価

第37回東京国際映画祭アニメーション部門選出。
新進気鋭アニメクリエイター・安田現象さんが、監督・脚本・原作・絵コンテ・CG監督など一人何役もこなしつつ、全編フル3DCGで製作された初長編アニメーション。
アニメーションそのものは、大手作品と比較すると、少し見劣りするも、製作環境を考えると、凄い。脚本は、後半の展開が、お決まりのラブコメ展開にはならず、ラストの展開は、SF作品としては好感。一方で、そもそも、「彼女をAI+ロボットで創る」という発想が、良く言えばオタク的だが、世界からみると、日本のオタク文化の気持ち悪さのように感じてしまった。また、主人公・明の周辺人物造詣に深みがあまりないので、作品の重層感が出ていない。加えて、背景となる社会があまり描かれていないので、描かれている技術が優れているのかどうか、相対評価ができなかった。ただ、初長編アニメーションなので、この作品をステップとして、次回作は、製作費を上げての、さらなる高クオリティ作品を期待したい。
2025年2月5日@Tジョイ京都
本日鑑賞済み
映画館《1》・その他-

アニメ作家・安田現象の初長編アニメーション。
✍🏻感想述べます。

〈あらすじ〉
現在より少しだけ先の未来。人々の生活をサポートするロボット「ソルト」の開発に成功した17歳の天才科学者・水溜明は、新たな発明が失敗続きで行き詰まりを感じていた。そんな中、クラスメイトから“カノジョ”を作ればパワーアップできるという話を聞いた明は、人造人間のカノジョ「0号」を創る。順調に恋を育んでいくかのように思えた明と0号だったが、0号はプログラムされた感情と成長していく気持ちの狭間で葛藤するようになる。

〈感想〉
安田現象さんの映画ということで、楽しみにしていました。持ち前のアニメーション技術で、素晴らしい映像作品に仕上がっていました。ストーリーに関しては、少し好みが別れそうですが、「メイクラブ」をベースにした感じ如実に表れていて最高でした👍🏻

欲を言うなら、主人公が"彼女"を作る動機付けをもう少し強くしてほしかったかな。あと、安田現象ファンとしては楽しめたけど、何も知らない人からすれば、少し説明不足になっているとも思いましたね。ぶっちゃけ、ショート動画だから良かったという意見が出てもおかしくない仕上がりというのが正直な感想かな。

〔最後に一言〕
"Youtubeでショートを観るのだ!"
センスの良さだけで、いろんなことを誤魔化し、最後まで駆け抜けてしまった、力技のような映画だった。

映像だけでなく、物語、設定、アニメーション、音楽、と本当にすさまじいくらいにセンスがいい。
だから、観ていて普通に楽しめてしまうし、面白いとも感じる。
つまらない映画では決してない。

ただ、少しでも冷静になってしまうと、あちこちに穴があることに気づいてしまう。
例えば、主人公のわけのわからなさ。
研究一筋で世間知らずなのはいいけれど、彼女を作ればパワーが湧く、と信じ、実際に彼女を「製作」してしまう意味不明さ。
彼女を見つけようとするのではなく、自分で作るということに対し、何の説明もないので唐突感がすごい。

彼女の存在もそうだろう。
彼女は第三の人類として生まれるのだが、どうやって生まれたのか、どんな存在なのかの説明がこれまた何もない。
ソルトと呼ばれるロボットがいる社会のなかで、彼女とソルトの関係はどうなのかも言及がない。
そもそも、何を作っても失敗していた明が、どうして彼女を作れたのかもよくわからない。
こんな感じで、全編、説明不足による意味不明な点がとても多いのだ。

それでも状況ならまだわからなくても、そういうものだと思うことはできる。
でも、こと、登場人物の心情に関しては、説明がないことで共感を呼べないようなものになっている。

センスの良さが、勢いと雰囲気でもって、力づくに物語を進めていく。
それはそれで面白いんだけど、後半の盛り上がる箇所に至っては、ボロが出る。
全然共感できないキャラクターたちがどんなに盛り上がっても、観ていて心に響かないのだ。
むしろ「叫びすぎ」「うるさい」「なんでそうなった?」という否定的な思いばかりが湧いてしまう。

安田現象というSNS上の有名人が、自分の色を前面に出して作ったアニメ。
その良い面と悪い面が、両方はっきりと出てしまったかのかもしれない。
彼の色が強い分、センスが光りまくり、作品に統一感と勢いをもたらしている。
一方で、自分の中でわかっていることを説明しない傾向が出てしまい、それが仇ともなっている。

そういう意味では、かなりバランスの悪い作品なのかもしれない。

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