…神々の戦いから6000年後…世界は荒廃した…

地上最後の都市"カーシー"では、スプリーム・ヤスキンの下、巨大な要塞"コンプレックス"が支配していた…

一方、"明日のため"に、コンプレックスに抗うレジスタンスは、"シャンバラ"を拠点にある伝説…宇宙の全ての悪を滅ぼす"運命の子"…を探し求めていた…

6000年ぶりに現れた白昼に輝く星…何が始まろうとしていた…

奴隷であるスマティは隠していた…自らが妊娠している事を…スマティが宿した命は、まさに"運命の子"…6000年の眠りから覚めたアシュヴァッターマンがスマティを守ろうとするが、その前に立ちはだかるのは、無敗の賞金稼ぎバイラヴァ…蠢く陰謀の中、果たして"運命の子"は…


"だって正月だろ？やっぱり、正月と言えば…インド映画じゃろぅ…"っという訳で鑑賞しましたよ…

インド神話とSFを派手に組み合わせた壮大なサーガの序章…別名インド版"マッド・マックス"否、インド版"デューン"否、インド版"スター・ウォーズ"…まぁ、面白そうなん全部ごちゃ混ぜにした一大エンターテイメントなのでした。

ボリウッド名物の歌と踊りは余り前面に出てこず、未来のお話だけにCGバリバリでどっちかと言うと、ハリウッド的手法が目立つ作品ですが、随所にインドらしさが垣間見れ、なんだか楽しい…キメキメ・ポーズの連続は観る方も力が入りますわい…

いや〜お腹いっぱいのサービス精神が3時間も続きますが…なんとコレが第一章…そう終わんないのです…感じ的には"帝国の逆襲"に近いかな？

二部作になんのか、三部作なのか分かりませんが、次も絶対観よう…イヤ観なきゃいけない…

2025年の映画はじめはこの作品から！
昨年、一昨年は韓国映画スタートでしたが、今回はインドから始まりです🇮🇳
もちろんIMAXはじめでもあります😌
久しぶりにK列を確保しましたー

たしかインドで1番予算かけた映画？
それに相応しいインド映画の集大成を見たような気がします

期待をこめた5.0でもいいのかなー
それくらいのワクワクを感じさせてくれた！
アベンジャーズに近しいものを感じました！

これまでのSFのごった煮感
STARWARS、DUNE、ブレードランナーなどの要素がかなりあることは明らか
MCUのあれだー！もあるし、、、
たまにあるユニーク演出も序盤はノイズ？
でもこれで面白くないとはなってほしくない
擦られ続けた設定などをインド映画は重箱の隅をつつくように、新たな演出などを入れて再構築してくれます😌

今回はSFとインド神話の融合
マハーバーラタというインド神話の物語の先を独自の解釈を入れ、SFとドッキングさせます
トム・ブラウンもびっくりな合体
だめー！ではないです笑

人と人の戦い。人と機械の戦い。神と人の戦い。神と機械の戦い。
これが1作で描かれる。もうパワーで押しきらないとこの離れ業はできません😌
そのエネルギーはスクリーンを超えて観客にも伝わってきたと思います

神話の世界なのに、超最先端な技術がたくさん出てくるところが設定として素晴らしいと思います👏
宗教と科学の対比
現代においては人智を超えたような技術で作られた機械。神はこれを良しとはしないはず。
人ならざる神が人智を超えたものを壊すという構図が自分にはぶっ刺さりました😌
すごいエンドゲームな構図もあったけど、なんであんなワクワクしちゃうんでしょうね！
人も機械も触れることの出来ない弓が出てくるのも面白いよねー

対比という意味では戦闘方法も印象的だったなー
今どき素手と素足とありふれる力だけで立ち向かっていくキャラいます？笑
比較して手や足を機械とリンクさせた戦い方
このぶつかり合いも面白かった😌

キャラクターはシリーズ1作目ということで、湯水のように現れる笑
でも良くも悪くもすぐ死んでいくのがねー🙄
せっかく推し見つけたのに感はありましたが、そのへんサッパリしてたのは自分は好印象でした！

コンプレックス軍をはじめとした最先端技術の造型もめっちゃよかったなー
コンプレックスは「複合体」の意味
それに相応しい中の造りすごかったよ
もう意味わかんないけど笑

腑に落ちないところもちょこちょこあるけど、パワーに負けてもうどうでもいいかなーと思ってしまった😹

音楽のセンスも抜群だったなー
民族的な音楽から現代的な音楽まで、大興奮できる音楽ばかりでしたー🎶

インド映画にしては音楽少なめで、初めてエンドロールで音楽無し、無音でスタッフロールが流れました。
今までエンドソングに聴き入っちゃって小さく流れていたスタッフロールには目もくれませんでしたが、今回まじまじと見て衝撃を受けました
なかなかのスピードかつ3列で流れていたのに、けっこう長くて！
どんだけ多くの人が関わっているんだ！！
人口が多いとはいえ1つの作品にこれだけの人が携わっていること自体すごいことだなーと😌
そりゃこんなパワーの映画できるよねー
そしてその中からまた新たな才能が発掘されるんだもんねー
インド映画の強さを見た気がします🙄

