政治風刺のブラックなコメディ。なのだけど正直かなり寒い。毒も笑いもアイディアも足りてない。別に現実が舞台でなくても成功している例はあるわけだから親和性の問題ではないはず。マイケルムーアはフィルムメイカーではあってもコメディアンではないのかもな。

「大進撃」と間違えて視聴。
初期の頃のマイケルムーア作品で、社会風刺てんこ盛りのコメディ映画。
人気のない大統領が支持率をあげるため、戦争をしようとするも、仮想敵国を隣国カナダにするという設定。
相変わらずのアイロニカルで部分部分は面白いけど、全体としてはいまいち。
「特攻大作戦」やら「太平洋航空作戦」のパロディもあって（そのあたりを押さえている映画ファンも少ないと思うんだけど）楽しかった。

Prime Video
MGM　日英音声字幕なし