《あらすじ》
主人公は40歳で地方に高級住宅を建て、適当なお役所仕事をする公務員、唯野一太郎（武田鉄矢）。何度も家に泥棒（明石屋さんま）に入られてしまうが、警察も警備会社もまるであてにならない。娘にまでバカにされて、今までのほほんと生きてきた自分を悔い改め、身体を鍛え、自宅を要塞化していく。それを知って不敵にも挑戦状をたたきつけてくる泥棒。
家をリングに泥棒とのタイマン勝負の開始だ！


これはお薦め。
ラスト20分のバトルはひたすら熱い！
要塞化された家の中はトラップだらけだが、泥棒も負けじとフォークリフトで突っ込んでくる。
果たして勝負の行方は？
戦っているヒマがあったら警察呼べばいいじゃん、なんて野暮なことを言ってはいけない。これは男と男の勝負なのだ。勝敗の結果はぜひ自分の目で確かめて頂きたい。

ラストは、バトルの影響で半壊し傾いた家を必死に支える只野とその家族の姿にモノローグが重なる。
「私は彼との戦いの中で、40を超えて初めて自分に誇りを持つことができた。泥棒は私の恩人だ」
人生とは常に闘いであり、家族は支えあって生きていかねばならないことを訴えているのではないだろうか？
傑作に近いアクションコメディの佳作だ。3.9点。


なお特撮ファンとしては
・武田鉄矢が家族と一緒に観賞しているビデオは『ゴジラVSキングギドラ』
・飼い犬の名前がゴジ
・長男がゴジラのテーマをラジカセで流している
のはチェックポイントだ。

• #掘り出し物

平凡なサラリーマンと盗みをゲーム感覚で行う泥棒の対決を実にコミカルに描いてる(笑)

盗みの現場に出くわし何も出来なかった事を悔やみ家族と家を守ろうと奮闘する辺りは､履き違えているけど応援したくなるし撃退法がTVバラエティのような造りが笑える✨

さんまがクールなゲーム会社社長で普段とは違う雰囲気は新鮮だが武田鉄矢の張り切り過ぎて「気～‼️」って気功術を習得したりするのはちょっと脱線してたかな～

ラストも室内の仕掛けがもっとホームアローンして欲しかったし役柄を逆にした方が良いとも思う所｡

上映時、ホームアローンのパクリと思ってスルーした作品でした。
あらためて観ると、意外に面白い。

新幹線で通勤するほど、遠いところに一戸建てのマイホームを購入。
しかし、ある時ドロボーに入られる。
主人公は対策を立てるが、またまたドロボーが！
主人公の意識が、だんだん変わって❗

主人公が武田鉄矢で、ドロボーが明石家さんま。

ホームアローンのテイストは感じられますが、武田鉄矢とさんまが、暴走する事でオリジナリティーを感じます。

ちなみに、主題歌がJwalkで、これも涙もの(笑)