IMAXど真ん中の席を予約して没入。

この作品は「シン・ゴジラ」と比較されがちですが、全く別物の「三丁目のゴジラ」って感じのヒューマンドラマでした。

戦後🇯🇵日本の復興の中で戦争の傷、戦争の影を心に抱えた人々の群像劇に重心を置いた「昭和」のクラシカルで正統派のゴジラ。

昭和ゴジラにはクラシカルな♪ゴジラのテーマが1番合っていました。

シン・ゴジラ以上にツッコミどころは満載ですが、エンタメとして最後まで躊躇なく振り切った作品。

🇺🇸GHQは何やってんだとか、細かいことはあまり気にしないで楽しんだ方が良いでしょう。

特攻隊崩れの神木隆之介、トムクルーズばりの浜辺美波のスカイアクションも良かった。


追記：ゴジラ2回目　
2023.11.23㊗️(木)
MX4D 東宝シネマズ 六本木

2回目でも新鮮な気持ちでヒューマンドラマシーンとゴジラシーンを堪能した。

全体的な映画音楽もシンゴジラにひけを取らず素晴らしい。特に♪resolution が出色。

↓以下ネタバレ↓


反戦映画としてのメッセージ性は高い。

「生き残った人間はきちっと生きていくべきです。」

「今度の戦いは未来を生きるための戦いなんです。」

「あなたの戦争は終わりましたか？」

ちなみに2回目は＋1,300円で初MX4D。

MX4Dではゴジラとの銃撃戦闘シーンで花火のようなきな臭い匂いが鼻腔を刺激して、銀座のシーン、重巡洋艦　高雄、駆逐艦　雪風、前翼型戦闘機　震電の飛行戦闘シーンも座席が大揺れで大満足。

海のゴジラシーンはMX4Dとの相性が良く、顔はビシャビシャで娘と大笑い。

ヒューマンドラマのシーンに切り替わると、座席の風と水と揺れがピタリと止まり、観客が一斉にポップコーン🍿 を食べたり、コーラを飲み始めるので笑ってしまった。

• #日本映画オールタイムベストテン

ゴジラと言えば『お正月映画の定番』なんて今だに思っているのは私だけなんでしょうね！😅
「シン・ゴジラ」が真夏に公開された時にはビックリしたくらいだったので。

で本作。

11月3日‼️‼️ 😳

何？この 中途半端な公開日。(恐らく1作目の公開日に合わせてる。)
年始まで引っ張れるの？　
早めに観といたほうが良さそうだ。😅

「ゴジラ」と「実写版風の谷のナウシカ」を作るのが僕の夢。
と昔からおっしゃっていた山崎貴監督の夢が ひとつ 叶いました。😁

「ゴジラ」シリーズを全て観ているワケでは無いので確信は無いのですが、過去が舞台な作品(1945年〜)は今回が初めてなのでは？
戦後直後の日本。なんという設定。
究極の『追い討ち』。


さて本作。　ネタバレあり。


ワォ！　なにこれ！　ヤバい！😳
大興奮、大感動、大号泣‼️
めちゃくちゃ面白かったんですけど！
『よくやってくれた！山崎監督！』と最大級の賞賛を送りたい。

「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「永遠の0」などを手掛けた監督だけのことはある。
ただの怪獣映画に終わっていない。戦争を生き抜き、戦後を生きるそれぞれの人間模様もちゃんと描いていて『戦争映画』としても一級品の出来。
そんな混乱の日本(東京)にゴジラを投入させるという斬新な脚本。
『大した武器もなくどうやって 奴 を倒すんだ？』と誰もが思うだろう。
しかし。見事につじつまが合っている。
「ゴジラ」作品史上 最高のストーリーなのでは。

そして驚きのVFX効果。　😳
かなりハリウッド版「GODZILLA/ゴジラ」を意識している。
それもそのはず。本家日本のゴジラ！
アメリカ🇺🇸に負けるワケにはいかない！
山崎監督の強い意志を感じると同時にハリウッド版に負けず劣らずの仕上がりになっていると思う。