カルキは二部作構成みたい
広げに広げた風呂敷を何時間かけてどう畳むのか分かりませんが、この作品が終了した時、マハーバーラタに基づく新たなインド神話が生まれるかもしれない
その瞬間を我々は目撃するかもしれません😌

騙されたと思ってこの映画見てほしいなーと思います！
新年に相応しい縁起のいい作品だったかもしれない、、、🙄

p.s

明日から仕事
10.5連休を過ごしたあとの仕事なんて、、、
明日行きたくないなー笑

と言いつつ今作でかなりエネルギーをもらったので、行きたくない度が20%くらいに下がりました😹

やること盛りだくさんだけど、しっかり1日ずつ自分なりに頑張っていこうと思います

明日から仕事はじめの皆さんも頑張りましょうー💪

いやもう、あ、あ、圧倒されっぱなしの180分。
『バーフバリ』のプラバース主演のSF超大作。楽しみにしてた甲斐があった。ハリウッド系では味わえない恐るべきヘビー級作品。

製作費が110億円らしい。
ハリウッドのメジャースタジオクラスでも年に何本かしかないレベル。

そもそもでインドの映画は毎回他の国の映画とは違う空気を纏ってくるが、これはさらにちょっと規格外のやつが来た。

どうやら前後編仕様だったらしい、見た目と予告編とプラバースのみで観る気満々になってしまっててその辺ちゃんとわかってなくて勢いで。
まさに『バーフバリ』。

話というか背景がスゴ過ぎる。情報量の大洪水。
宗教的な背景もあるからたぶん、全部分かれてない気もする。

でも、この驚愕の圧倒的なSFの世界観を、インドならではの、壮大で、ドッシリした濃厚で重厚で劇的な物語性と融合させていて、度肝を抜かれる。

『DUNE』、『マッドマックス』、『バーフバリ』、『スターウォーズ』とか、もう、舞台は国レベルを超えた地球や宇宙規模。
さらに“6000年”という途方もない時間軸を持ってきて厚みが尋常ではない。

6000年前に国を分つような戦争があり、その末に、“とある約束”が為される。
その約束のために、その約束を果たすために、殺されずに、6000年も生かされた男がいる。

それはこの戦争によって奪われた神の力と、その裏側で脈々と受け継がれ蔓延ってしまう闇の力が関係している。

そして、その闇が6000年後に、世界を包み込んでしまう。
その闇を打倒する唯一の“神の化身”がその時に転生してくる、、、その存在を守り抜け、と。

そんなとんでもない“とある約束”が成された6000年前と、もはや伝説と化してしまったその“とある約束”の兆候が現れた6000年後の世界の物語。

神々の戦いみたいな古代の舞台と、西暦2898年という未来の舞台の融合。インド、恐るべし。

そして、プラバース、やっぱり画面に映えまくる。
こんなとんでもない設定の中であっても埋もれることなく絶大なる存在感を発揮。

これぐらいキャラが立ってないと何を頼りに観て良いかわからない話なので、そういう意味でも頼れる大スター。

そして、この映画、特にこの前編では、プラバースに匹敵する存在感を放つ“身長2.5mのおっさん”が現れる。
何なら、この前編の時点では生身の強さだけならこのおっさんが最強。スゴいセンセーショナルで不死身の“ガンダルフ”、的な。

途中まで、プラバースの存在価値というか、彼は何のために何してるのか、ただただ“一攫千金で資金作って天上に行きたいだけのだらしない賞金稼ぎ”がなんなのか、、、と思って観てたら。

、、、さすが、プラバース。このおっさんを超えてくる。
そもそも、賞金稼ぎの時点でこのおっさんと渡り歩いてるのが理解不能なのだが、、、やっぱり只者ではない。

今回は踊りとかは少し抑え気味、多分、この前半はダークサイド寄りだから、やるなら後半に温存してる気がする。

そもそもで背景の厳かさが尋常ではなく、果てしない時を経ての壮大な物語なので、『バーフバリ』や『RRR』のような、劇的で“これだ！”みたいな突き抜けまくってるシーンは少ない。

少ない、というか、何なら“常にこれだ！”状態だから明らかに“これぞインド”のインフレ状態。
ドラゴンボールで言うならセルと戦うために「ずっとスーパーサイヤ人でいることに慣れておけ」みたいな作品。

もう、ほんとにずっと全開放。

“例のエキス”、、、ずっと何なの、何でそんなに欲しいの、と思ってたら、、、それは後編。

そんなモノと戦う宿命になっていくのか、プラバース。信じられないけど、きっと期待に応えてくれる。

あの小型AIロボ、良い感じで可愛い。
その他、プラバースにしろ、敵方にしろ、SFならではのガジェット感もワクワク。

やはり、インド、いろいろ何かに近い感じではあるけど、オリジナリティも忘れられていない超大作、、、の前半戦。

他にも色々書き留めておきたいことがあったけど、まだ頭の整理も追いついてない感じ。

、、、ところで、後半は、いつ、なのか。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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『matchypotterと映画の秘宝』
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作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
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