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『地獄のSE』に投稿された感想・評価

真綿

真綿の感想・評価

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 「すべての生命体が〈内的な〉理由から死ぬ、すなわち無機的な状態に還帰するということが、例外のない法則として認められると仮定しよう。すると、すべての生命の目標は死であると述べることができる。これは、生命のないものが、生命のあるもの以前に存在していたとも表現することができる」(S.フロイト「快感原則の彼岸」中山元 訳『自我論集』ちくま学芸文庫、162頁)。

 チワワの人形がチワワとして扱われるように、子どものごっこ遊びめいた世界としてあるこの映画の中で無機物と有機物は等しく生きており、また生きていない。

 殺す人間と自殺する人間、サディズムとマゾヒズムはいずれも死の欲動に貫かれているが、そのことによってこそむしろ不自然でぎこちなく生き生きとした生の営みとして有り得ることができている。この映画において有機体を有機体足らしめているのは何より言語使用であり、発話行為を行わず運動性にも乏しい無機的ないわゆる「モブ」とは明確に区別されている。

 「殺す人間」が地球儀を振り回し踊る姿は『独裁者』のチャップリン=ヒットラーそのものだが、ここでは虐殺とは死と静止の平和を志向するナルシシズム-ファシズムとしてある。「殺す人間」は他者を等しく自らと同じ状態に置くための有効な手段として人を殺す。このような死の欲動の充足は、生から死への生成変化が不可逆ではなく、ゆえに有機物と無機物との差異が曖昧なフィクションの中でしか成立し得ないものであることについては言うまでもない。

(眠くなってきたので「自殺する人間」のナルシシズムがこの映画の中でどのように現れていたかについてはまた後ほど追記)
カナザワ映画祭2023
み

みの感想・評価

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すごくて、言語化を頑張ろうとしてる。好きな映画でした