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水戸黄門
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目次

水戸黄門の作品紹介

水戸黄門のあらすじ

黄門様が悠々自適の生活を送っている常陸の国・西山荘。そこに程近い山道を必死に急ぐ二人の武士がいた。その二人を追う黒覆面の武士の一団が突如二人に襲いかかる。必死に応戦する二人は炭焼小屋へ逃げ込むが、火を放たれ、一人は倒れ、残る侍も危機に陥った。だが、間一髪、危ういところを風車の弥七が救う。西山荘にかつぎこまれた若侍は、実は加賀百万石前田家の城代家老・奥村作左衛門の息女・由美であった。由美の話では、加賀百万石は次席家老村井主水の悪企みでお家騒動の渦中にあるという。話を聞いた黄門一行は加賀藩とその領民を救うべく加賀へと向った。越後へさしかかった一行は、とある旅籠に“水戸御老公様御宿”と大書した看板を見つける。何とニセ黄門の逗留だ。敵の目をくらますため、この連中を江戸へ立たせた黄門一行は加賀へと向かう。

水戸黄門の監督

水戸黄門の出演者

原題
製作年
1978年
製作国
日本
上映時間
88分

『水戸黄門』に投稿された感想・評価

ゴン吉

ゴン吉の感想・評価

3.9
TV時代劇シリーズ「水戸黄門」の映画版。
TVシリーズでお馴染みのレギュラーメンバーに加えて三船敏郎が共演し、御老公による加賀藩のお世継ぎ騒動の仲裁を描いた作品。

加賀藩士が、御家の跡目相続争いを治めてもらうように、水戸の西山荘に隠居中の水戸光圀公に助けを求めてやって来る。
御老公は、助さん、格さん、八兵衛、風車の弥七を伴って加賀藩に向けて出立するが……

内容的にはTVシリーズのお決まりのパターンで進むので、安心して観れる反面、映画ならでは工夫が欲しかった。

「この紋所が目に入らぬか! こちらにおわす御方をどなたと心得る! 畏れ多くも先の副将軍、水戸光圀公にあられるぞ! 一同、頭が高い! 控え!」
「もはやこれまで…」 
「ハッハッハッハッ……」 

BS TVで鑑賞
【さて、参りますかな】

無性~~~~に「ベタな時代劇」が見たくなる時ってありません?
「暴れん坊将軍」とか「銭形平次」とか「遠山の金さん」とか「水戸黄門」とか。
お話自体は≪ありえね~≫で全然いいんです。
なんなら時代考証なんてぶっ飛んでいても何ら無問題。

で、たまたまYoutubeで何を観よっかな~って感じでウロウロしていると「東映時代劇Youtube開設2周年記念」ということでいろいろと時代劇映画が配信されていまして、そこに今回の「水戸黄門」も入ってまして、何だかわからないけど無性~~~に観たくなりまして・・・ってところでの鑑賞となりました。

子供の頃は夏休みや冬休みになると田舎のお爺ちゃん家に泊まりに行っていたんだけど、さすがに田舎はすることがないから日中は虫を捕ったり川で遊んだりしてたんだけど、夜は本当にすることがないので、毎晩のようにお爺ちゃんの横に座って一緒にTVを観ていた。

ってなると、やっぱり「ニュース」「相撲」「時代劇」なんだよね~。
でも、案外その生活にも慣れてしまえば子供でも何となく楽しみ方がわかってくる。
特に時代劇は段々と「お決まり」「お約束」というものが存在していて、必ずこうなる!っていうオチに向かって進んでいくような感じがちょっと楽しいみたいな(笑)

★20:43頃:正体を明かさないまま悪党の屋敷に入っていき「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい。」という黄門様の号令で大立ち回り開始
★20:45頃:黄門様を挟んで右に格さん・左に助さんという位置をとり、まずは助さんが「静まれ、静まれぃ!」と悪党を一喝。
そこに格さんが「この紋所が目に入らぬか!」と懐(若干左胸寄り)から印籠を取り出しそれを前に突き出す。
続けて「ここにおわすお方をどなたと心得る。恐れ多くも先の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ。一同のもの、ご老公の御前である!頭が高い!控えぃ、控えおろう!!」と決める(ビシッ)
★20:46頃:大体の悪党は「は、ははぁ~~」とひれ伏すが、稀に往生際の悪い悪党が最後の悪あがきをするも助さん、格さん、あるいは風車の弥七やかげろうのお銀の返り討ちに遇う。
この間、八兵衛は安定の「うっかり」を披露する。

