東京で俳優の仕事をしていたさえは、コロナ禍を経て俳優を引退する。新たな環境で出会う人たち、両親の老いに触れる瞬間、旧友の支え。人生の途中で、すとん、と腹に落ちた瞬間。自分にしか聴こえない音。
東京の下町にある染色工場で働く女性・塚山渚。大学教員の沢木浩孝と付き合っているが、ある日、彼が故郷の長野にある大学へ赴任することになった。これを機に、ふたりは別れを選択する。渚は、彼に抱い…
>>続きを読む横浜の自動車整備工場で働く隆太郎は、関わること全てに諦念を抱く無気力な男。無駄話に興じる職場の先輩や後輩。ガールズバーで出会った女の子。誰にも心の内を語らない隆太郎は、周囲からも変わり者扱…
>>続きを読む事故で視力を失った西村芳則(木村知貴)は、小さな港町で、ときに伯母(内田春菊)に面倒を見てもらいながら生活している。かつて同じ通りの家から一緒に通学していた同級生の大畑(高見こころ)は、東…
>>続きを読む30歳を越え、映画監督として壁にぶつかっている藤井薫。薫の事を若い時から支えていた、女優の宮崎寧々。ある日突然、寧々から告白を受ける。「藤井くん、私、結婚します」その早朝、必死に脚本を書く…
>>続きを読むゆみ子は12歳の時に祖母が失踪するという過去を持つ。25歳になったゆみ子は夫・郁夫と息子との平和な日々を送っていたが、ある日突然夫が列車に飛び込んで自殺してしまう。 5年後--愛する人を次…
>>続きを読む競争社会の中で自分を見失っていた女性が“ランニング”と出合い、人生の新たなる一歩を踏み出していく。注目の新人女性監督ハン・ガラムの繊細でヴィヴィッドな演出が高い評価を受けた韓国インディーズ…
>>続きを読む取り壊しが決まった団地で、祖母と母の親子3世代で暮らしている照子。高校卒業後は、地元で母と一緒に働いていたが、大学進学のため、もうすぐ上京することが決まっている。そんなある日、照子の元に長…
>>続きを読む©︎2025 Rikako Watanabe