故郷を捨て東京の建設会社で働く宮嶋大翔は花屋で働く双葉と出会い恋人に。元号が平成から令和へと変わろうとも2人で変わらない日々を過ごしていた。しかし、アパートの取り壊しや身近な人の死が徐々に生活への変…
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「(後ろの卓で醜くはしゃぐグループを横目で見ながら)ああいう人生よりよかったとおもう?」
「あれよりは絶対ましです」
「でもさあ こんな仕事何年続けてても人生変わんねえぞ なんでましだとおもう?」
…
鬱屈した雰囲気なのに深刻さが伝わってこない映画。
ずっとこっちは凪いてました。
だから、ラストに彼女が落涙しても無風。
こういう人間の機微を描いてるような映画なのに何も感じない自分って?
「…
初速がえぐい。いつのまにか恋人同士になってる。なんだコイツら、と思いながら気づけば人生の切迫感が観てる側に伝染する。履歴書に「令和」と書くところを「平成」としてしまうくだりは社会性に振り回される個人…
>>続きを読むアメリのような美貌と可愛らしさと愛嬌のある双葉と、侍のように動かない表情、人と密に交わることを嫌っているように感じる大翔。この2人が結婚を意識せざるおえない年齢的で同棲しているということが信じられん…
>>続きを読む新宿のシネマカリテで上映されてた時にポスターを見て、何となく好きそうと思って結局観られないまま上映終了してしまったんだけどJAIHOに来たので観てみた。
物語の筋としては、特に映画的な大きな出来事…
否応なしに過ぎていく日常。
その日々に翻弄され、身近な人に寄り添えず、自分が分からなくなる時もある。
理想や幸せと現実のギャップ
その切り取り方はリアリティのあるものだったし、共感できる。
止まって…
(C)映画『この日々が凪いだら』製作委員会