見たで。
実は去年辺りにネトフリで1話を見てたんやけどレビューのタイミングを逃していた本作。
復活上映中と言う事で今のタイミングでのレビューになりました。Xでもここでも極力見た日が新しい映画しかレビューしないぞって決めてるんですがそんなん関係なく感想を書こうと思えるのは自分にとってそれだけ破壊力がある作品だったんやなと思うし去年の覇権アニメの１本であったと思う。

転生ものとコナンとコードギアスをごっちゃにしてそこに芸能界の闇と裏側を組み合わせたって言えばすごい作品ですけどそれをぶっ飛ばす位に凄いのはやっぱりヒロインの一人である星野アイの存在感。ファンにとってアイドルって何にも変えがたい生きる希望でファンのそういう感情でアイドルも輝けると言う両者にとっての絆を象徴する彗星の如く現れたヒロインの存在に歓喜すると共に終盤の展開のエグさに頭がクラクラになったし第１話で号泣するアニメなんて本当に久しぶりだった。原作は見てないのでそこと比べて物を言えない部分はあるが第１章を３話に割らずに映画と同じ尺で描いた事で生まれる破壊力は計り知れずそこから考えて原作未読勢の私からしてもこの構成はまさに制作陣の素晴らしき英断であったと言える。

アイドルだって人間だ、ファンにたくさんの愛を送っているようにアイドル自身も愛に飢えてるんだ。そんなアイドルの心の暗い影を描く物語と終盤の展開はかなり辛く下手したら一話目からこのアニメやめようって思ってしまう人もいるだろうがそれでも見てほしいなと思えるのはそこにある１人のアイドルが真の愛を知る物語に大きな涙を誘われるからだ。だからこそ1話をまだ見てない人にこそ今の上映期間中に見に行ってほしいと願う自分がいる。

その後のテレビアニメも今の時代のSNSの有害性とか現実の問題も含めかなり攻めた内容になったけど今後更にヒロイン達が躍動しそうな今後の布石として良い感じに終わってたと思う。果たして今後はどういう流れになって行くのか楽しみにしながら2期が放送される７月を待ちたい。

『愛する者を奪われた時、残された道は逆襲しかない』

推しの主治医となった男が推しの子どもとして転生する芸能アニメ。原作以上に一枚絵として豊かな感情表現に惹き込まれてしまうが、初めて１巻を読んだ時の感覚を再現させるシリーズ構成が素晴らしい。アイと幼少期のアクアが圧倒的なのでキャストの伸び代に期待。

鑑賞記録
2024.06.14
Ｔ・ジョイ横浜4DolbyCINEMA
→テレビアニメをドルビーシネマでやる試みに惹かれて今週の劇場鑑賞。予想どおりライブシーンでサウンドの振り幅を見せてきたが、嘘で塗り固めた愛の産物という意味で皮肉の効いた演出となっている。来月から始まる二期はまたくだらんメディアの餌となるのか。

映画館で見てないけどテレビアニメで1話をみたので、一応評価しておく。
放送前から私を含めたアニヲタの間では本作は注目されてたのだが、原作を読んでないしただのよくあるエロいラブストーリーなのではないかと思ってたけどあの「かぐや様は告らせたい」の赤坂アカ先生なので神作になる予感もしてた。「かぐや様は告らせたい」は漫画を少し読んだだけだが、有名な漫画家であるので本作をどう描いてるのか気になって見た結果、赤坂先生が天才で才能のある方だとすぐに分かった。1話の期待度は10年に一本レベルではないだろうか。
この先本編のネタバレ注意‼️


























いきなりのタイトル回収にびっくりした。推しの子ってガチの意味なのね。w
リアルのアイドルの現場は見てないのでアイドルの現実はわからないけど、見事に分かりやすく、アイドル業界の過酷な世界を描きってる。
「映画のキャスティングは監督はほぼ選べない。」
「子役は演技力よりコミュ力が大事。」
そんな残酷な世界が赤裸々に描かれている。
そしてラストは衝撃のアイの死。1話から泣かされるなんて思っても無かった。その描写も残酷で一気に視聴者に本作の印象を叩きつける物になっていた。
最後のシーンでアイがビデオを撮ってるシーン見た時にエモくて更に大泣きしてしまったw
まさかのアイを殺した犯人の共犯者を探すサスペンスへのジャンル変換。かなりこれからの「推しの子」に期待できる素晴らしい1話だった‼️

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