金鉱をめぐって繰り広げられるマフィアたちの死闘を描くアクションドラマ「KGF」の第二弾。
ヤシュが主演、シュリーニディ・シェッティがヒロインを演じ、ラヴィーナー・タンダン、サンジャイ・ダットらが共演。　

インドの裏社会でのし上がったロッキー（ヤシュ）は、コーラーラ金鉱（Kolar Gold Fields：KGF）を手に入れ、金の採掘を加速していく。しかし死んだと思われていたKGFの創始者スーリヤワルダンの弟アディーラ（サンジャイ・ダット）が生きており、KGFを奪還するために仕掛けてくる。ロッキーの唯一の弱点である恋人のリナ（シュリーニディ・シェッティ）を囮にするため誘拐し、リナの救出に一人で向かったロッキーは、アディーラの銃弾に倒れて瀕死の重傷を負う。その間にアディーラはインド西海岸のロッキーの仲間たちを襲撃していく....　　

インド映画の大ヒット作品「RRR」を抜いて、2022年インド国内興行収入 No.1のヒット作。
主人公の生き様が熱い！アクションが熱い！映像が熱い！音楽が熱い！セリフが熱い！それらすべてに圧倒される。
前作のロッキー兄貴の名セリフが本作でも蘇る。
「夢には限りがある　でも俺には限界がない」
「暴力　暴力　暴力　俺は好きじゃないから避けてる　だが　暴力が俺を好いてくる」
「俺もそのCOEだ　インドの！」
「世界は狭いよな　指先で転がせる」　
本作のオープニングは国によって禁止されているロッキーの物語が子供によって語り継がれるシーンで始まる。
ロッキーはKGFを拠点にして150万人の民衆と官僚たちを味方につけ、さらに上を目指す。
「俺の縄張りは世界だ！」　　
今回の好敵手はアディーラで、彼の伝説の剣とロッキーのハンマーが火花を散らす。
さらにインドの女性首相（ラヴィーナー・タンダン）がロッキーに宣戦のメッセージを送る。
「ビルマへの攻撃を通じ　世界に知らしめたい　もう許容はしない　こちらには軍事力が　必要とあらば　陸軍・海軍・空軍を総動員し　破滅させます」　
「その男について　書くことも読むことも禁じる　その男が歴史に存在した痕跡を一切残してはならない　これに逆らう者は排除する　一人残らず排除して構わない」　
クライマックスではロッキーが一人でインド艦隊とアメリカ艦隊、マレーシア艦隊に挑み、伝説が生まれる。
「水から火が生まれることはない　だが母親が流した涙は火を産み落とし　ロッキーの伝説を生み出した」
「ギャングスタ―は群れるな　あの人は一匹狼　たった一人で世界を制したモンスター！」　

2024.5　BS12で鑑賞（衝撃!笑撃!!Show撃!?映画祭・日本初放送・ノーカット版・吹替）

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• #「KGF第３章」

2023年7月20日＠Tジョイ京都
インド映画。ボリウッド、トリウッドなど国内に複数の映画製作拠点が存在しているインド。この作品は、日本では、あまり紹介されていないサンダルウッドが製作した作品で、パート2がインド国内で『RRR』を抜く興行収入を上げたと話題の作品。
「CHAPTER 1」が2018年制作で、この作品は2022年制作。日本では、同時公開されているが、製作期間が4年後。ただ、その間にコロナを挟んでいるので、実質のところは、未確認。
一応、これで完結かと思いきや、CHAPTER 3がプリプロとの情報もあるので、続編を製作するのかもしれない。

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後編！
現地では4年近く待たされた「chapter2」だけど、たった25分のインターバルで観れちゃうなんて！恵まれてるぜ！日本！でも「バーフバリ」みたいにクリフハンガー的なオアズケ状態ではなかったから、4年のインターバルでもまだ耐えられるかも。
「chapter1」での成り上がりストーリーから、今作は組織の首領（ドン）として“KGF”を率いての組織同士の抗争ストーリー。なので前作みたいな“兄貴無双”な展開はちょっと少なめ。
全編通して気になったのが、ヒロインの扱い。シュリーニディ・シェッティちゃん、メチャクチャ美人なんだけど、性格等々いろいろな設定が浅いし甘い。完全に添え物、賑やかし扱いで、とってつけたような恋愛要素を見せられても全然感情移入出来なかった。皆さまのレビューを読んでて初めて気づいたのだけど「chapter1」の踊りのシーンでもう1人登場してた美人さん、「バーフバリ」に出演してたタマンナーちゃんだったのね💦そんなヒロイン2人よりも、ロッキー兄貴のお母さんの方がよっぽど強烈なキャラクターだった。
2作トータル320分。午前中から見始めて、帰る頃にはもう夕方…っていうのは、我ながらちょっと引いた(苦笑)。

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