・・・っていう≪20:45のエクスタシー≫

因みに「一喝する役」や「印籠を出す役」などはエピソードによって入れ替わる場合もあるようですが、いずれにせよ、どんな形であれ、毎週必ず提供される「様式美」。

どうして日本人って時代劇が好きなんだろう?
やっぱり「一話完結」という安心感もあるし、「勧善懲悪」でスッキリするし・・・
それらをひっくるめて、いい意味で「変わらない」ってことなんでしょうね。

「いついってもそこに居てくれる安心感」

別に先週見逃したって全然関係ない。
なんなら今回だって出だし10分見逃したって十分ついていける。
そこに助さん、格さん、黄門様がいれば、物語はじゅうぶん後からついてくる。
もう目を瞑ってもわかるくらいに日本人のDNAに焼き付いているものなのかもしれない。

爺ちゃんが「相撲好き」だったのもきっとそんな感じなんだろうなって、今ならわかる気がする。
特定の力士を応援するっていうよりも、CMもSEも挿入歌も何もない画面の中でただひたすら相撲を取る力士たちの姿って、ある意味「何年経とうとも変わらない」ですよね。
そこに安心感を感じていたのかもしれないな~って。

そんな感じで、お爺ちゃんの思い出に浸りながら「ほっこり」と鑑賞した今作。
良いです。
ちゃんと「水戸黄門」の美味しいところが全部入ってます。
「ニセ黄門様一行エピソード」ではクレイジーキャッツの面々(ハナ肇、谷啓、植木等)がコミカルに演じ、若かりし里見浩太朗と大和田伸也の助さん格さんはカッコよくて、そこに風車の弥七が地味に一番仕事をしつつ、安定の八兵衛のうっかり(今回はうっかりというよりがっつきですが・・・)。
残念ながら由美かおる姐さんは出てこないので、入浴シーンはございません(涙)

で、黄門様は東野英治郎さんですね。
多分時代によって演じられた俳優さんのイメージも違うんだろうけど、今の人たちのイメージで言えば西村晃さんか里見浩太朗さんのイメージが強いのかな?
でも、僕的には東野英治郎さんのイメージが強烈なんですよね。
「は~~っはっはっはっ!」っていう大笑いが本当に印象的で、観ているこっちまでニコニコしてしまう。

あと栗原小巻さんが当時から美人。
そして今も変わらずおキレイ。
素敵な年の取り方をされているんだな~って昔の映像からプレイバックして改めて再認識って感じ。

それと竹脇無我さんがむちゃくちゃ男前。
個人的には大岡越前の伊織役の渋いイメージしかなかったんだったんだけど、流石にお若い頃は更にめちゃくちゃカッコいい。
映る角度によっては今の西島秀俊さんのような端正な顔立ち。
これはモテたに違いない。

いいね~。
80分というジャストサイズの尺で、きっちり満たしてくれる安定感。
やっぱり時代劇は水戸黄門に限るな~
でも暴れん坊将軍も捨てがたいんだよな~
やっぱり江戸時代って楽しそうだね~。

という事で、今回のキリ番遊び。
ちょうど1600レビュー達成記念という事で、何かその数字に関連する映画はあるかな~と思ったんだけど、やっぱり1600と言えば「関ケ原」「徳川家康」「江戸時代」しか思いつかず・・・(笑)

となると「時代劇」だよね~
となると「水戸黄門」だよね~

ということで、今回はこれに落ち着きました(笑)


さて、では参りますかな。は~~っはっはっは。

「完」
うん、もはや伝統芸能。
「水戸黄門」というジャンルがあるんだと言っても過言じゃない。
そしてさすがは映画版。
水戸黄門の良さが全て詰まった上で世界のミフネ登場は単純に凄いなーと。
クレイジーキャッツまで引っ張ってくるとは。
東野英治郎の「かっかっかっ!」は、無形文化遺産に指定してもいいんじゃないか。
個人的にメンバーはこの頃がベスト。
由美かおるの入浴はもっと後だっけか。
栗原小巻のはつらつとした美しさは素晴らしい。

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