The Great Sadness of Zohara(原題)の作品情報・感想・評価

The Great Sadness of Zohara(原題)1983年製作の映画)

The Great Sadness of Zohara

製作国:

上映時間:38分

3.9

『The Great Sadness of Zohara(原題)』に投稿された感想・評価

ニナメンケスが撮るとただの日常風景がなんでこんなにも魂が宿るんだろう

日本語訳無しで鑑賞
言葉なくても伝わる"視線"

赤い口紅に可愛い服着てるだけなのに邪魔してくんな軽蔑の目線向けんな消えろ消え…

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4.0

ZOHARAという名の女性が超正統派ユダヤ人コミュニティの中で抑圧に反抗するように自分で髪を刈って不穏な音と共に彷徨う。超正統派ユダヤ教では既婚者の女性は丸刈りにする伝統もあるらしいが、彼女は独身の…

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ユダヤ系ってやっぱ帰る場所ねえなって思うんかな。では新天地で居場所が見つかるかというとそんなこともなく、アメリカなんかも大概らしいとは後の作品に出てる。

不穏な40分たらずの中編。不協和音。台詞なし、ときおり奇妙な呪文のようなオフボイスの声が入るのみ。万人受けする要素はひとつもない。ニナ・メンケスがUCLAの大学院在学中に制作した作品である(1983…

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リコ
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わたしは海であるのか、龍であるのか、/あなたはわたしの上に見張りを置かれる。
『わたしの床はわたしを慰め、/わたしの寝床はわが嘆きを軽くする』と/わたしが言うとき、
あなたは夢をもってわたしを驚かし…

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[孤独なゾハラの精神旅行] 70点

『Magdalena Viraga』『Queen of Diamonds』『The Bloody Child』へと続く緩い四部作の第一篇。本作品はエルサレムの正…

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