戦時中の日本。多くの方が命を落とした。
戦地での死闘の末、餓死、病死。
空襲や原爆による多くの民間人の死。
そして・・・特攻隊。
『日本はあまりにも命を粗末にし過ぎた。だから今回の作戦は一人の犠牲者も出したくない！』
この時代の設定なのになんと民間人vsゴジラ！
この意気込み！ゴジラとの最終決戦前のこのセリフが山崎監督が一番 今の日本人たちに伝えたいことなのではないだろうか。

怪獣映画好き、戦争映画好き、山崎貴作品好き。
全ての人を納得させてくれる最高の作品に仕上がっていると思う。

『生きて、抗え。』
随所に 生きる意味 のヒントが隠されている本作。

このメッセージ。

あなたには 届いただろうか・・・



2023年 11月3日 公開初日 8:45〜
グランドシネマサンシャイン池袋screen 4 4DX SCX
💺160席
客入り　満席。　👏👏👏

初めて邦画を4DX SCREEN で観た。😁
正解👍。本作の4DX鑑賞はオススメ。
でも、かなりの水しぶき。結構 濡れます。😅

そして・・・

上映終了後には満席の会場から割れんばかりの拍手喝采。👏👏👏
皆さんの満足度が伺える。

４７回日本アカデミー賞 最優秀賞作品賞おめでとう🎁🎂🎉
（2024.3.8）

何回もやってるし、もう見に行かなくても・・・と思ってた自分が恥ずかしい。
日本で作られた映画では『ゴジラ』30作品目、令和の『ゴジラ』よかったです。

第二次世界大戦後期～終戦直後のストーリー。
ストーリーも解りやすく、解りやすいお陰で、そして明るい太陽の出てる時間帯のゴジラ出現設定でゴジラをじっくり見れた。

※プチ情報ですが、ゴジラが世に現れたのは（スクリーン）、１９５４年。
　この映画ストーリー時代は、１９４５年でした。

戦争で破壊された街が徐々に再生してきたところを破壊神ゴジラが、無惨に破壊、人々を踏み潰し歩く映像も細かな音もリアルでした。

お〰️〰️〰️VFX！
ゴジラの体格、足、顔、確ブイのアップ印象的でした。
歴代のゴジラとまた違い、細かなところまで見れて良かった🎵
海中で追いかけるシーンで、海面から出たゴジラの顔面は、感情が伝わるような眼や表情筋の動き！クオリティ高い。
足も『大トカゲのような・・・こんな足だったんだぁ』と発見もあり面白い。

※ちなみにザックリ、CGは、pcで制作された画像で、
VFXは、撮影した映像にpcを使い演出、制作した映像です。

さてストーリーですが、
日本軍の戦闘機の整備場となっている大戸島に主人公が乗る１機が、着陸します。
戦闘機にはとくに不調なところは何もない・・・・・実は、特攻隊。
『そういう人間がいてもいい』と整備員が受け入れてくれました。
主人公は、帰ってきてしまった自分に落ち込む・・・そんな時、海に深海魚の死骸がいくつも上がる。
その数時間後、ゴジラに襲われ、主人公は意気地無し者で、戦うことなく生き残る・・・・・整備員ほぼ踏み潰され死亡。

　・・・・・戦争は終わり、主人公は地元に戻る。
そこで、縁もゆかりもない女性と赤ん坊となぜか同居生活が始まる。
主人公、女性や子供は、家族の居ない皆孤独な１人。
主人公は、職探しをし、収入が良さそうな仕事見つけて働き始める。
職場は海。沖へ機雷を撤去する日々・・・・・
ある日、深海魚の死骸がまた無数に目の前に浮き上がる・・・・・ゴジラ出現。
が、ザックリ前半ストーリーです。

未来のために戦う・・・・・

『これは死ぬための戦いではなく、生きるための戦い』

ものすごいメッセージです。