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地獄のSE
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地獄のSEの作品紹介

地獄のSEのあらすじ

中学生の天野モモ(14)は電車の中で町に狂いの雰囲気が解き放たれる瞬間を目撃するが、天野は恋に忙しかったため気に止める余裕がなかった。天野の想い人である早坂にに子(14)はその狂いの波に乗る。海が近くなった町で、中学生たちが恋をして愛をしなかったりします。

地獄のSEの監督

川上さわ

原題
公式サイト
https://www.hell-of.se/
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
72分

『地獄のSE』に投稿された感想・評価

3.5
【SEな世界】

僕は、言葉の意味や文章の脈絡をかなり気にする方だ。

この作品は、中学生を主人公に、自分たちや、それを取り巻く大人の社会がどんななのか、とても辛辣な皮肉も込めて作られた作品なのだと思う。

まあ、面白いか面白くないかは別にして……ね。
それに臭いを嗅ぐ場面は生理的に僕は受け付けなかったけどね。

この「地獄のSE」の”SE”とは、システム・エンジニアリングのことじゃなくて、おそらくサウンド・エフェクトのことじゃないかと思う。当たり前か!?

この中学生たちが話す言葉や内容は、脈絡がおかしかったり、論点がズレたり、話しが飛んだり、おかしげだ。
ただ、気持ちは分かる気もしないではない。

しかし、何らかの気持ちの変化を、大人も含めて誰も気にしていないように見えるし、当の中学生達も自分自身の気持ちだけが前に出てしまって、ぜんぜん噛み合っていないのだ。

そう、まるでSEを誰も気にしないと同じような感じじゃないか。

そもそもが色々なことに無関心でもあるし、ある種の臭いに執着するのは妙な個人的なフェチを表しているんだと思うし、他人事なんてどうでもいいってことのようにも思える。

大人が、中学生の恋愛(同性愛も含めて)なんて…!ってバカにしてるのも実は似たようなものかもしれない。
本人たちにとってはとても大切なテーマだし、心は苦しいのに。

そして、もうひとつ怖いなと思ったのは、途中から気になっていた、教室の机の花だ。

多くの生徒が亡くなっていることを示唆しているのだが、花を飾っても周りも心から気にしてる様子はない。

中学生にとっても自殺は当たり前のことになっているんじゃないかと背筋が寒くなる気がする。

大人は本当に子供の命に真剣に向き合っているのか。

まあ、ただ、映画としては意図した演出なのかもしれないが、全体として雑な感じがするは僕だけじゃないと思う。

そして、メッセージとしてこれが届くのも決して容易じゃない気もする。
3.6
 強烈な映画体験。中学生たちが恋をして愛をしなかったりしますの言葉に顕著なように、今作は恋と愛の違いを知らない中学生たちが、愛を知らぬままうっかり恋へと傾倒して行く。その姿は真にカルトなスタンスで、「スキです」と伝えるよりも、彼女の使用済みナプキンに付いた夥しい血の鉄の匂いを嗅ぐ14歳の中学生がいる。天野モモ(綴由良)の中学生にして何かを悟ってしまったようなスタンスには100%共感出来る筈も無い。男というのは元来、血に弱い。経血も鼻血も夥しい量の血液が体内から外の世界へと流れ出るが、それが直接的な「死」には繋がらない。大変不謹慎な物言いにはなるが、出血多量死する人間とは明確に違う計画的な出血が経血にも鼻血にも表現される。翻って誰が血塗れになるのか問題は取り残される。おそらく自殺する人のショッキングな在り様も、大量出血がなければ気に留められることもない。飛び降りや鬱血死も人間の死そのものなのだが、あくまで内々の死に留まるのだ。

 然しながら若干23歳である川上さわ監督の新作には、あの衝撃的な予告編ほどには説得されなかったのも事実ではある。この内容ならば監督の「ひとりよがり」ではないか。映画的な快楽で申し上げれば、島倉が亡くなってからの展開が真に凡庸でつまらない。後半はまるで人間の生と死とがシニシズムの中でほとんど同じに扱われる。またどうして女性キャストに男性役をやらせたのかも疑問である。だって男性役の台詞回しが明らかに女の子だから。この当時の男の子は女の内臓から飛び出す匂いなんかにまるで興味はない。『地獄のSE』のSEを私はシステム・エンジニアだと誤解したが、「サウンド・エフェクト」だと言う。そうだよな、システム・エンジニアの訳はないと思ったが、ある意味人生を定められる前のモラトリアムな時期の足掻きとしては微笑ましく感じられる。監督の川上さわさんは山中瑤子監督の処女作『あみ子』の影響を受けたというが、なるほど『あみ子』との類似性は随所に感じられる。然し乍らここに提示される日記映画的な投げっぱなし感は数年前の『あみ子』の世界線とはまったく違う様相を呈する。ただこの歳で、言語化出来ない自身のモヤモヤのようなものを、こうして映画として完成させた事実は尊い。
菩薩
1.0
よく言えば古屋兎丸と言うか後期ガロもしくは初期アックス以外の栄養素を遮断された状態で遅めの思春期を迎えた人間が自殺する代わりに撮った最後っ屁みたいな映画なのだが、逆にこれを恥ずかしいと思わない感性やらこれで人から金取ってもいいと思えるメンタルの強さがあれば絶対に自殺しないと思うから頑張って欲しい。ものすっごい静かな映画だからものすっごい静かに映画を観ることが出来ない人は観にいかないほうがいい、わざわざ個包装の飴ちゃん食ってるデブメガネとかグミ食ってないと落ち着かないらしい多動髭メガネとか何よりずっとイビキかいてるか咳払いしてるかだった腐りおっさんとか、それ含めての地獄のSEなのかとも思ったが。こう言うのはYouTubeとかに無料であげて柳下毅一郎界隈みたいな極狭ーいコミニュニティの中でヨシヨシされるにとどめた方がいい、ほとんどうんこと一緒なんだから特殊性癖持ってない人に見せちゃダメ。関係者にとっての黒歴史にならない事だけを願っている。あまりにつまんなくって途中で謎に胸筋吊った。いがらしみきおがコメントしてんのはなんか分かる、ぼのぼのしか知らなければなんでやねんとなりそうだが。結局のところ大森靖子周りとかミスiDとかに興味ない人からしたら全く不要だと思うが、そう言う人の需要を満たさんなら良いんじゃないの、ただこれを過剰に持ち上げるなら断固として叩き落とす、舐めんな。

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